ブログネタ
映画鑑賞日記3 に参加中!
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅サイドウェイ』『ファミリー・ツリー』のアレクサンダー・ペイン監督がメガホンをとり疎遠になっていた父子が旅を通して家族の絆を取り戻す様子を描いたロードムービーです。


出演はその他に、ウィル・フォーテ、ジューン・スキッブ、ステイシー・キーチ、ボブ・オデンカーク、アンジェラ・マキューアン、メアリー・ルイーズ・ウィルソン、ランス・ハワード、デヴィン・ラトレイ
監督:アレクサンダー・ペイン

+++ちょいあらすじ
100万ドルが当選したという通知を受け取り徒歩でモンタナからネブラスカまで行こうとする父ウディ・グラントに息子デイビッドがそれは古典的なインチキだと教えるが頑固な父は賞金を取りに行くと言ってきかず、仕方なくデイビッドは車で父と共に旅立つが・・・
+++

シニカルなユーモアに笑いつつ溢れ出る家族愛に心癒されるとてもハートウォーミングなロードムービーでした。母ケイト役のジューン・スキッブの助演女優賞のノミニーも納得の存在感でしたね。彼女は絶妙なスパイスになってましたよね。

高齢の父ウディが自分が100万ドル当選したという古典的なインチキ商法の手紙を頑なに信じ遠いネブラスカまで行こうとしたことから、父ときょりをおいていた息子デイビッドが仕方なく車で連れて行くことにします。そしてその道中で父の旧友たちや親戚と再会していくことでデイビッドは父の過去に触れていくことになり、二人の心の距離が自然と近づいていくのです。

ロードムービーらしく基本的にら素朴で淡々とした作風なんですが、高額の当選金を巡ってにわかに巻き起こっていく騒動がドラマを自然と盛り上げていくとともに、父が本当に欲していたものが何かをデイビッドに気づかせていきます。何かの病気なのかもしれない父ウディの奇妙な行動によって振り回されていくデイビッド。そんな二人の姿はまさに珍道中で観ていて楽しかったです。でも物語が進むにつれてそんなウディの奇行が実に味わい深いものへと変化していくんですよね。そうなると、観ている私も賞金の分け前をもらおうと群がるさもしい連中が憎らしく感じそしてウディがどんどん愛しくなってくるのです。

この映画、なぜあえてモノクロームにしたのかその意図はよくわかりません。物語は現代を描いているのでカラーでも良さそうに思うのですが、思うに二人が旅をしていたのは実は父親の過去の足跡だったということなのかもしれませんね。

私もしばらく家族と旅行してないことに気付きました。今年はどこか行ってみようかな。


家族度★★★★