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ノア 約束の舟私が幼少の頃に初めて知った旧約聖書のお話が「ノアの方舟」でした。たぶん物語として絵本やアニメにしやすいから触れる機会があったのでしょう。予告編では初の映画化みたいなこと言ってたと思うけど、実写ドラマを観た記憶があるんですよね。あれは何だったんだろ?映画ではなくTVドラマだったのかな?ギリシャ神話にも同じようなエピソードがあるんですけど、個人的にも大好きなお話なのでこの映画とっても楽しみにしていました。

出演はその他に、ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス
監督:ダーレン・アロノフスキー

+++ちょいあらすじ
ある夜、夢の中で世界滅亡を意味する恐ろしい光景を見たノア。それは大洪水で堕落した人類を滅ぼすという神の警告だと理解したノアはさらなる啓示に従ってこの世界で生きるあらゆる種族たち絶やさぬために家族と万人となった堕天使たちと共に巨大な方舟の建造を始めるのだった・・・
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期待以上に観応えありましたァ。題材そのものが私の大好物なだけにこの大スケールで大スペクタクルでドラマチックな出来映えにはお腹いっぱいです。

基本的には誰もが知っているお話といっていいのでしょう。神が争いで汚れきった世界を浄化するために大洪水を起こそうとし、アダムとイブの子セトの末裔であるノアに動物たちを1つがいずつ乗せるための方舟を作るよう啓示するというエビソードです。

私が子供の頃に触れたお話では、神の啓示を受けて方舟を作るノアたち家族を周囲の人々は変人扱いし嘲笑していたら、ホントに大洪水が起きてノアたち家族と動物たちだけが助かり新天地で新たな社会を築き始めるという道徳的でファミリアな内容でしたけど、今作は宗教観を色濃くし神に抗い社会の頂点に君臨しようとするカインの末裔を悪役として登場させることで、すこぶるダイナミックな神話となっていました。

この物語としての大きなポイントとなるのは人間は滅びる運命を神に課せられたというノアの苦悩でしょうか。時として起きる大災害は地球人類に対する一種のリセット作業のように言われることもままありますが、だからこそ私はイラのラストのセリフがとても好きで共感するんですよ。「神は人類が生かすに値するか試している。」そう私たちは常に試されているんです。だから自然に対して、この地球という世界に対し人類は常に誠実でなければならないって思うんですよね。

武力で覇権を手にしようなんて浅はかに目論む社会なんてとっとと滅びてしまえばいいのにね(笑)。



神話度★★★★★