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フライペーパー!ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の脚本家コンビ、ジョン・ルーカスとスコット・ムーアが再びタッグを組んで手がけた脚本を『ドラゴン・キングダム』のロブ・ミンコフ監督が
近距離恋愛』のパトリック・デンプシーの主演で映画化した犯罪コメディーです。


出演はその他に、アシュレー・ジャッド、ティム・ブレイク・ネルソン、メキ・ファイファー、オクタヴィア・スペンサー
監督:ロブ・ミンコフ

+++ちょいあらすじ
閉店間際の銀行を3人のハイテク武装した銀行強盗チームが襲った。ところがそこにTシャツと短パン姿で覆面もせずにATM狙いの強盗コンビも現れ鉢合わせしてしまう。強盗同士が一触即発の状況の中、大量の小銭を両替に来た怪しげな男トリップが金庫とATMとそれぞれ目的が違うのだから相手を気にせずそれぞれの計画を進めればいいのではと妙な提案をし強盗たちもとりあえず納得してしまうが・・・
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ハイテク強盗団vsおバカ強盗コンビvs人質グループの三者の熾烈でバカバカしい攻防劇かと思いきや、強盗団はどちらもマヌケで人質の一人の男トリップが主人公として物語を引っ掻き回して予想もつかない展開を巻き起こしていくドタバタなサスペンス・コメディ劇でした。

正直なところ大笑いを期待してしまっていたので笑いとしてはちょっと物足りなさはありますが、コメディとしてはまぁ中笑いかな?ブラックコメディ調なのでシニカルさを楽しむタイプなのかも。密室化された銀行内で次々に起こる予想外な出来事が次第に終盤ミステリアスな様相を呈していく辺りはなかなか面白かったです。

パトリック・デンプシーが演じるトリップは風変わりで飄々としたキャラで最初から最後まで怪しいままなものですから、その正体が掴みきれずに最後まで彼に振り回されてしまうことになるんですよね。トリップはなんだかんだとキレ者でして、鋭い洞察力で推理をしてみたり、巧みな話術で強盗団を懐柔しちゃったりと、実はFBI捜査官か何かじゃないかと思うような機敏な活躍をちょこちょこ見せるのですが、その一方で実はダークサイドの人間なのかも?と思わせる節もあったりして油断出来ない存在なのです。そもそも冒頭でのあのややこしい両替は何のためだったんでしょうね?

結局、最後は誰もが怪しく見えてしまいもはや誰が黒幕かなんてさっぱりわからず予想もつきませんでしたけど、黒幕の正体とはまた別にちゃんとオチが二段階で用意していたりするところはグッドアイデアでした。さすがにトリップには何か秘密があるんだろうなとは思ってましたけど、まさかまさか、あの人が、そんなこと企んでいたとは・・・(笑)。


強盗度★★★