2012年02月06日
My music concrete work a la Steve Reich
2007年に雑誌『ニュートラル』(白夜書房。現在は『TransIt』に改題)に依頼されてこの曲を作りました。中南米特集の号です。自分の好きな国を選んでいい、といわれたのでグアテマラを選択。今となってはなんでこの国だったのかよく覚えておりません。
グアテマラにちなんだ曲をという依頼。かつ、グアテマラの路上で録音した環境音の素材をいただきました。他の号に載っていた他のミュージシャンたちの作品を聞いてみるとその環境音の上で(あまりその土地と関係のない)自分の曲を演奏しているものが多いようでした。
まあそれではあんまり意味がないしつまらないものしか書けないような気がしたので、いただいたストリートの雑踏の音だけを使って音楽作品にしてみました。60年代のスティーブ・ライヒや坂本龍一・Yas-kaz・アート・リンゼイの『Esperanto』に近い質感となりました。
2012年02月02日
Playing Bach on the electric bass
予定していたよりもだいぶゆっくりですが、エレクトリック・ベースによるバッハ演奏プロジェクト、継続中です。
バッハの音楽の面白いところは楽器への依存性が弱いところ。つまりチェロのために書かれた音楽をチェロ以外の楽器で弾いてもそれほど違和感がないということです。別の言い方をすれば開放弦の音高や各弦の調弦法による拘束が他の作曲家(たとえばWeissなど)ほどないように思われる、ということです。誰かが言っていましたが、バッハの無伴奏チェロソナタの曲のなかにはビオラで弾くと簡単に弾けるものがあるということです(ビオラを使ってチェロの曲を作曲した可能性を示唆しているらしいです)。
私はパオロ・ランドルフォがビオラ・ダ・ガンバで弾いたバッハの無伴奏チェロが大好きなんですけれど、これもバッハの音楽が楽器に縛られない好例だと考えております。
2012年01月27日
30,000 views at Youtube
おかげさまで、私のYoutubeチャンネルの閲覧数が3万回を超えました。ここ一年間でだいぶ見ていただけるようになったようです。
これまでであれば、ライブに来てくださった方にしか見ていただけなかった私の演奏がこのように多くの人々に見ていただけるのは喜ばしい限りです。日本だけでなく、アメリカをはじめ海外でもだいぶ見てもらえているようです。
上のビデオは、私のYoutubeチャンネルのなかでも一番人気のある、オーストラリアのシンガー・ソングライター、ステュ・ラーセンの『コクーン』。彼が来日した際の映像です。リハーサルなしだったので、だいぶ緊張感がありました。
2012年01月25日
As an artist
最近、実感していること。私はやはり「アーティスト」になりたいのです。単純に楽器を演奏する、ということだけではなく、やはり芸術としての音楽行為をしたいなあと思います。
日常の連続性が危うくなるような音楽を。それは15歳のときにポロックのような抽象絵画やミュージック・コンクレートや電子音楽を初めて聞いた際に自分が強く感じた親和性からずっとこれまで継続してきているように思われます。
やはり根本的には自分はジョン・ケージ派であるとも思いますしね。
そしてそのような芸術としての音楽活動と、私の最近のTempoTenz(ラップグループ)、Beni Beni(アフロキューバン)での活動は矛盾しないのです。こういった一見すると極めて大衆音楽的な演奏においても非日常的な時間・空間の提示がポイントになっていると思います。
このビデオの「うつらわ・ば」のように明らかにアート的パフォーマンスにカテゴライズされるもの以外のすべての活動をアートとして(まあ私の人生もそのようになっているのかもしれません。逸脱)。
2012年01月13日
Music life (Senegal session)
技術的な面であれば、努力すれば何とかなるかな、という気にもなりますが、音楽的に圧倒的なミュージシャン(特にベーシスト)を見ると、これは勝てないなという気になります。そしてほんの僅かの時間ですが、ちょっとへこむわけです。もちろん単純な勝ち負けの問題ではないんですけれどもね。日々ほんとうにわずかしか展開・成長していないような自分の「音楽」ですが、「ああ音楽をやってきて本当によかった」と思える瞬間が訪れただけでこれまでの努力がすべて報われるわけですね。
昨夜のセネガル人兄弟とのセッションもそんな体験でした。東京には本当にたくさんの優れた音楽家たちがいるから、彼らと共演するのは本当に至福の時間ですね(フランス語も使えますし)。
今年も月2回(基本的に第2、第4木曜日)に行っていく渋谷Cozmo's CafeでのCOZMO'S OPEN MICでもいろいろな人々との出会いがあることでしょう。ここ1年でさまざまな人々と出会ったようにね。
2012年01月08日
Learning materials for the bass
年始から忙しい中、ちゃんとベースの練習もしております。
最近はギター的な奏法にまたはまっております。昔からジョー・パスのように(ジャコ・パストリアスじゃないですよ)ベースを弾きたいと考えておりましたが、ここにきてようやく何とかなりそうな目途がついたような感じです。
ボサノバならびにジャズのギター用の教則本で練習しております。私のように高いほうにCの弦を足してある5弦ベースであれば、結構、ギター的な奏法が可能です。4弦だとあまりできないような奏法が。
近日中にジャズ・ベース・ギター、ソロの動画をYoutubeにアップします。どスタンダードですが「枯葉」とか。
追記:
Youtubeに上がっているジョー・パスの教則ビデオ、かなりいいですね。以前見たときには全く理解できなかったのですが、今日は眼から鱗でした。彼の考えるリハーモナイゼーション(コードの拡張と置き換え)が。
最近はギター的な奏法にまたはまっております。昔からジョー・パスのように(ジャコ・パストリアスじゃないですよ)ベースを弾きたいと考えておりましたが、ここにきてようやく何とかなりそうな目途がついたような感じです。
ボサノバならびにジャズのギター用の教則本で練習しております。私のように高いほうにCの弦を足してある5弦ベースであれば、結構、ギター的な奏法が可能です。4弦だとあまりできないような奏法が。
近日中にジャズ・ベース・ギター、ソロの動画をYoutubeにアップします。どスタンダードですが「枯葉」とか。
追記:
Youtubeに上がっているジョー・パスの教則ビデオ、かなりいいですね。以前見たときには全く理解できなかったのですが、今日は眼から鱗でした。彼の考えるリハーモナイゼーション(コードの拡張と置き換え)が。
2012年01月02日
Dan-Sha-Ri
年末年始はかなりの「お片づけ」モードに。今日もだいぶ整理整頓に追われました。「断捨離」vs「もったいない」の戦いは最近はずっと「断捨離」の勝ちですね。
倉庫と化していた私の部屋もだいぶ片付いてきました。年末に購入した家具が導入され、年始に購入した物置が導入されれば、ようやく落ち着いた気持ちで生産活動に入れそうです。
以前であれば2年から5年に一度は引越しをして、そのたびに大量の所持品を処分していたからよかったのですが、このようにひとつのところに落ち着いてしまうと、ある種人工的に大整理の機会を作らないと大変なことになりますね。
本棚に入っている書籍の位置も、現在の興味関心に応じて入れ替え。認知科学、哲学の本が目に付くようにしました。これによってタイトルを見るだけでも日々影響を受けそうだからね。
さて今年はどのような一年になるのでしょうか。たくさんのアウトプットを作成していくつもりでおりますが、楽器の演奏というのは日々のルーティン練習が大量に必要とされるのも事実。その辺りのバランスをうまく取っていかなくてはなりませんが。
人生も永遠に続くわけではないので、少なからず緊張感を持って、毎日生きていきたいと考えております。
倉庫と化していた私の部屋もだいぶ片付いてきました。年末に購入した家具が導入され、年始に購入した物置が導入されれば、ようやく落ち着いた気持ちで生産活動に入れそうです。
以前であれば2年から5年に一度は引越しをして、そのたびに大量の所持品を処分していたからよかったのですが、このようにひとつのところに落ち着いてしまうと、ある種人工的に大整理の機会を作らないと大変なことになりますね。
本棚に入っている書籍の位置も、現在の興味関心に応じて入れ替え。認知科学、哲学の本が目に付くようにしました。これによってタイトルを見るだけでも日々影響を受けそうだからね。
さて今年はどのような一年になるのでしょうか。たくさんのアウトプットを作成していくつもりでおりますが、楽器の演奏というのは日々のルーティン練習が大量に必要とされるのも事実。その辺りのバランスをうまく取っていかなくてはなりませんが。
人生も永遠に続くわけではないので、少なからず緊張感を持って、毎日生きていきたいと考えております。
2012年01月01日
Happy New Year 2012
明けましておめでとうございます。昨年もいろいろな方々にいろいろな形でお世話になりました感謝しております。
昨年は3月11日以降、時間の流れ方が変わったような感じでした。何も展開しないうちに年末まで来てしまったように思えましたが、それでもそのような時間の中で少しずつさまざまな体験をしました。少しずつ積み重ねるように。
音楽的には、インヴァーゴがルカのイタリアへの帰国によって活動が休止。それと入れ替わるように、パンク・ラップのグループTempoTenzへ参加しております(現在レコーディング中)。今年3月くらいまでにはリリースできそうです。
そのほかには継続している活動として、上記のビデオの「うつらわ・ば」があります。私のベース・ソロもだいぶ成熟してきました。テクニック的にも音楽的にも。このユニットで海外でも活動したいと考えております。今年中にパリなどを中心にできればいいのですけれどもね。
それから渋谷Cozmo's CafeでのOPEN MICが継続しております。今年からは基本的に月2回木曜日に開催となります(1月のみ第2第4、2月以降第2、第3)。このイベントでは本当に数多くのミュージシャンと出会いました(数十人)。その中から、一緒に音楽活動を始めたり、かなり近しい友人となった人もおります。Cozmo's Cafeのプロデューサー、SPIKE氏には感謝です。
それから極めて刺激的な書籍の校正の仕事をいくつかいただきました。特に19世紀から20世紀にかけてのアメリカ・ボストンを中心とした知識人たちの交流を描いた『メタフィジカル・クラブ』やバロックから現代までの西洋音楽におけるテーマの表現方法に関する『音楽と感情』(ローゼン)、そして武蔵野美術大学の心理学の教科書など、その後の生活に影響を及ぼすほどの書籍と出逢っております。
自分の部屋がだいぶ雑然としていたので、集中力と生産性を高めるために、年末の数日はIKEA等々にでかけて家具を揃えておりました。願わくば2012年は圧倒的なアウトプットの年にしたいと考えております。もちろん実際の行動力が必要ですが、以前に比べてだいぶ期が熟してきた感覚があります。
2011年12月27日
philosophy in 21 century
音楽家だったら音楽だけやってればいい、ということなのかもしれませんが、音楽以外のことにもいろいろ興味があるのです。会社員のようにリタイアしたら第2の人生として他のテーマに移行するということもあるのかもしれませんが、リタイア/引退というものが存在しない私にとっては、今から第2の人生(のようなもの)を並行して走らせていってもいいと思います。
先日のパーティでは、最近知り合ったロボット研究家(大学院で研究中)と心理学についてだいぶいろいろと話しましたが、ここ20〜30年くらいの心理学・脳科学・認知科学の進化は凄いですね。これによって従来の哲学も大きく展開しているようです。
アメリカやヨーロッパで哲学を勉強するのであれば、ダニエル・デネットなんかを勉強するのでしょうが、日本ではどうなんでしょうかね。今更、カントなどを哲学「史」的に勉強するのはあんまり面白くなさそうです。言い換えればデネットなどを勉強していないのであれば、世界の最新の動向から完全に取り残されてしまっているようにも思えます(ガラパゴス化!)。
いつの時代にあっても哲学者たちは最新の科学の知見を自らの思想に取り入れていたように、現在も哲学にどんどん展開する脳科学や認知科学の知見を取り入れていくのが自然だと思われます。
いろいろ忙しい日々が続いておりますが、電車での移動中など細切れの時間を利用して、また哲学の学習を再開しております。そうとう面白いですね。
先日のパーティでは、最近知り合ったロボット研究家(大学院で研究中)と心理学についてだいぶいろいろと話しましたが、ここ20〜30年くらいの心理学・脳科学・認知科学の進化は凄いですね。これによって従来の哲学も大きく展開しているようです。
アメリカやヨーロッパで哲学を勉強するのであれば、ダニエル・デネットなんかを勉強するのでしょうが、日本ではどうなんでしょうかね。今更、カントなどを哲学「史」的に勉強するのはあんまり面白くなさそうです。言い換えればデネットなどを勉強していないのであれば、世界の最新の動向から完全に取り残されてしまっているようにも思えます(ガラパゴス化!)。
いつの時代にあっても哲学者たちは最新の科学の知見を自らの思想に取り入れていたように、現在も哲学にどんどん展開する脳科学や認知科学の知見を取り入れていくのが自然だと思われます。
いろいろ忙しい日々が続いておりますが、電車での移動中など細切れの時間を利用して、また哲学の学習を再開しております。そうとう面白いですね。
2011年12月26日
Christmas Party @Yas-kaz's studio
今年も先輩の音楽家、Yas-kazさんの自宅兼スタジオ(とても芸術的な空間です)でパーティを開催しました。
結局80人くらい来たのではないでしょうか。
料理や飲み物をみなで持ち寄りました。今回は外国人の参加は1人だけでしたが、海外での生活経験がある人が多かったのではないでしょうか。
毎年やっているのですが、しばらくぶりに会う人も、また新しく知り合いになった人も多数。
ミュージシャン(特にパーカッショニスト)が多かったので当然といえば当然ですが、みなで演奏も。
さて次はいつになるのでしょうかね。大晦日?
結局80人くらい来たのではないでしょうか。
料理や飲み物をみなで持ち寄りました。今回は外国人の参加は1人だけでしたが、海外での生活経験がある人が多かったのではないでしょうか。
毎年やっているのですが、しばらくぶりに会う人も、また新しく知り合いになった人も多数。
ミュージシャン(特にパーカッショニスト)が多かったので当然といえば当然ですが、みなで演奏も。
さて次はいつになるのでしょうかね。大晦日?
