若いころ敬語の乱れについて云々されると
どうでもいいことに目くじらを立てて、
という思いのほうが強かった。

しかし、自分が敬語をきちんと使う世界にいると、
敬語そのものがすでに
相手への気遣いとか、敬意とか、
そういったものを含んでいるという感覚に自然となってしまっているため、
尊敬語を使われるべき時に
謙譲語を使われると
思わずむっとしてしまう。


最近特に気になるのが、謙譲語の基本形である
「お~する」
という言葉。
これを尊敬語だと思って使っている人が多すぎて、
そのたびにムッとする。


先日もコンビニで、「袋はお使いしますか?」
今日もテレビで「台風の情報をご確認するようにしてください」

正しくは、「袋はお使いになりますか?」
「台風の情報をご確認ください」

若いころは自分も使えなかったからいいのだけれども、
年を取ってそんな言い方をするひとをみるとがっかりしてしまう。