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クロニクル超能力を手にした高校生たちが思いもよらぬ事態を引き起こす様子をファウンドフッテージ・スタイル(第三者が未編集素材を発見したというていのいわゆるモキュメンタリー)で描いた青春SF・サスペンス・ムービーです。何でも新人ジョシュ・トランク監督がメガホンをとり低予算ながらも全米初登場1位の快挙を成し遂げたという本国話題作。主演は『欲望のバージニア』のデイン・デハーンです。


出演はその他に、アレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダン、マイケル・ケリー、アシュリー・ヒンショウ
監督:ジョシュ・トランク

+++ちょいあらすじ
ある夜、友人で従兄弟のマットに誘われパーティに参加した高校生のアンドリューはマットの友人スティーブと3人で不思議な穴を見つけ探検した。そこで謎の物体に触れた彼らは念じるだけで物を動かせてしまう不思議な能力を身につけてしまった・・・
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面白かったァ、クライマックスはまさかまさかの衝撃的かつ笑劇的な展開でしたね。これはたしかにセンセーショナルなスマッシュヒット納得の出来栄えッ。しかも低予算でアイデア勝負なところになおさら惹かれてしまう作品ですね。

ひょんなことからテレキネシスの能力を手にしてしまった高校生のアンドリュー、マット、スティーブの3人。その能力の使い方を修得していった彼らはやがては空を飛べるほどになりさらなるパワーアップを果たしていきます。特に父親から虐待され孤独だったアンドリューの人生は一変し自信を得た彼は生き生きとしていくのですが、次第にその巨大な力に彼の心は惑わされついには暴走していくのです。

イタズラやユーモアで済んでいるうちはヨカッタのですが、何とも恐ろしい事態になってしまうんですね。彼らも自身の能力の危うさは自覚して人に対しては用いないなどルールを定めてはいたのですが、頂点捕食者として目覚めてしまったアンドリューにはもはや理性のブレーキは効かなかったようです。

流行りの主観映像スタイルでしたが、ドキュメンタリータッチなことは特には気にしてはいないようなのでわりと普通の感覚で観られるドラマです。カメラの存在に拘っているのは序盤くらいなのですが、何故かとそれは言えば超能力を手にした主人公たちがその力でカメラを操り撮影するていなのでクレーンや空撮どんなアングルもアリなのです(笑)。

最近のネット上で特撮風の写真や映像がちょっとしたブームになりましたけど、感覚的にはその映画版みたいなものしょうか?やっていることは自主製作映画のノリに近いものがありますが、低予算ながらも本気で作った気概の感じられるんですよ。

もちろんハイバジェットの大スケールなSF映画と比べればチープ感は否めませんが、この映画はむしろスケールの小ささを楽しむべきなのかもしれません。高校生たちの日常が突如SF化してしまうこの世界観はとてもマンガ的な発想なんですけど、その中で描かれていく超能力を手にしてしまった主人公たち若者の恋や悩み、不安定なその心理にリアリティがあるからこそ引き込まれてしまう物語なのです。



堪能度★★★★

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