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グランド・イリュージョン『トランスポーター』シリーズのルイ・ルテリエ監督がメガホンをとり、プロマジシャンとして有名なデヴィッド・カッパーフィールドの協力を得て製作したというサスペンス・スリラー・ムービーです。ハイテクのマジックを駆使して瞬く間に大金を強奪する4人のマジシャンと、彼らを追う捜査官たちのスリリングな攻防を描く物語です。予告編は一度もお目にかかれなくて映画ポスター見てもどんなお話なのかピンとこなかったのですが、あらすじ読んだら面白そうで観に行ってきちゃいました。

出演はその他に、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、メラニー・ロラン、アイラ・フィッシャー、デイヴ・フランコ、コモン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、マイケル・ケリー、デヴィッド・ウォーショフスキー、ジョゼ・ガルシア、ジェシカ・リンジー、ステファニー・オノレ
監督:ルイ・ルテリエ

+++ちょいあらすじ
謎めいたタロットカードのメッセージによって集められた4人のイリュージョニスト、ダニエル、メリット、ヘンリー、ジャックはフォー・ホースメンというグループを結成しラスベガスでショーを行う。そこで一人の観客を彼が口座を持つパリの銀行へと瞬間移動させるとそこにあった大金を奪う客席にばらまくという度肝を抜くようなイリュージョンを披露し喝采を浴びる。しかし、消えた大金の行方を追ってFBI捜査官のディラン・ローズとインターポールのアルマが捜査に乗り出し容疑者としてフォー・ホースメンを捕らえるが・・・
+++

ウーン、滑り出しは上々でイリュージョンにも魅せられたんですけど、結局はものすごい消化不良状態に陥っていきました。結末に全然スッキリしたものがないんですけど何故なんでしょう?

コレってツッコミどころ満載じゃないですか?ド派手なイリュージョン自体は観ていて面白かったですけど、この映画の場合は合理的でリアリティある種明かしがあってこそ醍醐味となるように思う思うんですよね。でもそこを手を抜いたらただのご都合主義かと?それとも全ては超能力者や魔法使いによるファンタジーってことなんでしょうか? それが可能ならどんなイリュージョンだって可能ですけど(笑)。

仮にイリュージョンに合理的なトリックがあって説明出来たとしてもですよ、たった4人であれだけの大仕掛けを準備するって物理的にムリじゃないですか?倉庫に巨大な鏡とかビルの屋上にホログラムの仕掛けとか、いつ誰がどうやってって準備したのか気になってしまうんですよね。

実は序盤ちょっとだけ睡魔に襲われ眠りに落ちてしまったんですけど、パリの銀行から大金を盗んだイリュージョンの種明かしってあったのでしょうか?瞬間移動ってどうやって?ジャックのオチは全く予想通りでしたけど、いくらなんでも成功率の低いハイリスク過ぎる作戦ではないでしょうか?

そもそもあのハイテクってどなたのテクノロジーなの?あの黒幕さんのってこと?そこも説明が全くなされてないだけに現実味に乏しいんですよね。要するにこの物語の世界観に現実感を与えるような説得力が大きく欠落しちゃってるんですよね。物語そのものにはスピード感があるので、観ている間はそこまで深く考えませんけど、こうして感想にかくとなるととても気になってしまうんですよね。

とりあえずジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、マーク・ラファロ、モーガン・フリーマンといった画的にも生えるスター俳優揃いだったのは救いだったかも。作品的にも重さが感じられたので飽きずに観ていられましたからね。

4人を集めた人物の正体がわかった上で物語を振り返るととんだ茶番劇を観せられていたような気もするんですけど?もしかして、あの黒幕の人物というオチがミスディレクションの仕掛けとでも言いたかったのかな?

マジックとしてはメリットの「フリーズ」が一番納得いきました(笑)。


娯楽度★★