恒例となっている9月のバス旅行、晴天となった本日は岐阜県の鮎料理が主目的だ。 道中で守山区のアサヒビール名古屋工場の見学もある予定。
9時30分から受付開始だが、快晴のため出足は好調で9時ころから何人かは集合していた。 ついた途端にヒューガルテン・ホワイトの歓迎があり、参加者31名で定刻どおり10時出発。 家族同伴の方もおられ、お子さんはソフトドリンクなどが配られる。 本日のベルギービールは、ヒューガルテン・ホワイト、シメイ(白)、デュベル、ローデンバッハの4種類。
朝テレビ塔前の集合 ゲストハウスでの見学前説明
一路、最初の目的地のアサヒビール名古屋工場に向うが、その間はベルギービール4種類を各自思い思いに楽しむ。 およそ40分で工場に到着したが日曜日で静かな様子。 ゲストハウスでビールの簡単な説明を受ける。 水は地下水使用かと思ったが現在は木曽川の水を原料にしているそうだ。
工場の見学は、ゲストハウスからビオトープのトンボ池、発酵・熟成タンク(400KL)が全部で140本ならんでいる通路をとおり、工場入り口のモニュメントホールへ向かう。
発酵・熟成タンク(400KL) 工場見学のモニュメントホール
工場内は撮影禁止なので写真省略、工場内では仕込み室、品質管理室、ノンフロン設備、缶への詰め込み工程、環境への取り組みを見学する。 大きな仕込釜、仕込槽、ろ過槽、煮沸釜を見て行くと大麦とかホップのサンプルが置いてある。 大まかなビール製法は大麦から麦芽を作り煮込み麦汁をろ過し、麦汁にホップを加え煮込む、麦汁を冷やしてビール酵母を加え発酵・熟成タンクにて0℃の低温で数十日熟成させ後にろ過しビン、缶に詰める。 次はゲストホールで試飲会だ。 ここではスーパードライの生、黒ビール生それと2つをブレンドした3種類のビールが試飲できる。 飲み過ぎないように2種類だけ試飲する
試飲のビール2種類
スーパードライの生は、缶のイメージと若干違い美味しい。 黒ビール生はコクが程よくこれも美味しい。
時間が来て、名残惜しいが本日の目的地の岐阜県の鮎の簗場に向かう。 途中、南氏からアサヒビールのような現在のビール製法は低温(6℃程度)での下面発酵によっており、ベルギービールは常温(20℃程度)での上面発酵で古い製法であるとの説明あり
ベルギービール2種類(シメイ(白)、ローデンバッハ)
バス内ではシメイ(白)、ローデンバッハを飲む、皆さん結構な量頂いているようです。 途中川島パーキングで休憩、東海自動車道のトンネルを抜け目的地に近づく。 13時過ぎに鮎の簗場に到着、結構、お客さんが来ており夏の最後を楽しんでいた。
川の本流(左)と簗場の川(右)
簗場の川には石に藻がつき如何にも鮎が居そうですが、このところ川の水量が少ないので鮎は少ないとのこと。
ベルギービールクラブ例会の乾杯 鮎料理の味噌だれ焼き
全員席に座り、まずベルギービールでバス例会の乾杯、今回の例会主目的は簗場での鮎料理。 鮎料理の最初は鮎の寒露煮、良く煮てありほとんど食べてしまう。 次いで味噌だれの焼き鮎がでてきた。
鮎の塩焼きにはどのベルギービールが合う?
鮎の塩焼きはやはり一番美味しい。 まずはデュベルで比べてみるとデュベルの細かい泡と塩味が程よく調和している。 次にローデンバッハ、シメイ(白)と比較する。
鮎雑炊にはどのベルギービールを飲みますか?
最後に鮎雑炊がでてきた。 鮎雑炊の薄味は食べている途中から美味しさが伝わってくる。 これには少し濃いベルギービールが合うかも知れないがシメイ(白)でも鮎雑炊の味が引き立ってきた。
簗場での鮎の収穫は?
簗場におりると一人一人で鮎のつかみ取りが行われていた。 一匹、一匹と流れてくる。 一人で七匹も捕まえた子もいたが一、二匹の人もいた。
15時30分簗場を出発し一路名古屋へ向かう、17時過ぎにテレビ塔周辺に到着しベルギービールクラブのバス例会は終了した。 スタッフの皆さんご苦労様でした。 次回は11月15日(土)12時から「つきだて」さんで行う予定とのこと。 また2010年6月6日出発でベルギーへの旅行もあるとのことです。
(YN)