ある日僕は素敵なゲームに出会った

ビデオゲーム大好き日記

カテゴリ: イラスト

うっかりしてたら1年近くブログ忘れてた。
去年は夏から年明けまでメチャクチャ忙しくって、テレワークだから逆に何とかこなせた。

そんな中でもゲームしてリフレッシュしていたうちの1つがプレイログつけながらのエル・ヴィエント。このゲームはダメージ無敵時間がほぼない系なので、何だかプレイが曖昧模糊になりがちで「なんとなくクリアした」のが今までだったので、もう少し目を開いてやってみようという回。
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このところ様々な手段でメガドライブタイトルのリリースが多い。
直近では、現行機でダウンロード販売される「グレイランサー」や「ジノーグ」があるが、「ゼノクライシス」なんて現行機版に加えて、メガドラやNEOGEO版の物理ROMカセットが販売された。これ、つまるところ、メガドライブを含む現行機との縦マルチと考えると時空のゆがみがすごい。

そして今日、ついにパノラマコットンのリプロダクト版が予約受付開始。

正直な話、僕はコットンシリーズの事をリアルタイムでは「このロリコンキャラは好かんな」と思って興味が沸かなく、パノラマコットンもスルーしていた。ゲーム画面も静止画ではあまりそそらなかったのだけど、後年動いているところを見てビックリした。ちょっとだけ後悔したけど後の祭り、少々お小遣い貯めたくらいじゃ手が届かなくなってしまった。

そうなると、「メガドラ版はもう無理だけど、ダウンロード版で良いから遊べるやつ出ないかな」と思っていた…思っていたのに…物理版のカセットが手に入るチャンス到来である。

そんな ”パノコ” のリプロダクト版は、GENESISバージョンとMEGADRIVEバージョンがあるのだけれど、ここでのMEGADRIVEとはEU(PAL)版。やっぱりJP版が欲しいところなので、コロンバスサークルさんがタイミングずらして発表しないかしら?とか、選択肢が増えると贅沢を言い出す自分がちょっと面白かった(最終的に予約しました)。


(バトルマニア:大鳥居マニア)GENESISの詰め合わせ公式カセットで6‐PAKというのがございまして
2021_0909フィジカルマニやん






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僕はセガハードヒストリアはスルーした。理由はシンプルでBeメガしか読んでなかったのでサターン、ドリキャスの雑誌を振り返るという必要がなかったから。
それぞれのゲームハードを遊んではいたのだけれど、メガドライブの時のような熱狂的な思い入れは無かったと言うか、特定ゲーム機に操を立てる必要が無くなったというか、そんな時期だった。

それはともかく、バトルマニアは今回の付録にも採用されなかったなーと、勝手ながら理由を考察してTwitterに放流していたら… なんとセガ奥成さんにリプライ頂いた。(この書き方しておいて ”なんと” も何も無いか)
曰く、バトルマニアはメガドラミニの収録候補に挙がっていたという情報なのだが、そんな秘話を教えて頂けるなんて何という僥倖!。
ツイートの埋め込みはTwitterサービス機能の一環だと思うけど、なんとなくブログへの引用が憚れる。でも、なんとかその事を書き記しておきたかったので、このツイートへのリプライを参照できるように、というのが限界。しかし、こう見ると失礼なツイートに丁寧にリプライして頂いて誠に恐縮…

そういう事なら僕に出来る事と言えばファンアート描いて灯を絶やさんとするくらいと思い立った次第。実は、いまやバトルマニアはあまりにもプレミアがついてアレなので、モチーフとして扱うのに最近すこし躊躇していたのだけれど、何となく大義名分が出来た感じです。
(バトルマニア:大鳥居マニア&羽田マリア)死角なし!

2021_0730TowHand
2021_0809TowHand まりあ




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 先日バンダイナムコスタジオが、インディーズゲームレーベル「GYAAR Studio(ギャースタジオ)」を設立したというニュースがあった。

これには、業界大手が”インディーズ”とはこれ如何に?という戸惑いが散見されたが、僕はすこし別の事を思い浮かべていた。———ナムコが時々繰り出す実験的な小規模タイトル「マッスル行進曲」とか「塊魂」「ミスタードリラー」なんかがそのラインなイメージだが、成功したり一部で話題になったり。でも売れ線だけじゃない二の戦も模索する姿勢はいい企業なのだろう——— というそんな事。
そういえば、メガドラだって「レッスルボール」「メガパネル」「ボールジャックス」なんてものあったな、正直な話、少年時分にこれらは手抜きに感じたのだけれど。

 そんな、メガドラナムコの一つ『バーニングフォース』も、今となっては有難い移植作なのだが、リアルタイムではあまり嬉しくなかった思い出がある。

メガドライブサードパーティーに待ちわびたナムコ参入。気になるタイトルラインナップはと言うと、順不同だが「フェリオス」「ローリングサンダー2」「マーベルランド」「メガトラックス」そして、「バーニングフォース」その他… これは何かというと、メガドライブユーザーのスーファミコンプレックスの一つ、回転拡大縮小をふんだんに使ったSYSTEM IIからの移植ばかりという事なのだ。

ただでさえ完全移植が出来ない時代に、ウリとなるフィーチャーの機能を持っていないメガドライブに、それは当てつけのように感じた、というのが先に述べた ”あまり嬉しくなかった” 理由だ。
好意的に考えると、当時ゲーセンの話題作をメガドラにお届けしたい、というチョイスだったのかもしれないなと、冒頭のニュースの件を鑑みて思いを巡らせるのだった、いちおう、大人なので。

なんだかんだ言っても、ナムコの作り上げる世界観やキャラクターは秀逸で、この天現寺ひろみもゲーム本編よりもそのキャラクターが語り草になりがちな気がする。ゲームだってメガドラにしては発色も良くスペースハリアーⅡより滑らかに拡大するし、あと曲が良い。

(バーニングフォース:天現寺ひろみ&SIGN DUCK 10-B)家庭用移植がメガドラしかないからメガドラガールだと思ってるので、それだけで儲けたぜ

2021_0524天現寺装丁レイアウト

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突然だが、普段、僕のメガドラ実機はRAD2X のMD2用を使用していたのでオーディオを別で引いていた。それがこの夏テレワークでゲーム書斎兼仕事場になり「配線が煩雑だな」と思っていた矢先の事である。普段からメガドラ関連の情報でお世話になっている、『MDの窓』サイト管理人のMDBBSの残党さんが予告なくRAD2XのMD1用とSS用を送って来て下さった。なんともありがたい。

丁度そのころ『虫姫さま』がSwitchで配信になった。
僕もこのゲームはXbox360版を遊び、「弾幕シューティングでもこんな風に遊べるんだ」というノービスモードにいたく感動したクチだ。Switch版はその360版(をベースにしたSteam版、まあほぼ一緒、たぶん)の移植との事。Xbox Seriesでも出ないなら後方互換して欲しいもんだ。

話は戻るが、そういえば残党先輩はこのタイトルを継続プレイされている。そこで、お礼の気持ちで勝手にコミッションをしようとレコ姫を描きました。ただし今回移植された1作目ではなく続編”虫姫さま ふたり”のデザインだけれども。

※RAD2Xについて詳しくはリンクから『MDの窓を見よう。

(虫姫さま ふたり:レコ姫金色のところにキンイロが居ます

2021_06016レコ姫


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これは夏に描いた絵ですね。
今年は緊急事態宣言とテレワークでほとんど暑さに晒されることが無かったけど、無事ワクチンも接種できたので文句はないです。

(バトルマニア大吟醸:大鳥居マニア)2面BGMの『BLUE SKY LAUNDRYは取説の心得のひとつからとってるんだと思う。

2021_0604マニア

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アーケードアーカイブスで雷電が出た。決して上手な訳ではないのだけれど、とても楽しい。
難しかったゲーセンのゲームでも、9百円せず買い切りクレジット入れ放題、ボスの攻略法を探るべく直前でセーブして何度も練り込むことも可能、なんて贅沢だろう。

そんな『ステートセーブ』について、実は常々思っている事がある。それは、「そんなものオリジナルの遊び方ではない」という誰に言うとでもない後ろ暗い気持ちだ。
逆に言うと、アーケードスタイルのゲームにおいて1クレジットクリアは美徳だ。スコアは積み上がり更新されるし、何よりエコノミーにゲームを打ち負かしたことになる。
 
ただし、そこに至るにはプレイの積み重ねによって築いたクレジットと時間が死屍累々。

まさにこれこそが、僕が後ろ暗い気持ちに成りながらもステートセーブを活用する動機だ。

なにせ「積みゲー」なのである。昔から持ってるのにこの歳までクリアしたことないタイトルなんてたくさんある。気づけばメガドライブのゲームなんて30年モノ。新しいゲームだって遊びたい。
などなど…プレイできる時間は有限なのに頑固なストロングスタイルを通していたら食べ残してしまう。積みゲーしている時点で自分が欲張りな事は認めるしかないよね。

今更意地張ってもしようが無いので活用できる手段は使おう。手ごわいボスの直前でセーブして何度ミスしても最短時間でリトライだ。とにかく一旦クリアまで通すのは舞台でいうゲネプロみたいな感じ。
メガドラなど家庭用の場合はクリアして然る後、実カセットで遊ぶのも1粒で2度おいしい。

なんだかんだで結果上達するので、1クレジットクリアできるゲームも増える。成し遂げたゲームは一層思い入れこもって好きになれるのだから、まあいいんじゃないかな。

(バトルマニア:羽田マリア&大鳥居マニア)難易度ハードのエンディングから。
2021_0516_バニーTS


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久しぶりにバトルマニア大吟醸をプレイ。

僕はレトロゲームの類をプレイする際、難易度によるステージ構成などに違いが無い場合は、ざっくり流したいのでイージー設定にすることが多い。しかし、バトルマニアのシリーズはかなりヌルい調整なので、たまには難易度上げようとハードにしてみた。すると、2回くらい通しただけで1クレジットクリア出来てしまった。そういうもんか、それなら今後このゲームは難易度ハードで良いやと思った次第。

 
(バトルマニア大吟醸:羽田マリア&大鳥居マニア)肩パットアーマーが無いけど大吟醸です。2021_0430_ トラブルシューター

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メガドライブの『ESWAT』が好きだ。

 セガのESWATと言えばアーケード版がオリジナルで、ゲームジャンル的にはSHINOBIの系譜にあり、奇しくもメガドライブ版へ移植(?)するにあたり独自のアレンジが施されているのもまたSHINOBIと同じ様な境遇に感じる。

そんな ”同級生” なタイトル同志だけれど、片や『Super 忍』はメガドライブ初期タイトルの誉れも高い優等生。一方の『ESWAT』はSNSで持て囃されることが殆ど観測されない。僕はここに強い違和感を感じずにはいられない。
強いて言うなら、3面からのパワードスーツNEW.I.C.E装着までの前奏がかったるいとか、コンティニューが無い事や、ミスすると武器をロストして再回収まで特定のエリアに進まなければならない所とかだろうか… 結構致命的だな。

と、まあ、とりあえず手始めにこのゲームの欠点として思い当るところは挙げてみたけれど、正直そんなのは些細なことだ。挙げてみた欠点だって敷居が高く感じるだけで、やり込む分にはあまり関係なくなってくるものばかりだと思う。現代に遊ぶ分には(海外ストアしかないけど)現行機でステートセーブなどで楽して遊べるし。

僕はこのゲームを褒めたいのである。

 派手さはないけれど丁寧な描き込みのグラフィックであり、メガドラではクオリティに差が付きやすい色使いも巧だ。世界観はハードSFで90年代当時流行りのモチーフが多様されながら統一感もある。音楽も派手なアドバタイズデモもあれば緊張感のある抑えたトーンもありバランスが取れている、なにより聞き心地もよい。

そして、本丸のゲームプレイ。
冒頭に挙げた通り、オーソドックスな横スクロールから見事な変更を施されている。
何かを褒める時に比較して他方を貶めるのは良くないやり口だとは承知の上で書くが、同級生で優等生なはずのスーパーSHINOBIのアレンジは正直大したことなく地味なアクションゲームからは脱していない。
比べて、ESWATではステージギミックの多彩さと攻略の楽しさが練りに練られている。そこに加えて演出も秀逸、一切ムービー的なものは無いけれどゲーム展開に盛り込まれたドラマ性は雄弁なのだ。(余談だけどエンディングで出てくるパトカーはベア・ナックルと同じで世界観が繋がっているらしい)

例を挙げてみよう。

 1面と2面、そもそも ”かったるい” とか言いながらこのNEW.I.C.E装着前のステージでは基本アクションの立ち回りを覚えるに必要な展開と、主人公(プレイヤー)が昇格して強力な装備を扱うエリートになるドラマが追体験できる味な構成だ。

 3面からNEW.I.C.Eを装備。ステージ開始デモでもその様が見られ、オッサンの顔が丸出しで決してカッコいいデザインじゃないけど、1~2面のおかげで「カッコいい」と思えるのだ。そして、天翔けるバーナーの機動力をもって活躍(ボス攻略の安全地帯も作れる!)。

 4面では一転、そのバーナーの使用が制限される。背景を見れば研究所で引火の恐れがある事が書かれてありなるほどと、NEW.I.C.Eの基本装備をじっくり理解することになる。なまじ移動力を持ってしまうと奔放に扱い雑なゲームになりそうなところへブレーキを掛けちょっとしたストーリーの示唆で「やらされてる感」を感じさせない。

 5面では逆に全ての装備性能を駆使するギミック満載で、まるでアクションとパズルを合わせたみたいな頓智の盛り合わせだ。(パズルと言えばテトリスを模した演出が見られるシークエンスが途中に登場する、「メガドラでテトリスが動いている!」と当時のメガドラファンは溜飲を下した事だろう。)
バーニアの滞空時間を活用し攻略するトラップ付きエスカレーターや、逆にバーニアの使いどころを見極めないと乗り切れない移動する床。
ボス戦では一時的に強力なパワーアップを経て無制限に飛び回れるようになりその機動力を持って対峙する。ここで「敵地でパワーアップできるのかよ」という冷笑が聞こえてきそうだが、このカスタムNEW.I.C.Eとでも言うべき装備、実は最終面のボスも使用してくる事から、取り立てて説明はないがほんのりと事の背景が想像できてしまうのだ。

なんてよく出来たアクションゲームだろう。多少骨太だけれど、家庭用でじっくり攻略することを考慮した佳作であることは間違いないし、刺さる人には傑作となる事請け合い。未見で気になった人は現行3機種で遊べるので、『Sega Genesis Classics』を購入してみて欲しい。僕がアフェリエイトやってたらAmazonのリンク張りたいくらいだ。


 最後にスーパーSHINOBIをフォローしておくと、Ⅱになってからは、これら全部を補ってESWATを凌駕していると思います。
 (ESWAT:オリジナルキャラ) 士郎正宗『アップルシード』のイメージで。
2021_0129_ESWAT



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エムツーの『戦刃アレスタ』ロケテが延期らしい。
長引く新型コロナ禍、ビデオゲーム業界は比較的問題ないと言われるけど、やはりアーケードとなると話が変わってくるという事か。

僕は大阪に住んでいるので、そもそもロケテのために出向くことも無いのだけれど、イラスト描いて遠方射撃で応援したい所存。
 (戦刃アレスタ
2021_0131_戦刃


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