松坂大輔。

17年前の甲子園で日本中を沸かしたあの少年も、今年で35歳になろうとしています。

春夏連覇の肩書きを引っさげ鳴り物入りでプロへ。一年目からいきなり16勝挙げ最多勝・新人王を獲得。その後は8年間で通算108勝を記録しました。

26歳のときに、ポスティングシステムを申請しメジャーへ移籍。入札金と年俸総額を合わせた「1億ドルの男」は日米の注目を一身に集めました。

しかし、結果的に見ればこの時が松坂大輔のピークだったようです。残念ながらメジャーでは思うような活躍は出来ず。

1年目には15勝を挙げチームの世界一に貢献しましたが、防御率・FIPは4点台と内容はよくありませんでした。2年目には18勝3敗・防御率2.90と一見好成績を残しましたが、29試合でイニングが167.2回と極端に短かったことやFIPやK/BBが平凡だったことなどからあまり高評価は得られず。日米の調整法の差にも苦しみ、「平成の怪物」の限界が見え始めました。

その後については言うまでもないでしょう。WBCの連覇に貢献したまでは良かったものの、そこからは故障に悩まされサッパリ。トミージョン手術を受けたものの完全に状態が戻ることはなく、松坂大輔のメジャー挑戦は失敗に終わりました。

そんな松坂が選んだ復活の舞台が、NPBソフトバンクホークス。3年12億の大型契約を結び、福岡の地へ。正直、期待していた人も多かったと思います。3月までは。

しかしまあ、現実は残酷でした。活躍することはおろか、まさか1試合も投げることさえできないとは。しかもこのままシーズンを終える可能性まであるとは。まさに給料泥棒そのもの。「元怪物」はちょっと考え難いくらい、惨めなまでに落ちぶれてしまっています。

どうしてこうなったのか。なにが松坂をそうさせたのか。

本当に、そんなに投げられないくらい状態は悪いのでしょうか。なにせ去年、一昨年とは普通にアメリカで投げてますからね。2014年は中継ぎに先発にと、便利屋として34試合83.1イニング。2013年はスターターとしてメジャーと3Aで合計26先発142イニング。日本より遥かに過酷なアメリカで、普通に一年通して投げられているわけです。それなのに、ユルい日本で全く投げられないなど、そんなことがあるのか。

単刀直入に言えば、やる気がないんだと思います、松坂。もう気力が萎えてしまっているのでしょう。真剣に調整すれば、ちょっと頑張れば投げられる。でもやる気ないし、メンドくさいし、まいっか適当で。そんな感じ。

心境としては、「第一志望に合格できず三流滑り止めに入ったはいいが程度の低さにやる気をなくし中退した大学生」といったところでしょうか。クサってるんでしょうね、モチベーションが。

今後NPBでどれだけ活躍しようが、「メジャーで失敗した男」との評価は永遠に変わらない。レッドソックス時代のような華々しい栄光を掴むことは、もう永久にない。夢見たメジャーのトップピッチャーとなることも、もう絶対にない。その現実が、松坂を苦しめているのかもしれませんね。

しかし3年12億もの巨額契約を結んでおきながら、これでは余りに酷すぎる。節制もできずにブクブクと肥え太り、好き勝手に飯を貪り喰らう。まさに豚ですよ。薄汚い豚です。なんと情けないことか。だったらいっそ引退したほうがマシです。これ以上恥をかく前に、一年でスパッとね。

私は松坂のことは結構好きでした。やはり前田や金子など今のNPBのエース級より遥かに凄いピッチャーでしたし、スター性もありましたからね。21世紀の投手では、ダルビッシュ、マー君に次ぐ第三の男だったと言えるでしょう。抜群の安定感のあるダルマーと比べると良くも悪くも荒々しく、それがまた魅力でもありました。

だからこそ、今の落ちぶれ切った松豚は見るに耐えません。潔く引退するか、それができないならちゃんと活躍しろ。死ぬ気で鍛え直せ。メジャーで投げられるのに日本では投げられない。そんなことがあるものか。最初から金目的で調整もせずにやって来るダメ外人か、お前は。ペニーやユーキリスやグリーンウェルと同レベルですよ、このままでは。

高校時代には「サボリの松」と呼ばれたほど、元々自己管理が甘くメンタル的に難のある男、松坂。多分このままダメなんじゃないかと思います。ですがまあちょっとは期待してますよ。ホント、頑張れよマジで。