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ストレイヤーズ・クロニクル人気作家の本多孝好さんの同名小説を『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督が映画化したSFアクション・ムービーです。劇場予告編の印象はさながら日本版『X-MEN』のようでしたけど、面白そうなので観に行ってきました。

出演はその他に、染谷将太、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、清水尋也、鈴木伸之、柳俊太郎、瀬戸利樹、黒島結菜、青木崇高、渡辺大、忍成修吾、団時朗、日向丈、布施紀行、本郷奏多、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志
監督:瀬々敬久

+++ちょいあらすじ
1990年代の初頭、ある極秘機関によって人類進化に関する実験が行われた。それは両親に過大なストレスをかけることでストレスホルモンを増殖させた子供を作る事と遺伝子操作で動物や昆虫の能力を持った子供を作るというものだった。実験は成功しそれぞれ特殊能力を持つ子供たちが誕生したがその代償として彼らは若くして死を迎える「破綻」という運命を背負わされてしまう・・・
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物語が跳ねそうで跳ねないこのもどかしさをいったいどこにぶつければいいのやら。

魅力的なこのキャストですからね、それだけでそこそこ楽しめてしまうのですが、それ以上がないというか肝心なお話は題材のわりにバンチに欠けてたかなという印象でした。昴たちとアゲハが壮絶な死闘を繰り広げるわけではなく、似たような出自と運命をたどる彼らが共感し絆を持つのだろうなというのは結構早い段階で予想出来てしまいましたし、それならば彼らの力を凌駕する大ボスが欲しいところなんだけど、残念ながらいないんですよね。

大胆な設定で大風呂敷を広げたわりにはやってることが小さいんですよね。小さいなら小さいなり特殊能力を持つ主人公たちの日常の姿を描けばいいように思うけど、冒頭から特殊能力炸裂でSF調。しかし巨悪、強敵が登場するわけではないので今一つスケールが大きく膨らんでいかないのです。

比べるものじゃないかもだけど、特殊能力者が戦うという似たような題材ですぐに思いつくのがTVドラマの後に劇場版も公開された『SPEC』だけど『SPEC』のほうが世界観も人物像も練り込まれていて断然面白かったです。

それで、今作も序盤辺りで思ったことだけど、これはTVドラマにして主人公たちの日常の姿、こっそり特殊能力を使いながら暮らす様子とかもちろん恋愛や友情といった遊びの部分も含めた物語にしたほうが楽しめたように思えるんだけどなぁ。

岡田将生さん、頬がこけてて少し印象違いましたけど役作りだったのかな?染谷将太さんが演じたマナブってまさかプロフェッサーのつもりだったりするのかな?(笑)。


娯楽度★★★