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月桃の花
 沖縄では、サンニンと呼ばれています。月桃の葉は、ムーチー(沖縄の餅)に包んだり、いろんな用途に使われています。(防虫・防カビ・抗菌の成分があるといわれています)

 我が国の終戦記念日は8月15日ですが、国内で唯一地上戦が行われた沖縄では、6月23日に、組織的な戦闘が終わっています。しかし、沖縄での戦闘では陸海軍の軍人だけでの犠牲だけではなく、多くの民間人も犠牲になっておられます。軍人および民間人合わせて24万人もの尊い命が犠牲になりました。沖縄県では、毎年行われている慰霊の日ですが、私ども本土に住む者も、決して忘れてはいけないことですし、この事実を知っている日本国民が年々少なくなっていることが、残念だと思います。とくに、民間人の中には、ひめゆりの塔で名高いひめゆり学徒隊222人(県立第一高等女学校と師範学校女子部)、白梅学徒隊55人(県立第二高等女学校)、名護蘭学徒隊10人(県立第三高等女学校)、瑞泉学徒隊61人(県立首里高等学校)、積徳学徒隊65人(私立積徳高等女学校)、悌梧学徒隊17人(私立昭和高等女学校)と、合わせて430人のみなさんの尊くて純粋なる少女たち(10代半ば)の犠牲を始め、ご高齢の方々や幼少の子供たちの犠牲も決して忘れてはならない、と思っています。
 二年前の社員旅行で、鹿児島県の知覧へ行きました。弊社スタッフと取引先の数名の10名で行きましたが、知覧特効記念館で特攻隊員として沖縄を目指して、戻ってくることのない旅立った若い飛行隊員の遺書等を見て皆が感傷的になっていました。記念館を出て、宿の民宿までの30分間は、シーンとした車内でした。特攻隊員の若き青年・少年たちも、沖縄でなくなられた、学徒隊の少女たちへの哀悼と感謝の気持ちをいつまでも、いつまでも忘れてはいけないと思います。当社では、8月9日の長崎原爆記念日と6月23日には、みんなで黙祷をしています。
私たちの今日があるのも、数多くのみなさま方のおかげです。

・下記は、沖縄に住む友人M氏からのメッセージです。
6月23日の朝礼で「今年も黙祷をさせてもらったよ」とメールを送ったところ、次のような返事がきました。紹介しましょう。

・・・有り難うな!
沖縄では毎年、正午の時報で県民一斉に黙祷を捧げます。
この時期になると、戦争の残酷さを体験したお年寄りの証言が、テレビや新聞で取り上げられます。沖縄は、余りにも悲惨な戦争体験のため、戦争反対、軍隊反対、自衛隊反対、へと思想がコントロールされているような気がします。自分の国は国民自らの手で守らなければならないのに、それさえも反対、放棄してしまっているように感じます。この国をダメにした思想を掲げる人々が、存在するのも事実です。
我が国は、今変わらなければ、なりません。
それには、過去の過ちを反省する勇気と、二度と繰り返してはならない理由なき差別を排除し、自己犠牲を顧みず、他人のために行動できる日本人を目指さなければなりません。
  長々と、語ってしまいましたが、この時期になると、考えさせられてしまいます。・・・

[M氏とは30年以上の付き合いがあります。氏の母上も先の戦争で深手の傷を負われて、未だに深く体に入り込んだ砲弾の破片に苦しんでおられます。だからこその意見だと思います。
私もまったくそう思います]