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ホワイトハウス・ダウンわりと最近とてもよく似た題材の映画を観たばかりのような気がしますが、もちろんジェラルド・バトラー主演の『エンド・オブ・ホワイトハウス』のことなんですけど、こんな偶然ってあるんでしょうか?どこかのタイミングで企画や脚本が流出したとかあったんじゃないかと邪推しちゃいますけど、とりあえず先日観たばかりの『マジック・マイク』でのチャニング・テイタムが好印象だったこともあって何気に楽しみになってきたところです。


出演はその他に、ジェイミー・フォックス、マギー・ギレンホール、ジェイソン・クラーク、リチャード・ジェンキンス、ジョーイ・キング、ジェームズ・ウッズ、ニコラス・ライト、ジミ・シンプソン、マイケル・マーフィ、ラシェル・ルフェーブル
監督:ローランド・エメリッヒ

+++ちょいあらすじ
議長の警護を務める議会警察官のジョン・ケイルは官邸マニアの娘エミリーが憧れるジェームズ・ソイヤー大統領のシークレットサービスの面接に挑むもあえなく不採用に。しかしエミリーに不甲斐ないところ見られたくないジョンはそのままホワイトハウスの見学ツアーに参加する。ところがその最中に突如大爆発が発生、同時に謎の武装集団が突入しホワイトハウスは占拠されてしまう・・・
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まさかこの映画を観に来て泣かされることになるなんて予想すらしてませんでした。メチャメチャ面白くて大興奮。さながら『ダイ・ハード』のホワイトハウス版大スケール作品ってところでしょうか?

ストーリーは大胆かつ綿密。ド派手な展開やダイナミックなアクションに圧倒されながら、緊張感あるスリリングな展開に息を飲みハラハラドキドキさせられ、そんな緊張感ある状況下でちょいちょい織り込まれる小ボケに笑わせられるという娯楽濃度の高い内容なんですね。振り返ってみれば巧妙に仕組まれた数々の伏線の生かし方、その収束が巧いんですよね。

ホワイトハウスのガイドツアーによる説明という形で大統領専用リムジンのスペック、テニスコートやシェルターの存在。はたまた都市伝説的なマリリン・モンローとの密会のために作らせたという秘密の地下通路。そして米英戦争で火災した旧官邸の絵画などなど盛りだくさん。主人公ジョン・ケイルの娘エミリーが官邸マニアという設定も巧かったですし、普通なら端役や捨てキャラ扱いで終わりそうなガイド男性の活躍もお見事です。二人ともストーリー上とても重要な役割を果たすところに痺れるんですよね。

劇場予告編では派手なシーンばかりなので観る前はよくありがちの対テロリストとの戦いを描くアメリカン・ヒーロー・ムービーくらいに思っていましたけど、実際にはドラマは二転三転と目まぐるしく動き、大事件の裏側にはさらに大きな陰謀が潜んでいるという、とてもよく練られた感の深みのある脚本なのです。ジェイミー・フォックスが演じるソイヤー大統領は平和主義者でイランとの和解を実現しようとしているなんてなかなかお目にかからない設定ですよね。

マジック・マイク』で私の好感度を上げたチャニング・テイタムは今作でさらに好感度上げることになりました。チャニング・テイタム演じる主人公の議会警察官のジョン・ケイルはもう一人の主人公である大統領ジェームズ・ソイヤーを守るためにテロリスト相手に果敢に戦うわけですが、しかしその最大の目的は正義のためというより最愛の娘エミリーを助けることであって、正義感もさることながら父親として戦う姿に引き込まれていくのです。

そしてその父親に呼応するようにエミリーもまた大活躍をするのですが、あのラストシーン、エミリーは間違いなくヒーローでしたね。彼女のあの見事な機転と行動に心の中で拍手を送りながら涙腺も緩んでいました。

そうそう、そういえばあの人は大統領に任命された直後に妻に電話がどうとか言ってましたもんね。あのドンデン返しはさすがに予想外の驚きでした。これで全て決着無事解決と思ったところにまだまだ続きがあることがわかったときは一瞬戸惑いましたけど、そこにまたちゃんと意味を持たせているところ巧いですし、おかげでジョンがエミリーをヘリに同乗させるところでまた涙腺が緩んでしまったのでした。


救出度★★★★★