. 埼玉から大学生投手さんにお越しいただき、直接指導を行いました。


 最近あまり指導例のなかった、完全アーム式テークバックのタイプ。
 指導前にもらっていた動画での観察と検討で、当日に標準持ち上げ式は試してもらうとしても、おそらく投球動作では再現できない、アーム式のままの改善が必要になるだろうと想定していたところ、指導時は想定通りの感触に。

 アーム式のままの改善というのはあまり指導経験がなかったものの、事前に岩瀬・山本由伸投手らの動作を観察しておいたため、2時間の中で想像以上に上手く動作改善出来たと思う。よい事例となりました。

 よくないアーム式から、許容範囲のアーム式に。
 これをある理論では「かわし動作」と呼ぶのだろうと当日様子を見ながら思いましたが、「かわし」という表現は選手にとっても指導者にとっても動作に大きな誤解を与えるという考えの下、私は一切使用していません。
 重要なのはいかにロスと負担が少ない動作を指導できるか。


 冬の練習を越えて、ベンチ入りを目指して頑張ってもらいたいです。