作家・加納朋子さんのベストセラー小説「ささら さや」を『神様のカルテ』の深川栄洋監督が新垣結衣さんと大泉洋さんを主演に映画化した作品。愛する妻子が心配な死んでも成仏出来ずに他人に憑衣して妻子を助けようとする夫の姿を描くコミカル&ファンタジックなヒューマンドラマです。
出演はその他に、大泉洋、中村蒼、福島リラ、寺田心、つるの剛士、波乃久里子、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子
監督:深川栄洋
+++ちょいあらすじ
出演はその他に、大泉洋、中村蒼、福島リラ、寺田心、つるの剛士、波乃久里子、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子
監督:深川栄洋
+++ちょいあらすじ
落語家のユウタロウは愛する妻サヤと生まれたばかりの息子ユウスケを残し交通事故で他界。二人には他に頼れる親戚がなく、心配スルユウタロウは成仏出来ずにいた。ところが葬儀の会場にユウタロウと絶縁状態となっていた父親が突然現れサヤからユウスケを強引に引き取ろうとしたことから・・・
+++
やられたァ、泣かされちゃいましたよ。あの強面の石橋凌さんの満面の笑みは反則ですよね。ズルいズルいよ。決して悪い父親ではなく妻を看取れなかったのも何か事情があったのだろうと予想はしてましたけど、あんな風にラストに回想的にじっくり描かれては涙腺緩みますってば。
物語は交通事故で亡くなった夫ユウタロウが妻さやと生まれたばかりの息子ユウスケを心配するあまり時に誰かに憑依して見守っていくとやがてある真実が明らかになっていくというもので、さや母子を軸にしながらもさやが暮らすささらを舞台にいくつかの親子の姿を綴っていく群像劇です。
ファンタジーではあるのだけど、何の戸惑いもなくすんなりと溶け込んでいけるお話なんですよね。ジオラマ風の風景描写や個性的なキャラクターたちの存在がささらの町の不思議感を絶妙に演出するんですよね。
そしてこの映画、このドラマを何が最も盛り立て魅了したかと言えばそれはユウタロウが憑依するキャラクターたちを演じた俳優たちの熱演、好演だっと言えるでしょうね。みなさん見事でしたけど特にエリカの息子ダイヤを演じた子役の演技は圧巻も圧巻。あまりの巧さにすっかり魅せられちゃいました。
不思議な空気感の中で繰り広げられていくストーリーはとても楽しく、人々の優しさ、親子の絆、夫婦の愛に胸打たれる作品でした。正直、楽しいけど泣くまではいかないかななんて思ってたりもしたんですけど、クライマックスで起きる事件から明かされていくことになった真実には胸キュンキュンで心地よい時間が過ごせました。
それにしても大泉洋さんの子供時代を演じるのってとりあえず髪型天バーモジャモジャにしておけば同一化しちゃうっていいよね(笑)。
親子度★★★★☆
+++
やられたァ、泣かされちゃいましたよ。あの強面の石橋凌さんの満面の笑みは反則ですよね。ズルいズルいよ。決して悪い父親ではなく妻を看取れなかったのも何か事情があったのだろうと予想はしてましたけど、あんな風にラストに回想的にじっくり描かれては涙腺緩みますってば。
物語は交通事故で亡くなった夫ユウタロウが妻さやと生まれたばかりの息子ユウスケを心配するあまり時に誰かに憑依して見守っていくとやがてある真実が明らかになっていくというもので、さや母子を軸にしながらもさやが暮らすささらを舞台にいくつかの親子の姿を綴っていく群像劇です。
ファンタジーではあるのだけど、何の戸惑いもなくすんなりと溶け込んでいけるお話なんですよね。ジオラマ風の風景描写や個性的なキャラクターたちの存在がささらの町の不思議感を絶妙に演出するんですよね。
そしてこの映画、このドラマを何が最も盛り立て魅了したかと言えばそれはユウタロウが憑依するキャラクターたちを演じた俳優たちの熱演、好演だっと言えるでしょうね。みなさん見事でしたけど特にエリカの息子ダイヤを演じた子役の演技は圧巻も圧巻。あまりの巧さにすっかり魅せられちゃいました。
不思議な空気感の中で繰り広げられていくストーリーはとても楽しく、人々の優しさ、親子の絆、夫婦の愛に胸打たれる作品でした。正直、楽しいけど泣くまではいかないかななんて思ってたりもしたんですけど、クライマックスで起きる事件から明かされていくことになった真実には胸キュンキュンで心地よい時間が過ごせました。
それにしても大泉洋さんの子供時代を演じるのってとりあえず髪型天バーモジャモジャにしておけば同一化しちゃうっていいよね(笑)。
親子度★★★★☆