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パッション『殺しのドレス』『ミッション:インポッシブル』などで知られる巨匠ブライアン・デ・パルマ監督が『トゥ・ザ・ワンダー』のレイチェル・マクアダムスと『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のノオミ・ラパスを主演にフランスのスリラー映画『ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて』をリメイクした官能クライム・サスペンス・ムービーです。

出演はその他に、ノオミ・ラパス、カロリーネ・ヘルフルト、ポール・アンダーソン
監督:ブライアン・デ・パルマ

+++ちょいあらすじ
大手広告代理店のベルリン支社で部長を務めるクリスティーンはニューヨーク本社への復帰の機会を虎視眈々と狙っていた。ある日、部下のイザベルと二人で新作スマートフォン“オムニフォン”のプロモーション企画に奔走していたクリスティーンはイザベルと彼女アシスタントのダニが発案したアイデアがプレゼンを成功させるとその手柄を横取りし・・・
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古典文学を現代風にアレンジしたような雰囲気の昼ドラ愛憎サスペンス劇でした。宣伝で謳っているほど官能的ではなくその点はちょっと期待ハズレでしたが、主人公二人の出世欲と男が絡んでのネチネチドロドロの愛憎関係はまるでコッテコテの昼ドラを彷彿させるものがあってなかなか面白かったです。

ただ復讐劇となるサスペンスな展開が終盤まで身を潜めていてそのままクライマックスへとなだれ込んでいく形になるので、この終盤は同じ登場人物だけど違う物語を観ているような感覚になるんですよね。フランス語も急に増えますしね。

この映画の魅力は何といってもレイチェル・マクアダムスが演じるクリスティーンの悪女っぷりでしょう。部下の手柄は当然のように横取りするわ、恋人の横領が発覚しそうになればあっさり見捨ててしまうし、その恋人と部下の情事をビデオで鑑賞して笑いものにするわ、野心の塊の超自己チューな悪女なのです。そこで翻弄される部下イザベルに同情したくなるところですが、演じているのがノオミ・ラパスだけにそんな感情は全く沸かないどころか、きっと何かやらかすに違いないと不穏な空気を感じてしまうんですよね。結局案の定でしたけど。このイザベル役、ノオミ・ラパスではなくレイチェル・マクアダムスと極端な対比になるような清楚で可憐なイメージの女優さんのほうがヨカッタのではないでしょうか?なんてたってあのリスベットなのですから、やられたやりかえすでしょう。倍返しどころじゃなくて(笑)。

それにしてもあんなろくでもない社員ばかりが中枢にいる支社で大丈夫なんでしょうか?あんな会社に宣伝してもらわなければならないPanasonicさんが気の毒でなりません(笑)。

そうそう、クリスティーンの部屋に飾られていたラーメン店の風景画。あれってセレブ的にお洒落な作品だったんでしょうか?


復讐度★★★