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ボディ・ハントハンガー・ゲーム』のジェニファー・ローレンス主演によるサスペンス・スリラーです。数年前に殺人事件が起きた家の隣に母と共に移り住んで来た女子高生が体験する恐怖を描く物語。原案は『ターミネーター3』のジョナサン・モストウ。監督は『監禁ハイウェイ』のマーク・トンデライです。

出演はその他に、マックス・シエリオット、ギル・ベローズ、エリザベス・シュー、ノーラン・ジェラード・ファンク、エヴァ・リンク、ジョーダン・ヘイズ、クリスタ・ブリッジス、ジェームズ・トーマス、ジョイ・タナー
監督:マーク・トンデライ

+++ちょいあらすじ
高校生のエリッサは両親の離婚を機に母とシカゴから郊外の一軒家と引っ越してきた。数年前に隣家で殺人事件が起きたために格安で借りられた物件だったのだ。その隣家には親戚によって育てられたライアンが一人で暮らしており、周囲の人々からは数奇な目で見られていたが、エリッサはひょんなことから親しくなっていき・・・
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死んだと思っていた殺人鬼が実は生きていた。というありきたりのお話かと思いきや、実はそうではなくて意外な展開へと運んでいくところはなかなか面白かったです。観終えてしまえば後にも残らない平凡な映画なんですけど、観ている間はそれなりに楽しむことが出来ました。

主人公は17歳の高校生エリッサ。彼女が母と共に住み慣れたシカゴから引っ越してきたのは森に囲まれた郊外の一軒家です。数年前に隣家で殺人事件があったことから格安の値段で借りることが出来たのです。その事件とは娘キャリー・アンが両親を殺しその後の消息は今も不明。その後は長男ライアンが伯母と暮らしていたそうですが伯母は亡くなり今はライアンが一人で暮らしているとのこと。町の人々は事件を忌まわしい出来事として記憶しており一人遺されたライアンを蔑む者もいましたが、ひょんなことからライアンと出会ったエリッサは好青年な彼に次第に惹かれていくのです。

先読みとか全くせずに気楽に観ていたこともあって、普通にキャリー・アンが生きているんだと思って観ていましたが、まさかそんな仕掛けになっていたとは驚きでしたね。ライアンがとっても好印象だっただけに驚きも大きかったと言えるでしょう。その点に関しては脚本、演出はなかなか上手かったと思います。

終わってみればこれは青春サイコ・サスペンス・スリラーと言えるかも。サイコと言っても病的さが控えめだけに騙されてしまったのかもしれません。それにしてもジェニファー・ローレンスって特に可愛いとは思わないんですけど、魅力を感じる女優さんなんですよね。


堪能度★★★