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ソロモンの偽証 前篇・事件宮部みゆきさんの同名ベストセラー小説を『八日目の蝉』の成島出監督が映画化した学園サスペンス・ミステリー。ヒロイン役の女の子はこの役名でデビューするという何だか懐かしい手法。そういう人、前に誰がいましたっけ?

出演はその他に、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、西村成忠、西畑澪花、若林時英、加藤幹夫、石川新太、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、田畑智子、池谷のぶえ、塚地武雅、田中壮太郎、市川実和子、江口のりこ、森口瑤子、安藤玉恵、木下ほうか、井上肇、高川裕也、中西美帆、宮川一朗太、嶋田久作、津川雅彦、余貴美子、松重豊、小日向文世、尾野真千子
監督:成島出

+++ちょいあらすじ
ある日、江東区の城東第三中学校を中原涼子が訪れる。校長室に招き入れられた彼女は上野素子校長からこの学校に語り継がれてきた伝説の真実を教えて欲しいと頼まれ、話し始める。それは1990年の真っ白の雪が一面に降り積もった12月25日の出来事に遡る・・・
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これって学園ドラマの枠なんかひょいと飛び越えちゃってますよね。トリハダ、ゾワゾワぁぁぁって具合になんかとんでもないものを見せられてしまったような感すらあって上映終了後に安堵感を覚えました。でも、これでまだ前編ですからね。最大の見せ場が後編に待ち構えているわけだけど、いったいどうなることやら、全くもって予想もつかないこの状況に後編が早く観たくてワクワクしてきちゃいます。

物語の始まりはバブル終焉に近い1990年の12月25日。ホワイトクリスマスとなったその日の朝、ウサギ小屋当番のため朝早く登校してきた主人公の中学生・藤野涼子が裏庭の降り積もった雪の中に同級生の柏木の遺体を発見するのです。遺書などなかったものの警察はすぐに自殺と断定。学校も調査はせず幕引きとしましたが、その後に事件は他殺だとする告発文が藤野らのもとに届くのです。

独特な緊張感を充満させ観る者を物語の深淵に引きずり込んでいくような感覚でちょっと恐怖感もにわかに覚えたくらい。特に藤野たちが栽培への協力を旧クラスメイトに願う体育館でのシーンはカメラも手持ちに変わって凄い緊迫感でしたね。

ミステリーなんで内容に深く触れるのはやめておきますが、これだけの豪華キャストを配した意味がよくわかりました主役はあくまでも中学生役の子供たちで、文字通りその周りを実力派の俳優たちが脇からガッチリ固めているんですよね。子供たちもオーディションで選ばれただけのことはあってみんな上手いのね。

映画でこれだけ肉厚濃厚な内容なんだし前後編の二部作だから、原作はもっと内容濃いんだろうなと思って帰りに本屋さんに立ち寄ってみたら文庫本で6巻、しかも分厚いのね。読んでもないのに文庫本に圧倒されちゃいました。早く後編が観たいゾ。

しかし、それにしても前田前田のお兄ちゃんはずいぶん大きくなったのね。味があって良かったよ(笑)。


堪能度★★★★★