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オール・ユー・ニード・イズ・キル原作が日本の桜坂洋さんによるライトノベルというキャッチコピーで大々的に宣伝されているトム・クルーズ主演のSFアクション・ムービー。たしかにハリウッドで採用されるようなSF監督は小説が日本のライトノベルにあったなんで興味津々です。『ジャンパー』のダグ・リーマン。

出演はその他に、エミリー・ブラント、ビル・パクストン、ブレンダン・グリーソン、ノア・テイラー、キック・ガリー、ドラゴミール・ムルジッチ、シャーロット・ライリー、ジョナス・アームストロング、フランツ・ドラメー、羽田昌義、トニー・ウェイ
監督:ダグ・ライマン

+++ちょいあらすじ
近未来の地球。突如現れた謎の侵略者は人類に対し圧倒的な戦力を持ちその攻撃によって今や欧州は壊滅的な状態に陥っていた。しかし人類は新たに開発された機動スーツを投入、初の勝利をあげるとその勢いで反撃に転じようとしていた。そんなある日、米軍で広報を担当するウィリアム・ケイジ少佐は連合軍将軍からフランスの最前線へ赴けと命令され・・・
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やばいです、メチャメチャ面白かったッ。あの何度も何度も繰り返されるタイムループって何だかとってもジャパンテイストに感じられたのは気のせい?私はTVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の中のあるエピソードを思い出したけど(笑)。何度もリセットを繰り返しながら敵の攻撃パターンを研究して攻略していくというのはまんまゲームの世界と一緒なせいか不思議とリアリティが感じられるお話でもあったりして近未来SFなのに親近感を抱けるお話なんですよね。

戦場でケイジ少佐が死ぬたびにリセットされ戦場最前線のフランスのビーチへ送られる一日前に戻されてしまうわけだけど、戻るたびにケイジは学習をして少しずつ自身の運命を新たな展開へと切り開いていくのです。タイムループをしつこく何度も繰り返す展開はちょっと面倒なように思えますけど、とても上手い演出で魅せてくれるんですよね。プロットも良く出来ているなと感心しちゃいましたがこの作品の1番の肝だったと言ってもいいのかも。

映像的にはギタイや機動スーツなどディテールに既視感があるもののストーリーのテンポの良さ、アクションシーンのスピード感や迫力には圧倒されまくりでどっぷりと最初から最後まで引き込まれてしまいました。これは観応えありましたヨ。最初は頼りなくて情けないケイジ少佐を演じるトム・クルーズも必見ッ(笑)。

ふと思ったのだけど、この劇中でケイジ少佐は何回死んでることになっているんだろう?


娯楽度★★★★☆