ウエルカム・ビールにしては少しコクが有り過ぎた感じですがホップがほどよく効いていました。資料によれば複数のホップが使われているとのこと。このビールのヘットアンケル醸造所はベルギーで現存する最古(1369年)の醸造所ということです。
事務局からベルギー訪問の日程や訪問箇所などと本日のビールの説明がありました。
ツキダテさん自前のポップコーン(八丁味噌、長者町はちみつ、赤ワインを合わせた)はビールに良く合いますね。クリームチーズとハチミツのカナッペ、千代幻豚のレバーペーストはグーテンカルロス・ホップシンヨールのために料理したものです。2番目のビールは、ウエストマール・トリプル(9.5%)。濃いビールが続きましたが、これはホワイトアスパラガス(仏産)のサラダに合うビールはウエストマール・トリプル。ということで2番目のビールも濃いものとなったようです。今回も、伊藤さんはベルギービールの資料を、またツキダテさんは料理メニュー表を作っていただきました。
メニューによればオマールエビ(カナダ産)、豊浜産アンチョビと温泉卵、熊本のホームランメロン、岡崎のサラダ。このアンチョビ風味の温泉卵はクセになりますね。本日のメインは豪州産仔牛とイタリア産白いんげんの煮込みです。これにはヴィヒテナール(5.1%)が用意されていました。資料によればこのビールは焙煎モルトとオーク樽で8ヶ月の熟成したもので、濃い色と味香りが独特のものとなるそうです。
デザートは美浜グレープフルーツのクリームブリュレでこれに合うビールはレフ・ブラウン(レフ・プリューヌ 6.3%)が用意されていました。これは13世紀にビールの醸造をしていたといわれているレフ修道院のものです。資料によれば現在は、地元の醸造家にビールつくりを依頼したアビービールの修道院ビールとのことです。
こうして今回の例会も無事終了しました。参加人数が多くツキダテさんの皆さん、資料を作られたスタッフの皆さんお疲れさまです。次回9月は暑い季節ですが、待ち遠しいですね。では次回9月も元気にお会いしましょう。
Y.N.