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韓国映画 に参加中!
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。劇場鑑賞は今週末辺りから予定していますが、ボチボチこのブログの活動開始をしとかないと思い、2015年はまずはこの作品から始めることになりました。

昼間から呑む失恋をきっかけに傷心の旅に出た主人公がお酒と女に翻弄され様々な出来事に巻き込まれていく様子をユーモアに描いたロードムービーです。何でも1000万ウォンという超低予算で製作され話題になったというインディーズ系の作品だとか。これが長編デビュー作となるノ・ヨンソク監督が脚本・撮影・編集・美術・音楽など全て手がけた渾身の作品だそうです。

出演はその他に、キム・ガンヒ、イ・ラニ、シン・ウンソプ、ユク・サンヨプ、イ・スンヨン

+++ちょいあらすじ
失恋したヒョクチンを慰めるために飲み会を開いてくれた友人たちが盛り上がり明日みんなで江原道のチョンソンに旅に出ようということなった。しかし、ヒョクチンが待ち合わせ場所の駅に着いても誰も来ず連絡すると皆が飲み過ぎで行けないという。ならば自分は帰ると言うと先輩がペンションで歓迎してくれるから先に行ってろ明後日にはそっちに行くというので、仕方なくヒョクチンはしばらく一人で旅をすることに・・・
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日本で公開された時もファンの間では評判が良くて、私も観たかったのですがタイミングが合わなくて観に行けず、そしてWOWOWで放送されたのを録画して時間がある時じっくり観ようと思っていたらなんだかんだと先延ばしになってしまい、ようやく観ることが出来たわけですが、これが評判どおりのいい作品でとても味わい深かったです。

韓国では珍しいタイプと言えるオフビート系のロードムービー。失恋した主人公のヒョクチンが友達に誘われソウルからチョンソンへと旅立ったものの待ち合わせ場所には誰も来ず連絡すると謝罪と仕事を終えて明後日には向かうとの返事。帰ろうとするもとりあえず一人で先に先輩のペンションに行ってくれという言葉に従い、淋しくも一人で行動をしてみるのです。

道中でいろいろな人に出会いハプニングにも巻き込まれていく姿をオフビートなタッチで淡々と描く作風はこれぞロードムービーといえる純度の高さがとっても魅力的な作品なんですよね。そして今作の鍵となるのが「お酒」「女性」。どちらも理性を失わせるほど心を惑わせるには最強アイテムと言えるわけで、ノープランのヒョクチンの旅にハプニングを期待させるには十分。決してダメ男というわけではない主人公もついつい気を許してしまい、とんでもない目に遭ってしまうのです。でもこの物語の面白いところはそんなハプニングによって生じていくさらなるハプニングでして後に意外な正体がわかる女性と親切な兄ちゃんとの出会いと出来事、そしてようやく合流できた友人とのくだりはコミカルで面白く、それでいてほのぼのと出来る余韻がなんとも心地よい作品でした。


旅路度★★★★