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ガッチャマン1970年代に放送され人気TVアニメとなったタツノコプロ制作の「科学忍者隊ガッチャマン」が実写化されSFアクション・ヒーロー・ムービーとして甦りました。予告編はTVアニメとはだいぶ異なる雰囲気でしたが、大鷲の健、コンドルのジョーといった呼び名は今作でもあるのでしょうか?個人的にはこのフレーズ聴きたいんですよねェ。

出演はその他に、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平、初音映莉子、光石研、中村獅童、岸谷五朗
監督:佐藤東弥

+++ちょいあらすじ
21世紀初頭、謎の侵略者が地球に襲来し僅か17日間で地球の半分が壊滅的な状態となりギャラクターなる者たちの支配下に置かれてしまう。人類はギャラクターに対抗する手段として不思議な“石”の力を引きだせる適合者としての子供たちをISO(国際科学技術庁)の南部博士のもとで究極の兵器として育成し、十数年後ついに5人の若者たちが実戦に配備される・・・
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そういえば「ラジャー」という言葉を覚えたのってTVアニメの「ガッチャマン」だったんですよね。

先ず本編前に『おはよう忍者隊ガッチャマン』短編作品があって前座的に笑わせて頂きました。朝の情報番組内で放送しているのはたまに観たことあります。

そしていよいよ本編です。うーん、予想はしてましたけどTVアニメとはだいぶ異なるような世界観なんですね。物語は21世紀初頭から始まります。謎の侵略者ギャラクターの襲撃によって地球の半分が支配されてしまいます。ギャラクターは特集なシールドを装備し人類のあらゆる兵器を防御するのです。しかしある石の力が敵のシールドを打ち破れることがわかり、その石に適合する子供たちを探し出し究極の兵器として育てあげ彼らに地球人類の未来を託すのです。

私が気になっていた鳥になぞらえた称号はバッサリ省かれてましたね。マントも着けてませんでしたし。メカには乗らずスーツであれほどの飛行が出来るのはスゴイですけどジュンのコスチュームはやっぱり白ベースにしてほしかったかも。それにしても彼らの能力はあの石によるものなのかハイテクスーツなのかどっちなんでしょう?合わせ技?

特撮ヒーローのSFアクション映画として大スケールで迫力もあり大作感たっぷりでビジュアル面では観応えありましたが、それに相反してストーリーは軽く浅くで観応えが薄くアンバランスかなと。そもそも元は子供向けのアニメと言ってしまえばそれまでなんですけど、映画としてはどういう客層を狙ったものなのかしら?と。旧アニメのコア層を考えればもっと大人の味付けでもヨカッタように思うのですが、このキャスティングからして狙いは違うのでしょう。予告編や宣伝ポスターの印象はダークネスで重量感があっただけに残念ながら期待ハズレその点では紀里谷和明監督の『CASSHERN』は狙いやコンセプトは悪くはないんですよね。

特に私が不満だったのはベルクカッツェの扱いです。ストーリーの展開としてあの人がベルクカッツェになるのはわからなくもないですが、その直前まで中村獅童さんが演じるイリヤが悪役として物凄い存在感を放ち大物感たっぷりだっただけに肝心の大ボスキャラがとても小さく感じてしまうんですよね。初音映莉子さんはいい女優さんだとは思いますけど、悪の首領的な迫力はないでしょう。もっとドSな女王様キャラな女優さんが合ってると思うし、あの流れでいくなら健とジョーとナオミの過去のエピソードや三角関係をもっとしっかり描かないと感情的に盛り上がっていかないですよね。

総裁Xの存在が完全スルーされちゃってましたけど、ひょっとして総裁XをウィルスXに置き換えているのかな?たぶんそうなんでしょうね。最後の最後にようやく科学忍法火の鳥がでてきて溜飲を下げましたけど、伏線をどこかで張っておかないとこれが初めての『ガッチャマン』な方には唐突すぎるのでは?(笑)。だったらせめてオリジナルの主題歌を使ってほしかったァ。

エンドロール後のラストエピソードってあきらかに続編を意識したものですよね?



活劇度★★★☆