2007年11月29日

ベルギービールクラブ2007年11月例会

テーマ:クリスマス・ビール


 5月の例会から皆さんにはご無沙汰しており、仕事が忙しくゆっくりとビールを飲む機会も得られませんでした。
 ですから、忙しくても11月の例会は参加しようと意気込んだものの、やはりはずせない別の会合も入ってきました。
 しかも当日は、ドラゴンズ53年ぶりの日本一パレードと重なり名古屋駅から広小路、栄、久屋公園まで午前中は混雑していました。
 案の定、出発時にカメラも忘れてきてしまい、このレポートも写真無しで失礼します。(携帯のカメラ使用します)
 公園地下駐車場の南といっても、久しく来ていないため行き過ぎてしまいましたがガゼットさんに11時20分ごろ到着。
 11月例会はクリスマス・ビールということでウエルカム・ビールはクリスマス・ペールエール(デ・ライク醸造所)を細身のグラスでいただく。
 アルコール度数は6.2%ですが冬のクリスマス・ビールで若干、コクとか濃いところがあるようです。

2007年11月例会12007年11月例会2


 三輪さんの説明ではブリュッセルの少し西に位置しているそうで緯度は北緯51度に近いところで樺太に相当する位置のようです。
 そういえばフランスの北部ノルマンディーでも北斗七星や北極星がかなり上に観えますがそのさらに上ということで日本から行くと寒そうですね。
 閑話休題、例会がはじまると参加者30数名でいっぱいの会場は、なかなか身動きもできません。
 2番目のクリスマス・ビールは、色の濃いサンタ・ビー(ボーレンス醸造所)で8.5%はおなかに効いてきます。
 3番目以降はいずれも9.0%のかなり濃いものですがビンテージのものもあり、これはいけますね。

 レガル・クリスマス(デユ・ポック修道院)の大きなビンは、沢山飲んでみたいのですがセーブしていかないとね。
 アベイ・デ・ロック・スペシャル・ノエル(アベイ・デ・ロック醸造所)とサン・フーヤン・キュベ・ド・ノエル(サン・フーヤン醸造所)は個人的には良かったですね。
 やはり、皆さんとベルギービールを飲み、おいしい料理を食べるのは楽しく、有意義ですね。
 スタッフの皆さん、ガゼットさんお疲れ様でした。

2007年11月例会32007年11月例会4


中 島  



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2007年11月08日

ワインとビールを楽しむバスツアー(1)

今回のバスツアーは、昨年までと異なり毎月1回名古屋市内のレストランでワインと料理を楽しむ会を開催されている“ワイン・アカデミア”との共同企画で、ワイナリー二箇所と地ビール工場を訪れるという、初めての一泊旅行でした。

名古屋テレビ塔の駐車場を8時に出発して一路長野へ。車内では例によって、早速4種類のベルギービール、ヒューガルデン・ホワイトデュベルシメイ・ホワイトブーン・グースを飲みだしました(ワイン・アカデミアの皆さんにもベルギービールは好評でした)。

佐久のドライブインで昼食をとったあと、ヤッホーブルーイングの工場に到着。最近は「よなよなエール」を近くのスーパーでも見かけるようになっていたので、工場の建物が意外に小さいのにびっくり。

よなよなエール
よなよなリアルエールの壁掛けとポスター

工場見学を先にする組と、テイスティングから入る組の二手に分かれ、私はテイスティングから。私は市販されている350ml缶入りの「よなよなエール」を飲んだことがあって、その美味しさは確認済みだったのですが、熱処理がされていないリアルエールはさすがの美味しさで、直輸入したというサーバーから自分でグラスに注ぐのも楽しかったです。

ヤッホーテイスティング1ヤッホーテイスティング2

リアルエールは「よなよな」以外に、
黒ビールと、ポーター(ペール・エール)の2種類もテイスティングでき、その違いを楽しむことができました。

英国古酒美味しくビールをいただきながら、エールとドラフトビールとの違いなどについての説明を伺いました。日本のエール造りのトップランナーとしてのプライドが十分に伝わってくる内容でした。

長期熟成の英国古酒は1本買ってみんなでテイスティングしました。濃厚な味わいで、開栓しても一週間程度は十分に保ち、味の変化が楽しめるということでした。


長靴をはき、衛生帽子をかぶって工場見学開始。この日の工場はお休みでした。酔いが回ってあまり頭に入ってきませんでしたが、工程を丁寧に説明していただきました。発酵室にはふだん二酸化炭素が充満して酸欠状態だということで、我々のために換気していただいたそうです。工場内の設備はきれいに磨かれていて、とても衛生的でした。

ローター・タンヤッホー工場内
麦汁を循環させる LAUTER TUN 内部

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ワインとビールを楽しむバスツアー(2)

2箇所目の見学先は「ヴィラデストファーム」、エッセイスト&画家として有名な玉村豊男氏がオーナーを務めるワイナリーです。収穫時期で大変忙しいところでしたが、小西さんから葡萄畑と工場を丁寧に案内していただきました。

ヴィラデスト1ヴィラデスト2

私は5年ぐらい前に山梨県のワイナリーを訪れたことがあるだけで、ワイン用の葡萄を見るのも初めてでしたが、小規模ながら手作りでワインを醸造している様子を見て、大変な仕事だなと思わずにはいられません。周りを囲む山々やハーブ園などの美しい景色がとても印象的で、きれいな夕日も見ることができました。

ヴィラデスト3ヴィラデスト4

この日の宿泊先は菱野温泉の「常盤館」、狭い上り道をすれ違いに苦労しながら、何とか宿に到着。運転手さん本当にお疲れ様でした。ここの露天風呂は小さなケーブルカーに乗って、さらに山の上に登るというユニークなものです。

夕食の席には翌日見学する「小諸ワイナリー」から差し入れのワインが届いており、その本格的な味わいにびっくり。翌日への期待がいやがうえにも高まったのでした。
  
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ワインとビールを楽しむバスツアー(3)

2日目の朝食はバイキングで、料理も美味しかったけど、使っている水が良いのかご飯がとても美味しい。10時に出発して10時半ごろには「マンズワイン小諸ワイナリー」に到着。

最初に立派な日本庭園を見学し、その地下のワインカーヴへ。葡萄の形のシャンデリアがあるテイスティングルームは、日本にいることを忘れさせてくれるような雰囲気のある部屋でした。

マンズ日本庭園シャンデリア

いよいよお待ちかね、ゲストルームに戻って以下の6種類のワインをテイスティング。説明をしていただいた後藤常務取締役の熱の入ったお話を聞きながらたっぷり頂くことができました。

ワインボトル1.ソラリス信州小諸
 シャルドネ樽仕込み 2005
2.ソラリス信濃リースリング 2005
3.ソラリス古酒甲州 1993
4.ソラリス信州千曲川産メルロー 2002
5.ソラリス信州東山
 カベルネ・ソーヴィニヨン 2000
6.ソラリス信濃リースリング
 クリオ・エクストラクション 2004

シャルドネ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンはブラインドで出されたら、国産だと指摘されることは少ないだろうと思われる、しっかりした味わいのワイン。リースリングはフレッシュで飲みやすく、甲州は古酒らしく深い味わい。驚いたのは黙って出されたら貴腐ワインかアイスワインといってしまうだろうクリオ・エクストラクション製法のリースリング。これの3,000円台の値段は本当にお買い得だと思います。

ソラリス・シリーズの商品紹介ページ

テイスティングの後は20種類ぐらいもの様々な葡萄が栽培されている見学者用の畑へ。この日は常務さんの特別な許可をいただき、なっている葡萄を食べることができました。説明を聞いて予想はしていたけれど、どの葡萄も甘いのに驚きました。

ブドウ畑ランチ

最後に工場を見学した後、ワイナリー内のレストランで昼食。ここでもテイスティングで残ったワインを特別に出していただきました。料理も美味しく満足したところで、最後は売店へ。みなさんかなり沢山のワインを買い込んでいらっしゃったようです。

ワイナリーの見学時間が大幅に伸びたため、バスは1時間以上遅れて名古屋へ出発。貴重な体験ができた今回のツアーは大満足で、無理をして参加したかいがありました。企画とお世話をいただいた皆さんに深く感謝申し上げます。

  
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