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WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜矢口史靖監督が作家・三浦しをんさんのベストセラー小説「神去なあなあ日常」を染谷将太さんを主演に映画化した林業を舞台とする青春ドラマです。都会育ちのダメダメな若者が過酷な林業の現場に悪戦苦闘しながらも村人たちや自然に触れ合っていく中で成長していく姿を描く物語です。

出演はその他に、長澤まさみ、伊藤英明、優香、西田尚美、マキタスポーツ、有福正志、近藤芳正、光石研、柄本明
監督:矢口史靖

+++ちょいあらすじ
大学受験に失敗し彼女にもフラれてしまった平野勇気はふと目にしたパンフレットの表紙で微笑む美女に釣られて1年間の林業研修プログラムに参加してしまう。しかしそこは携帯電話の電波も届かない山奥のド田舎で厳しい環境に耐えられずすぐに逃げ出そうとするが・・・
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だいたいこんな感じのお話じゃないかな?と予想していた範疇にスッポリと収まってしまうような内容ではありましたけど、知ってるようで知らない林業の世界の奥深さに触れる感じと大自然への畏敬の念が心地よい作品でした。まずまず面白かったですよ。

個人的な好みを言えばもっと山と共に暮らす人々ならではの文化に深く触れて欲しかったのですけど、そういうこと求めてしまうのは劇中でスローライフを楽しみにやってきた若者たちと一緒になってしまうのかな?でもあの場面、主人公・平野勇気の成長を感じさせるともに与喜に仲間として認められグッとくるいい場面でしたよね。軽い気持ちで林業研修にやってきた勇気が山に魅せられて逞しくなっていく姿には惚れ惚れしちゃいました。

あのお祭りでのクライマックスのシーンはもっとCG多用して派手にコミカルな演出をしてくるかと思ったけど意外と普通でしたよね?矢口史靖監督にしてはわりと真面目な作りだったように感じましたけど、それはやっぱり題材である自然と山の人たちと原作へのリスペクトがこめられていたからなのでしょう。


成長度★★★☆