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カンチョリ オカンがくれた明日韓国の重鎮的ベテラン女優キム・ヘスクと『ワンドゥギ』のユ・アインが親子役を演じて病気を患いながらも無邪気な母親とそんな母を支える息子の姿を描いたハートフルなストーリー。監督は『目には目、歯には歯』のアン・クォンテです。

出演はその他に、キム・ヘスク、キム・ジョンテ、キム・ソンオ、チョン・ユミ、イ・シオン
監督:アン・クォンテ

+++ちょいあらすじ
韓国は釜山の港町。認知症を患う母親スニの面倒をみながら働く息子カン・チョルはスニの予期せぬ行動にいつも振り回されながら幸せな日々を過ごしていた。ところが、ある日スニの容態が悪化し入院。多額の手術費が必要となる一方、裏社会に身をおく友人ジョンスンが危ない儲け話に手を出そうとしカン・チョルを悩ませ・・・
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何これ?聞いていたお話と全然違くない?ハートフルなストーリーって宣伝してたけど、全く心温まりませんでしたよ。そもそもヤクザ絡みのお話とは思わなかったし、私の経験上、劇中で下手っぴな日本語を使う韓国映画はダメなのが多いなというのがあって、これはその見本のような作品でした。

脚本からしてダメダメなので感想を書こうにもどうしようもない感じなんですけど、母と息子の物語として始まったはずの物語がいつの間にか裏社会を舞台にしたアクション映画になってしまうんですよね。主人公が母の手術代のために大金が必要となりそこに裏社会の陰謀がつけ込んでくるという展開で一応絡め方としては成立しているんですけど、なにぶん描写不足で無理矢理絡めてる印象なんですよね。母スニが入院してから登場機会がめっきり減る上に、どうでもいいような恋愛エピソードを盛り込んでくるものだから母と息子の物語として主軸があやふやになっていってしまうのです。そしてあの結末です。あれってハッピーエンドってことなの?あんなに大好きな母親だったはずなのに、恋人が出来ちゃえばオッケーなのかい?と激しくツッコミたくなりました(笑)。

結局は何を一番に描きたいのかというところでブレブレに迷走しちゃってるんですよね。母スニとの親子物語なのか、それとも旅人のような何だかよくわからない女性スジとの恋物語なのか、それとも友人ジョンスンとの友情物語なのか?いろいろ盛り込んでみたのはいいもののまとまりつかなくて主軸を見失ってしまったような印象なんですよね。

そもそも認知症は手術を要するような病気じゃないわけで、大金を必要とする状況を設定するために別の病気をさらにこしらえているところからして失敗しているんでしょうね。認知症よりもさらに深刻な問題を作ったら認知症という要素が霞んじゃうじゃんね。


親子度★