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死霊館『ソウ』シリーズや『インシディアス』を手がけたジェームズ・ワン監督が『インシディアス』のパトリック・ウィルソンを再び主演にして1971年にアメリカで実際に起きた奇怪な事件をモチーフに描いたホラー・サスペンス・ムービーです。

出演はその他に、パトリック・ウィルソン、ロン・リヴィングストン、リリ・テイラー
監督:ジェームズ・ワン

+++ちょいあらすじ
1969年のアメリカ。心霊学者のエド・ウォーレンと透視能力を持つ妻ロレイヌ・ウォーレンは悪霊が取り憑いた不気味な人形に悩まされる家族の相談に応じ無事解決へと導く。アナベル事件と呼ばれるその事件をはじめその後も数々の心霊現象を解決してきたウォーレン夫妻だったが、40年もの間、そのあまりにも邪悪すぎる出来事のためこれまで極秘にしてきた事件があった。それは1971年アメリカ・ロードアイランド州。両親と娘の7人の家族の身に起こった恐ろしい事件だった・・・
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これはメチャ怖かったァー、そして面白かったです。結末にこんなにも安堵して感動を味わえるなんてホラー映画ではなかなかないことですよね。タラちゃん監督がマイベストに選出されただけのことはある秀逸な作品でした。

物語は主舞台は1971年のアメリカはロードアイランド州です。長閑な自然に囲まれた古い一軒家に引っ越してきた両親と娘5人のペロン一家。ところが夜になると子供たちの周辺で奇怪な現象が起き始め次第にエスカレートし深刻さを増していったことから母キャロリンは心霊学者として著名なウォーレン夫妻に助けを求めるのです。

この作品、実話ベースというのはハッタリではありませんね。とても丁寧に描かれていく物語には映画的に大きな説得力があり信憑性が感じられてしまったのです。私は心霊現象は好きだけど信じてはいないというタイプなのですが、これは映画的に信じてあげてもいいかも(笑)。心霊学者の妻ロレイヌ・ウォーレンと夫エド・ウォーレンの考察と行動には彼らなりの理論がきちんとあって、心霊現象を分析し本物であれば背景までしっかり調査をすることで物語そのもののリアルなディテールが際立っていくのです。

もうね、冒頭の1969年の演技アナベル事件からして怖いんだもん。あの時点でこの映画スゴイかもって予感がしてきたんですよね。この映画、特に何がいいかと言えばカメラワークとギミックの使い方が実に見事なんですよね。物語そのものは王道系と言える古典的正統派なホラーストーリーなんですけど、実際にあった出来事を刻々と再現していく演出はとても臨場感があってそれはこの恐ろしい出来事を疑似体験しているかのようでした。

それからね、子役たちの演技も素晴らしかったんですよね。ホントに恐怖を体験したかのような迫真の演技がこの物語により現実感を与えていたのは間違いないでしょう。

エンドロールで映し出される実際のウォーレン家族、ペロン家族の写真や新聞記事がまたこの物語の真実味をいっそう増すわけですが、最後に全部ウソでした、なんてオチだったらそれはそれでスゴイかもとちょっぴり期待しましたけど、どうやら全て本物の写真だったみたいですね。

悪霊の行動は、出没、攻撃、憑依とこの三段階で構成されているとのこと、勉強になりました(笑)。


恐怖度★★★★★