宇出津 曳山祭り
2019年04月21日
この祭りは、能登町宇出津(うしつ)の馬蹄形の宇出津湾の南西の山丘にある酒垂(さかたる)神社と、その対岸、南東の山丘にある白山(はくさん)神社の春祭りである。
人形を飾った2基の曳山を太鼓やシャギリで囃したて、木遺りに合わせて宇出津の街を曳行される。
約500年前、畠山七尾城主が五穀豊穣を祈願して神事を執り行った際の出し物で、古くより能登半島一円に伝わる春祭りの行事である。
(写真は酒垂神社の石段)
人形を飾った2基の曳山を太鼓やシャギリで囃したて、木遺りに合わせて宇出津の街を曳行される。
約500年前、畠山七尾城主が五穀豊穣を祈願して神事を執り行った際の出し物で、古くより能登半島一円に伝わる春祭りの行事である。
(写真は酒垂神社の石段)
毎年4月第3土・日曜日に町中を曳行するが、前日の金曜日の夜は人形見(18:00~21:00)。
ただし七尾市の曳山のような人形宿はなく、私はみていないが、酒垂神社の曳山は御旅所を設けてそこに人形を飾り、一方、白山神社の曳山は神社の麓に飾るそうだ。
今年は20日が宵山(13:00~21:00)
今年は20日が宵山(13:00~21:00)
白山神社曳山
13:00 神事
14:00 白山神社前出発
15:00 梶川橋
16:30 数馬タバコ店前
18:00 梶川橋
21:00 白山神社前
酒垂神社曳山
14:00 お旅所(天保島)出発
15:00 北國銀行前
16:30 数馬タバコ店前
18:00 北國銀行前
21:00 お旅所(天保島)
本日21日(日) 朝山(2:00~8:00)
白山神社曳山が、酒垂神社の御旅所まで酒垂神社曳山を迎えにいくのが朝山らしい。
聞いたところでは、酒垂神社の神様が男神で、白山神社の神様が女神とか。
本山(戻り山)(13:30~22:00)
2台で珠洲警察署・能登庁舎のあたりまで行き、そこで2台が別れ、それぞれの神社の方へ引き返すらしい(ここまでは残念ながら時間がなく見ていない)
1時半過ぎ 白山神社に向かう神輿
鳥居の前で神輿の鳳凰が鳥居にぶつかりそうになるので外して鳥居を少し持ち上げくぐっていた。
何と石段の真ん中の手すりを利用して、その上に乗せ滑らせるようにして階段を神輿が登って行った。
神輿を追っかけるののはここまでにして曳山の方に戻った。
酒垂神社曳山
上の写真は酒垂神社の曳山。神社の神紋は「上り藤」 千間内科クリニック裏で撮影
赤い垂れ幕には日本の代表的な図柄「波千鳥」と真ん中に「上り藤」の紋所が描かれている。
車輪の直径は90cm、幅は45cm、
車軸直径14.5cm
車輪と車輪の内側(幅)の感覚は165cm
車軸と車軸の中心の距離は2m
前後の車軸の上に乗っている基礎の棒は17cm×17cmで、この棒の下から地面までは54cm
大棒は直径16cm位で長さは8mくらいかな。
大棒から地面までは108cm。
高さは若衆に聞いたら6.5mほどあると言っていた。
赤の垂れ幕の大きさは高さ約110cm×長さ約360cmあった。
止まっている車輪にクロスにかけてあるのはタテテコといっていた。
曳山の後ろから車輪の下にツッコミ、梃子の原理で前へ押し出す梃子であるようだ。
酒垂神社曳山の裏側の幕。
革テントのような材質で出来ていた。
祭りの運行を行っているのは、酒垂曳山会という会らしい。
人形は両方の曳山の人形師が毎年作り直しているそうだ。
胴体は藁を巻き付け膨らませ、上から服を着せてるらしい。
山車の舞台の縁にみえる色々な紋所は、酒垂神社の氏子がある町の、それぞれの紋所とか。
曳山を曳くときの掛け声は、「チョーサーヤ、チョーサーヤ」
白山神社曳山
上の写真は白山神社の曳山。
神社の神紋は「三子持亀甲瓜花(みつこもちきっこううりはな)」という紋らしい。
(千間内科クリニック裏手にて撮影)
赤い垂れ幕には、よく見かける和柄だが名前は分からない。
真ん中に「三子持亀甲瓜花」の紋が描かれている。
車輪の直径は1m、幅45cm
車軸直径14cm
車輪と車輪の内側(幅)の感覚は165cm
車軸と車軸の中心の距離は2m
前後の車軸の上に乗っている基礎の棒は20cm×20cm角で、この棒の下から地面までは60cm
大棒は直径22cmくらいで長さは約8m。大棒から地面までは110cm。
高さは若衆に聞いたら6.5mほどあると言っていた。長さは約8m。
赤の垂れ幕の大きさは高さ約110cm×長さ約380cmあった。
白山神社の舞台裏側の幕の一番下にあった舞台の説明板。
今年は那須与一「扇の的」
平家物語・屋島の戦いのあの有名な場面だ。
祭りの運行を行っているのは、白山曳山保存会という会がやっている。人形は両方の曳山の人形師が毎年作り直しているそうだ。今の人形師は、人形の胴体は発泡スチロールを使って服を着せたり、塗料を塗って作っているらしい。
両方の神社の曳山とも、運行を担う保存会の人らは2.30人。
それに一般の曳き手が加わり、5.60人ほどで曳くのが普通らしい。
13:00 神事
14:00 白山神社前出発
15:00 梶川橋
16:30 数馬タバコ店前
18:00 梶川橋
21:00 白山神社前
酒垂神社曳山
14:00 お旅所(天保島)出発
15:00 北國銀行前
16:30 数馬タバコ店前
18:00 北國銀行前
21:00 お旅所(天保島)
本日21日(日) 朝山(2:00~8:00)
白山神社曳山が、酒垂神社の御旅所まで酒垂神社曳山を迎えにいくのが朝山らしい。
聞いたところでは、酒垂神社の神様が男神で、白山神社の神様が女神とか。
本山(戻り山)(13:30~22:00)
2台で珠洲警察署・能登庁舎のあたりまで行き、そこで2台が別れ、それぞれの神社の方へ引き返すらしい(ここまでは残念ながら時間がなく見ていない)
1時半過ぎ 白山神社に向かう神輿
鳥居の前で神輿の鳳凰が鳥居にぶつかりそうになるので外して鳥居を少し持ち上げくぐっていた。
何と石段の真ん中の手すりを利用して、その上に乗せ滑らせるようにして階段を神輿が登って行った。
神輿を追っかけるののはここまでにして曳山の方に戻った。
酒垂神社曳山
上の写真は酒垂神社の曳山。神社の神紋は「上り藤」 千間内科クリニック裏で撮影
赤い垂れ幕には日本の代表的な図柄「波千鳥」と真ん中に「上り藤」の紋所が描かれている。
車輪の直径は90cm、幅は45cm、
車軸直径14.5cm
車輪と車輪の内側(幅)の感覚は165cm
車軸と車軸の中心の距離は2m
前後の車軸の上に乗っている基礎の棒は17cm×17cmで、この棒の下から地面までは54cm
大棒は直径16cm位で長さは8mくらいかな。
大棒から地面までは108cm。
高さは若衆に聞いたら6.5mほどあると言っていた。
赤の垂れ幕の大きさは高さ約110cm×長さ約360cmあった。
止まっている車輪にクロスにかけてあるのはタテテコといっていた。
曳山の後ろから車輪の下にツッコミ、梃子の原理で前へ押し出す梃子であるようだ。
酒垂神社曳山の裏側の幕。
革テントのような材質で出来ていた。
祭りの運行を行っているのは、酒垂曳山会という会らしい。
人形は両方の曳山の人形師が毎年作り直しているそうだ。
胴体は藁を巻き付け膨らませ、上から服を着せてるらしい。
山車の舞台の縁にみえる色々な紋所は、酒垂神社の氏子がある町の、それぞれの紋所とか。
曳山を曳くときの掛け声は、「チョーサーヤ、チョーサーヤ」
白山神社曳山
上の写真は白山神社の曳山。
神社の神紋は「三子持亀甲瓜花(みつこもちきっこううりはな)」という紋らしい。
(千間内科クリニック裏手にて撮影)
赤い垂れ幕には、よく見かける和柄だが名前は分からない。
真ん中に「三子持亀甲瓜花」の紋が描かれている。
車輪の直径は1m、幅45cm
車軸直径14cm
車輪と車輪の内側(幅)の感覚は165cm
車軸と車軸の中心の距離は2m
前後の車軸の上に乗っている基礎の棒は20cm×20cm角で、この棒の下から地面までは60cm
大棒は直径22cmくらいで長さは約8m。大棒から地面までは110cm。
高さは若衆に聞いたら6.5mほどあると言っていた。長さは約8m。
赤の垂れ幕の大きさは高さ約110cm×長さ約380cmあった。
白山神社の舞台裏側の幕の一番下にあった舞台の説明板。
今年は那須与一「扇の的」
平家物語・屋島の戦いのあの有名な場面だ。
祭りの運行を行っているのは、白山曳山保存会という会がやっている。人形は両方の曳山の人形師が毎年作り直しているそうだ。今の人形師は、人形の胴体は発泡スチロールを使って服を着せたり、塗料を塗って作っているらしい。
両方の神社の曳山とも、運行を担う保存会の人らは2.30人。
それに一般の曳き手が加わり、5.60人ほどで曳くのが普通らしい。