家の近くにコントラバスの工房を発見したので
初めて調整に持って行きました。

Laguna Strings
http://laguna-strings-tokyo.com/


弦高を高くしたい、音量をもっと上げたいと
思いましてまずは行ってきました。

弦高については、もちろん低ければ弾きやすくなり
右手の負担が減って疲れにくくなったりしますが、
絶対に低い弦高では良い音は出ません。

アンプ頼りの音色であればそれでも良いかも知れませんが
それならエレキで良いじゃん、って事で
生楽器を弾いている意味がないのです。

でもここで大体が分かれると思います。

ちゃんとコントラバスを鳴らせている人か、
アンプに頼ったプレイをする人か。

で、弦高に関して、
絶対に低めだと良い生音は出ないと思います。

そんな訳で現状より高みに行くべく、
弦高を上げて、弦のテンションも変えてもらいました。


そして、前から気になっていたピックアップのリアリストの
銅板と木板の音量、音色の違いを試させてもらいました。

(下画像、木板タイプのリアリスト)
IMG_6031



これ、みんな気にならないのかな?
全然ネットにそれに関しての情報が無いんですよ。

俺は最初、銅板タイプを買って使ってましたが
木板の方が音量が上がるって、その時お世話になっていた
リペアマンの人に言われたので木板タイプに変更したんです。

で、実際使ってみて、どうしても俺は銅板の方が音量が出るような気がしてたんですが、
実際試した事がなく、今回Laguna Stringsの二瓶さんに協力していただきまして
二種類のピックアップを試してみました。
(二瓶さん、ありがとうございました!)

結果、銅板のリアリストの方が音量が大きい気がします。
と言うか、木板に比べて音のレンジが広い、
よく言えばレンジの広い低音が出てる感じ。
悪く言えば余計な低音も出ている。
木板の方はその辺がすっきりしていて
音量的にその分、下がって聞こえる感じかな。
(あくまで私の主観です)

出過ぎている音域をEQで削る事は出来ても
無い音域をEQとかで足す事は不可能なので
銅板のリアリストに付け替えました。

楽器調整した後なので、前よりも楽器自体の
鳴りが上がっているせいか、ピックアップの音の拾い具合も良くて
前より音量は確実に上がりました。

一番は生の楽器の音が重要って事ですね。


で、もう1つMSPのピックアップを付けてました。

このMSPは取り付けも簡単で音の方もなかなか生音に近い気がして便利だと思ってましたが、
ちょっと触ると動いてしまったりして、音が安定しにくいので
非常に使いにくい。
そして使っていないのにボディに付けていると音の鳴りに影響するので
取り外し。

IMG_6034

シンプルにリアリストのみになりました。

音量、音色が変わると本当にプレイ内容も
変わってくるから不思議ですね。

アンダーウッド、山彦、リアリストサウンドクリップ、MSP、shadow、その他
色々ピックアップを使ってきましたが
俺はリアリストの銅板タイプになりましたとさ。