リベンジ・マッチシルヴェスター・スタローンとロバート・デ・ニーロの豪華共演でライバル同士のボクサーが再びリングに立つ姿を描くアクション・ムービーです。それぞれ名作ボクシング映画を持つ二人の共演だけにどんなストーリーになるのか期待して観に行ってきました。

出演はその他に、ロバート・デ・ニーロ、ケヴィン・ハート、アラン・アーキン、キム・ベイシンガー、ジョン・バーンサル、アンソニー・アンダーソン、ジョーイ・“ココ”・ディアス、LL・クール・J、デイン・ローデス、チェール・ソネン、マイケル・バッファー、マイク・タイソン、イヴェンダー・ホリフィールド
監督:ピーター・シーガル

+++ちょいあらすじ
1980年代にピッツバーグのボクシング界でチャンピオンの座を争ってきたヘンリー・“レイザー”・シャープとビリー・“ザ・キッド”・マクドネン。対戦成績は1勝1敗でその決着をつけようとした矢先にヘンリーが突然の引退を表明してしまう。それから30年が経った今、かつてのプロモーターの息子ダンテ・スレートJr.が一儲けしようと二人に再戦を持ちかけ・・・
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面白かったァ。まるで過去の遺産にすがるような題材にも感じてましたけど、オマージュたっぷりのオールドファンの期待するツボをしっかりと心得たボクシング映画でした。生卵と精肉店のくだりはたまりませんでした(笑)。

これって日本で言えばウルトラマン対仮面ライダーみたいなものでしょうか?(笑)。かつてピッツバーグのボクシング界のヒーローでライバルとして戦ったレイザーとキッドの二人が30年後にそれぞれの事情から再びリングに立ち決着をつけようとするお話なのですが、前半はボクシングコメディと言えるくらい笑いどころいっぱい。序盤のゲームCGの収録場面でバズみたいな扮装をしての大喧嘩からしてもう爆笑もの。シルヴェスター・スタローンとロバート・デ・ニーロがいるだけで映画としては十分豪華ですし、名優だけに軽妙な芝居が上手くて、ある意味では二人とも実在の人物を演じているような空気感なんですよね。

そして後半はクライマックスの決戦に向けて少しずつ緊張感を高めていき最大のヤマ場となる試合に突入していくのですが、とてもおじいさんとは思えない迫力あるシーンに飲み込まれていきます。ここでの見せ方もさすが経験値高くて上手いんですよね。いったいどういう決着をつけるのかいろんな意味でドキドキハラハラしながら観てましたけど、伏線をしっかりと生かしバランス感覚にも優れた見事な展開に思わず涙腺が緩みました。

『レイジング・ブル』の記憶がすっかり抜け落ちていて復習していてから観に行けば良かったかもとちょっと後悔でしたが、笑って泣ける抜群なエンタメ作品でしたね。

そして極めつけがあのエンドロールに入ってからのオチ!もう最高でしたね。あまりに可笑しくて笑泣きしちゃいました(笑)。あの二人のキャスティングも見事な仕事と言えますね。


堪能度★★★★