人類破滅型遺伝子のこと…。人はなぜタバコを吸うのでしょうか? タバコを吸うと脳や体の血流が一時期的に悪くなることで知られる。だから脳梗塞を発症した人とか心臓に疾患がある人は御法度とされる。人はなぜそうしてまでタバコを吸うのでしょうか? それはひとえに破滅型遺伝子があるからではないかと一部の学者の間では言われている。酒やギャンブルなどもそうで、人生が破滅してしまう物を敢えて嗜好してしまう習性が人にはあるらしい。酒は百薬の長とも言われ、適度にたしなむ分には体の血流をよくして健康にいい。けれど度が過ぎればそれは劇薬へと変化してしまう。肝硬変然り、アル中然り。ギャンブルや宝くじもそうで、家計を狂わせない程度ならそれも趣味の1つとして成り立つのかもしれない。けれど、多くの成人は度を超してしまい、人生へ悪影響を及ぼす。やがて人は坂道を下るように廃人へと化してしまう。なぜ人はそうまでして破滅への道を歩むのか? がん細胞もそうで、本来人には破滅型の遺伝子が組み込まれていると言っていい。それは生きたいという願望の裏で、死への誘い、願望への裏返しでもある。