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7日間の恋人韓国の人気俳優クォン・サンウが香港映画初主演を果たした2012年の作品です。ヒロイン役は『危険な関係』のセシリア・チャンです。

出演はその他に、セシリア・チャン、アンジェラ・チャン、ジン・ボーラン、ジン・チェン、ディン・チュンチェン
監督:プーン・ユンリョン

+++ちょいあらすじ
巨大企業KNCのCEOであるクォン・ジョンフンは大きな問題を抱え悩んでいた。代表取締役で恋人のパリスの行方がわからない中で共同経営者である彼女のおじドンが企業買収を企て、阻止するためにはどうしてもパリスの存在が必要だった・・・
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これって実質的にはセシリア・チャンの主演映画ですよね?クォン・サンウはあんまり見せ場が無かったように思うのは気のせいでしょうか?CEOという役柄自体はありがちですけどクォン・サンウの持ち味は発揮出来ていなかったように感じるんですよね。この映画自体がちょっと凡庸過ぎたっていうのもありますけどコテコテのラブ・コメディでした。

クォン・ジョンフンとサムはいつの間に恋愛モードに突入していたんでしょう?二人の関係はたいして盛り上がっていなかったように思うのに二人がくっつくのがさも当然のような結末には強引さは否めません。恋愛エピソードとしてはユンとジョニー、サムの祖母の夫との思い出話のほうがよっぽど盛り上がってムードがあったように思うんですけど?

要は大企業KNCがCEOクォン・ジョンフンは代表取締役で恋人のパリスの親類で共同経営者のドンに会社が乗っ取られそうになり阻止するためにはパリスの存在が必要なのに、パリスは韓国に行った後に失踪。そこでクォン・ジョンフンは偶然見つけたパリスに瓜二つの女性チョン・サムに代役を頼み社運がかかった1週間後の舞踏会を乗り切ろうとするお話なのです。

ハッキリこの脚本は雑です。クォン・ジョンフンはお金持ちで職位も高そうなのはわかりますが具体的にどういう立場なんだかよくわからないなま勝手にお話が進んでいってしまうのです。主人公が失踪した恋人パリスのことより会社のほうが大事で必死になってるとラブストーリーとしてどうなんでしょうね?それって愛情が破綻してるのも同然ですよね(笑)。ですからこの物語は始まって数分でパリスは捨てキャラでクォン・ジョンフンとサムが結ばれるのが確定しちゃってるんですよ。そもそもパリスとサムが瓜二つという設定でセシリア・チャンが二役の体裁なのでパリスなんていてもいなくても架空の人物だったとしてもいいくらいなのです。

またサムとパリスは見た目はそっくりだけどキャラは全くの正反対。そこでサムはある条件と引き換えにパリスに成りきるためにパリスの振る舞い知識、ダンスを身につけようと特訓を重ねていくわけでして、そのくだりはコミカルでセシリア・チャンならではの魅力も発揮されて観ていて楽しかったです。私がセシリア・チャン主演作と感じたのそのためなのです。

しかし、ここで面白くするためにサムとパリスのギャップを大きくすればするほど、サムの好感度を上げるに比例してパリスのキャラはヒール化していくわけでして、そうなるとそもそもクォン・ジョンフンはパリスのどこが好きなのか全くわからなくなっていくのです(笑)。

そんなわけで、ラブもコメディもかなり中途半端でしたけどクォン・サンウもセシリア・チャンもお気に入りな私にとってはそれでもそこそこ楽しめた作品でした。チョイ・ユン役のジン・チェンは綺麗な女優さんで印象的でしたね。


恋愛度★★☆