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サヨナラの代わりに筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した女性と、彼女の介護人として雇われた女子大生が心を通わせ絆を育んでいくヒューマンストーリー。予告編の印象だと『最強のふたり』の女性版みたいなお話かな?

出演はその他に、エミー・ロッサム、ジョシュ・デュアメル、ロレッタ・デヴァイン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、フランシス・フィッシャー、ジェイソン・リッター、ステファニー・ベアトリス
監督:ジョージ・C・ウルフ

+++ちょいあらすじ
弁護士の夫エヴァンを持ち幸せな日々を過ごしていたケイト。しかし35歳の誕生日パーティーに好きなピアノを弾いていた折、自身の身体の異変に気付く。難病・筋委縮側索硬化症(ALS)と診断されたケイトは日常生活に支障をきたすようになり、エヴァンと介護人の手助けを得て暮らしていたが、ある日エヴァンに相談もなく介護人をクビにしてしまい・・・

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泣けたぁぁぁ、いいお話だったよ。親身になって支えてくれる人がそばにいるだけで人生は豊かになり過酷な中でも幸せを感じながら生きていけるのかもしれません。

これは珠玉の人間ドラマ。ALS患者の主人公ケイトを演じたヒラリー・スワンクの渾身の作品と言えるでしょう。だってヒラリー・スワンクが本物のALS患者にしか見えないのですから。演技なのに全く演技には見えないその表現力に唸らされました。病気が進行していくにしたがって弱っていくケイトが実に自然でリアルで、観ている私はなんの違和感もなく物語に引き込まれてしまいました。

そんなヒラリー・スワンクに呼応するようにして、もう一人のヒロイン、ベックを演じたエミー・ロッサムもこれまた役と等身大の存在感で魅了します。自由奔放に生きながらも母との確執、教授と不倫関係に悩むベックもケイトとの交流を経て自身を見つめ直し自分らしさを取り戻していくのです。

そう、これはケイトとベックが共に紡いでいく友情の物語なのです。ケイトにとってセレブな友人たちは何か見下ろされてるようでぎこちなかったのでしょう。対してベックは良くも悪くもぞんざいな態度でケイトを患者扱いせず接してくれ、ケイトにとっては本音を語れる唯一の存在だったんですよね。

ひょっとしたらケイトがベックの音楽活動の手助けをするんじゃないかと期待しちゃいましたけど、でもそれは作品テーマとはずれてるってことなんでしょうね。ケイトの結末はやっぱり悲しいけど、彼女の人生は幸せだったと信じたいです。


友情度★★★★☆