毎週数多くのワインを試飲していますが、その中からいくつか紹介します。
完全に空いてますがボトルの写真もつけておきます。

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ウィリアムズ・セリエム、フェリントン畑、ピノ・ノワール 1993
がっしりバランス―90点。1993年ものを21年後に試飲。液面も低いボトルで、熟成も進んでいるはずと思いきや、香りには多少の旨みの出た感じはあったが口の中ではがっしりで、いわゆる閉じた感じ。フレーバーはラズベリー、えんぴつ芯、土、ドライオレンジ。酸は強く、渋味はこまやかだがリッチで骨格がまだまだしっかり。この分だとあと20年か?と思わせるピノだ。

ウィリアムズ・セリエム、ソノマ・コースト、ピノ・ノワール 1993
エレガントバランス―92点。現在はこのブレンドはない。熟成が進んでいると思いきやほとんどその気配もなく、一方ではしっかりと輪郭のある酸があり、かなりブルゴーニュっぽい。フレーバーにはラズベリー、インク、ナッツ、ロースト、レンガ、かすかにみかんの皮やドライフラワーがあるものの、フレッシュさの方が強い。タンニンは細いが骨格を与え、エレガントさが引き立つ。まだまだ熟成のポテンシャルがあるワイン。素晴らしい。

シャトー・ル・ゲ 2002
リッチバランス―94点。2002年ものを14年後に試飲。素晴らしい濃縮感で漸く飲めるようになったかの様な我慢のフルーツ感が素晴らしい。サンテミリオンらしい完熟黒果実、フレッシュ赤果実、スモークにかすかなとうがらしの様な香り。酸もしっかり、タンニンはリッチでこまやか。充実ボディの素晴らしいワイン。

アンリオ、シャンパーニュ、キュベ・デ・アンシャンテルール 1995 
リッチバランス―93点。1995年ものを21年後に試飲。濃い色ですでに熟成している事がわかる。泡はこまやか。香り・フレーバーはカラメル、梅酒、トースト、シトラス皮でかすかな酸化が入っているのが複雑さを添える。リッチなボディでパワフルでさえある。素晴らしいワイン。

カッペラーノ、バローロ、オティン・フィオリン 「ピエ・ルベストリス」 2000
リッチバランス―93点。2000年ものを15.5年後に試飲。すでに色が黒ずんで熟成が進んでいる。香りは黒果実、ドライプラム、フレッシュプラム、ドライイチジク、ダスト、タール、森の下草だが、それでもフレッシュな赤果実感があるのが優れたバローロ。熟成が進みつつあるがリッチでふくよかなボディのバランスが非常に素晴らしい。