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orange-オレンジ-長野県の松本を舞台に10年後の自分から届いた手紙によって、悲しき運命を変えようとするヒロインの姿と仲間たちの友情を描いた青春純愛ストーリー。劇場で配布していた第1話お試し読みを読んだら、いきなりツボったのでちょっと期待して観に行きました。

出演はその他に、竜星涼、山崎紘菜、桜田通、清水くるみ、鶴見辰吾、真野恵里菜、森口瑤子、草村礼子
監督:橋本光二郎

+++ちょいあらすじ
長野県松本市で暮らす高宮菜穂は高校2年を迎えた春の日、一通の手紙を受け取る。その手紙には「過去にいる10年前の私へ 26歳になった私には、後悔していることがたくさんあります。あなたにはこの先 たくさんの喜びや幸せが待っています。どうか その幸せをこぼさないように 大切なものを 失わないで――」と記されていた・・・
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まさかこんなにボロ泣きさせられる映画だったとは思わなんだ。メッチャいいじゃないですか?もう胸キュンキュンキュン締め付けられて、わりと中盤辺りから何度も涙腺が緩んでしまいました。

物語の主人公は長野で暮らす女子高生・高宮菜穂。高校2年生となる新学期を迎えたその日菜穂は一通の手紙を受け取ります。それは10年後の自分から届いた手紙で、転校生・成瀬翔に関する後悔を何とかしてほしいというとのでした。

ファンタジーではあるのだけど、この物語における大きな魔法は未来から届く手紙それだけというのがいいんですよね。そのことにかれこれ理屈をつけず素直に受け止め、そしてヒロインたちが自分で考え行動することで未来を変えようとすることで、この不思議な物語にとても自然な現実感を与え、ファンタジーながらも等身大な青春群像劇を映し出していくのです。

実は本編のストーリーのほうがパラレルワールドという構造もなかなかいいアイデアですよね。もしあの時こうしていたら?と思うことは誰にしもあるわけで、自分自身にはどうにも出来ないけど、これから未来にやってく自分には同じ後悔をしてほしくない。それはそのまま今を生きてる人たちへのメッセージなのでしょう。

年の瀬にきてのこの映画は印象も強くて今年の総括に大きく影響すること確実ですね。

で、結局何でこの題名はどういう意味だったの?


青春度★★★★★