まず、サラブレッドの馬体を、各パーツ毎、そこにある数多の骨や筋肉それぞれの力学的な構造や役割を一つ一つを学んでいくにつれ、必ず、身に染みてわかってくることがある。
それは、
それは、
サラブレッドの「芝やダート、重馬場向き」を馬体で判断するには
<蹄やつなぎ>の形状だけでは計れない≪多くの要因≫が存在する
これが身に染みてわかってくる。いや、むしろ、
<蹄やつなぎ>の形状だけでは計れない≪多くの要因≫が存在する
これが身に染みてわかってくる。いや、むしろ、
サラブレッドの「芝やダート、重馬場向き」を馬体で判断するには
<蹄やつなぎ>の形状よりも≪重要な要因≫がある
前回の例えのような、人間でも
・短距離用<ランニングシューズ>を履いた≪大林素子≫・普通の<運動靴>を履いた≪イモトアヤコ≫
この二人がトラックで50m走をしたら、おそらくは、「イモトアヤコが勝つ」のではないか。
理由は、いくら短距離向きの<ランニングシューズ>を履いたところで、短距離向きの≪走り方≫をすることのほうが、結果に大きく影響するからだ。
無論、サラブレッドも同じだ。
こうして、「蹄やつなぎでダート馬場適性を判断すべきか?」など、あえて記事を書くこと自体、当たり前過ぎて馬鹿らしいが。
ただ、当たり前だからこそ、今一度ハッキリ言おう。
サラブレッドの「芝やダート、重馬場向き」を馬体で判断するには
<蹄やつなぎ>の形状よりも、≪その馬の走法≫こそがより重要である
残念ながら、この当たり前の判断をしている馬体診断は、巷にほとんどないと言っていい。
では、そもそも、
「なぜ、一般的にダートや馬場適性を馬体から言及する」際
Q.<つなぎと蹄>で見極めようとするのか?
その一つ目の理由は、やはり
A1.<つなぎや蹄>でしか判断、言及できないから
馬体をみて、<つなぎや蹄>の形状の違いはわかる。が、明らかに「重馬場が向かない走法や馬体構造」の馬がいても、≪走法に影響する馬体の仕組み≫を全く理解していないため、言及しようがない。また、そもそも、それが重要だとも認識すらしていない。
また、同じ「走る」ことを見極める上で、人間ではできても、こと競馬サラブレッドとなると、全く視野が狭くなり、その業界の刷り込み(常識)にとらわれてしまう。
つまり、二つ目の理由として、
A2.<つなぎや蹄>で判断という刷込に縛られている
他にも、サラブレッドの≪馬体の仕組み≫そのものを学ばず、ただ、ネットや書籍などで転がっている「つなぎが○×△の馬はダート向き」などの相馬の解説をみて
A3.馬体を文字面でしか学んでいない
この理由もあるだろう。
サラブレッドの馬体は決して「数式」ではない。仮に、相馬の解説で
「A⇒X」と記述があるからと言って
「Aという特徴の馬体パーツがあれば⇒X向きだ」など
そんな単純に公式が成り立つ話ではないのだ。
以上、戦後数十年、競馬が新聞や雑誌、テレビ、そして今ではネットなど、公に情報が公開されるようになり、数多の著名人や競馬関係者(元調教師や騎手、トラックマン、予想家)などが、馬体ノウハウや馬体診断をしているなかで、この当たり前の判断をしている馬体解説がほとんどないという事実を甘くみてはならない。
何度も言うが、いかなる優れた相馬眼の持ち主だろうと
ありのまま「馬体を見極める」ことは
人であるがゆえに「心理的に」非常に難しい
最後に、あなたが「馬体を見極める上での心理的な問題」をクリアしているならば、
<つなぎと蹄>でダートや馬場適性が判断できる
<つなぎと蹄>はダートや馬場適性に影響する一要因である
<つなぎと蹄>はダートや馬場適性に影響する一要因である
この二つ言葉の意味するところは、似て全く異なることがわかるはず。
次回は、馬体からの「ダートや馬場適性の向き不向き」の見極めについて、もう少し突っこんで綴ってみたいと思う。一先ず↓↓↓
Q.「ダートや馬場適性」で<つなぎ蹄>以上に注目すべき馬体パーツは
A.まずその一つはここだ⇒⇒人気ブログランキングへ