▽▽今週の重賞馬体診断&予想印を完全公開▽▽
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今年のジャパンカップ、馬体的にもまずまず無難な結果だった模様。

とりあえず、勝ち馬シュヴァルグランの<ジャパンカップ馬体診断>時の解説を以下公開


シュヴァルグラン
非常に特徴がある馬体で、それ故に、
過去スポットをあてて細かく馬体解説
をした本馬。ただ、いつ解説したのか
など、自分でもバックナンバーが膨大
な量となっており把握できておらず、
すぐに引用が探し出せず。

とにかく、長距離に実績があるため、
「馬体も典型的な長距離タイプかな」
と、先入観を抱いてしまうのはしかた
ない。

が、いかに先入観があろうとも、これ
ほど特徴的なシルエットを見誤るよう
では、まだまだ馬体を見る経験値(数
)が足らない証拠だ。

無論、その馬体「胴短脚長」だ。

と、JCの話をすると、今走適性高く
仕上がり普通。押え▲は必要。


今回の馬体的なポイントは二つかな。ズバリ

一、長距離向きでも「胴伸びがない」骨格の馬もいる
二、馬体そのものを見極めることは「心理的に」難しい


例えば、大手メディアなど巷でよく見かける馬体解説は、実際のところ、ありのまま純粋な「馬体」の解説ではない。

それらは、レースや実績、調教や血統その他などの「馬体以外の要素から抱いている個人的な主観や先入観」を、単に馬体用語に置き換えているに過ぎないことがほとんどだ。


つまり、

目の前の「馬体」を見ているようで
結局のところ、見ているのは「己の主観や先入観」

だから、馬体解説に一貫性がなく、レースや実績次第で「自分が抱くその馬のイメージが変わる」と、「馬体解説も変わってしまう」のだ。


例えば、よく見かけるのが

以前は、「マイラーだ」と診断した馬体の馬が
長距離でいい走りをした途端に、以後の馬体解説で
馬体が「長距離向き(仕様)になってきた」など

要するに、その馬の「馬体が変わったのではなく、診断しているその人自身が変わった」に過ぎない。


ただし、こうした「馬体でない馬体解説」となること自体、決して責められない。なぜなら、人間とは「とらわれる(己のフィルターで物事を判断する)生き物」だからだ。

その昔、ユリウス・カエサルが言った言葉に、

人は見たいと欲する現実を見て、見たくない現実は見ない

というものがある。

ズバリ、人間の本質は数千年前から何も変わっていない。だからこそ、人間の大多数が「見るもの、判断するもの、共感するもの」は、往々にして「真実そのもの」ではなく「とらわれた主観」となってしまう。

競馬で言えば、大多数のファンが目にできる、共感できるような大手メディアなどの馬体解説になればなるほど、ありのままの「馬体解説」ではなく、一個人の「とらわれた主観」となってしまうのは、避けられない不変の真理だと言える。


と、小難しい話になってしまったが、要するに、馬体を見て判断する上で、人が人であるが故に、

馬体を「視覚的に」見極めることが難しいわけではない
馬体を「心理的に」見極めることが難しいわけだ



以上、あなたがどう思おうが、シュヴァルグランの馬体の骨格構造は「胴短脚長」である。

そうだ!、こうした長距離向きの馬体で有名な馬がいた。誰しも知っているはず!?と、そういえば、昔話した気がするな。

シュヴァルグランと同じく「胴短脚長」の長距離向きの馬体の馬とは?
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