ブログネタ
日本映画3 に参加中!
万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-松岡圭祐のさん人気推理小説「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズを綾瀬はるかさんの主演で映画化ミステリー・ドラマ。原作本は本屋に行くといつも平積みになっていたので目には留まってましたが、自分の好みじゃないように思って手にとってみたことはありませんでした。映画化されるほどの内容だったなんて意外でしたので、とりあえず初めての「万能鑑定士Qの事件簿」として楽しみにしてました。

出演はその他に、松坂桃李、初音映莉子、ピエール・ドゥラドンシャン、橋本じゅん、村杉蝉之介、児嶋一哉、角替和枝、村上弘明、榮倉奈々
監督:佐藤信介

+++ちょいあらすじ
万能鑑定士Qの店主である凛田莉子はその卓越した鑑定眼をルーヴル美術館アジア圏代理人の朝比奈に認められ間もなく40年ぶりに日本で開催されるレオナルド・ダ・ヴィンチの名画『モナ・リザ』の展示で臨時学芸員として推挙される。認定試験を受けるため彼女を取材する記者・小笠原悠斗とパリのルーヴル美術館へと向かうが・・・
+++

いくらなんでも日本の美術館の宣伝ポスターをあの形で大量に船便で送る人はいないでしょうに。コストを考えても電子データで送るのが当然でしょ?美術品じゃないんだしさ怪し過ぎるってば。

物語の出だしこそ面白そうで引き込まれていって中盤辺りまではヨカッタのに後半の核心部分に入っていくにつれて大味な展開になっていくんですよね。それでもモナリザが盗み出されるまではしっかりそれなりに緊張感も伴って観ていられたのですが、主人公の凛田莉子が真相を解き明かしモナリザを取り戻すべく奮闘するクライマックスが強引すぎる流れで笑ってしまいましたよ。まどろこっしくゴミを漁ってレシートからいきなり直線的に勝どき橋のタワービルにたどり着いてしまうくだりもそうですけど、火災が起きてるのにスプリンクラーが稼働しないビルなんて都合良過ぎる演出でしょう。極めつけは犯人の行動なんですけど、どうして絵に直接燃料かけて火を着けなかったのでしょうか?莉子を陥れるためにあれほど巧妙な策略を仕掛けておいて詰めのところがあまりに杜撰過ぎやしませんか?

予告編を観てスケールの大きな作品かと思ったらパリでちょっとロケした程度で特別スケールの大きなお話ではなく拍子抜け。むしろ大作にしようと大風呂敷を拡げすげたことで収まりがつかなくなってしまったような印象なんですよね。原作を読んでないのでどれくらい忠実なのかわかりませんけど、もしかしてこの内容はかなり盛ってしまったゆえの結果だったりするのでしょうか?

いろいろとツッコンでしまいましたけど、そのツッコミどころが笑えるオンパレードなもんで違う意味で面白かくて楽しめちゃいました。凛田莉子のキャラ設定や物語の世界観そのものは興味深くてこれなら原作を読んでみようかな?という気持ちになりました。系統としては「ビブリア古書堂の事件手帖」のお仲間みたいなミステリーですよね?凛田莉子の特殊能力はほんやくコンニャク内蔵ですか?あれならプロフェッサーXにスカウトしてもらえるかも(笑)。


鑑定度★★★☆