masa の記事
2012年07月29日
甘露蜜のススメ
クローバに散歩を遠慮させてもらおうかとおもったのですが、ジィ~と見つめられて、炎天下の中汗だくになりながら行かざるを得なかったmasaです。
さて前回は、これから出していく新商品のお話をさせてもらいましたが、
今回はその中で「甘露蜜」という蜂蜜をご紹介します。
この甘露蜜、名前からもわかるようにちょっと変った蜂蜜です。
通常の蜂蜜が、花蜜をミツバチが集めてくるのにたいして、この甘露蜜の蜜源は樹液なんです。樹種は、松、モミの木、ブナの木などのようです。
だけどメープルシロップのように、樹液を人間が直接採取するのではなく、ミツバチが集めて熟成するからやっぱり「蜂蜜」にはかわりはありません。
正確にいうと、通常の花蜂蜜がミツバチによる1度の採蜜加工による生成物なのにたいして、この甘露蜜は、樹液をまづ最初にカイガラムシという昆虫が採蜜加工し、さらにその甘露をミツバチが採蜜加工したものなんです。
蜜色、甘味は濃厚で、深い味わいの奥に抜けるような酸味もあります。
日本ではあまりなじみがないのですが、ヨーロッパでは貴重で美味しい蜂蜜として認知されています。
とくにドイツでは人気が高いようで、チーズやライ麦パンとの相性は抜群です。
甘露蜜の特徴はその味や蜜源だけではありません。
実はこれがもっとも特筆すべきことなのですが、通常の蜂蜜にくらべて、ミネラル、ポリフェノール、オリゴ糖などが圧倒的に豊富に含まれています。
どうです? すっかり使いたくなったでしょう?
2種類の昆虫による2重の酵素作用を受けた甘露蜜。
その栄養価の高さと、大自然の恩恵を受けた深みのある優しい味わい。
ビービーズが取寄せたのは、
ニュージーランド産「ブナの木の甘露蜜」です。
みなさん、是非つかってみて下さい!
きっとブナ甘露のファンになりますよ~♪
2012年07月28日
今年のビービーズは新商品ゾクソク!
こんばんはmasaです。
今日はちょと真面目にビービーズの新商品の話題。
毎年春から夏にかけては、ビービーズにとって新商品を投入する時期です。
昨年は、「はちみつジンジャーシロップ」と「ビービーズドレッシング」を発売しました。
今年は、「はちみつを入れて飲みたいハーブティー」と「メープルハニー」をすでに発売済みですが、実はまだまだ予定がいっぱいです。
お盆までには、夏の暑い日に一気にゴクゴク飲みたい濃厚~な果汁飲料「はちみつ屋さんのマンゴーハニー」と、はちみつジンジャーシロップの新フレーバー「梅」を発売することがすでに決まっています。
そしてそして今取り組んでいるのが、満を持してのビービーズオリジナルブレンドの蜂蜜です。
名称はまだ決定しておりませんが、美味しい蜂蜜の組み合わせを日夜研究しております。
これは今後のビービーズの盛衰を占う位置づけの商品になるかもしれないので手を抜けません。
美味しくて、なおかつお買い求めやすい価格を目指さなければならないのが苦心するところですが、今年はベースになる単花のよいものが入っているので、どうやら納得のいくものができそうです。
その先は、はちみつ屋さんとしては避けて通れないローヤルゼリーとプロポリスの健康食品!
これらの発売には商品自体の開発のみならず、マーケティングをかなり意識した販売戦略とのセットが必須となるので、ちょっと敷居が高くそれとなくこれまで後回しにしていたのですが、今年はやります。何とか秋口までにはと思ってています。
他にも、蜂蜜のボトルデザインと価格の改定など、やることはいっぱいですが、ここんとこをしっかりやっておかないと下半期の売上アップに水を差すことになりかねないので、きっちりやります。
こんな感じで元気いっぱいのビービーズ!
これからもビービーズの新商品に期待して下さい!
2012年06月27日
東欧の旅 ~南ドイツ最終編⑤~
今回で東欧の旅シリーズもいよいよ最終編です。
1月27日(金)
グランドフロアには、このこじんまりとしたホテルに似つかわしくない、広いダイニングが3部屋もあるのはナゼ?
1035 駅着。切符を購入、2人で86ユーロ。
Rorhenburg 1106d
Stainach 1120a
1132d
Wurzburg 1216a
1227d
Frankfurt 1340a
ヴィルツブルグからは、超特急のICEを利用。 ICEは初体験だ、たぶん。 1745
まずはハウプトヴァッヘ・カフェで軽食。
この傾向は、なにもこの街だけの話ではない。新旧正月休みの時期の違いがあるにせよ、もう外国で見掛けるアジア人観光客の多くが日本人だった時代は遠い過去の感がある。
アジア人で金をバラまくのは香港人、シンガポール人を除けば、もっぱら中国人、それから韓国人、日本人の順番だ。
1130 フロントに荷物を預けてチェックアウト。
週末の昼下がりということもあり、ホコ天には溢れんばかりの買い物客。
フランクフルトは人口60数万人らしいが、2百万クラスの都市にしか持ちえないエネルギーがある。久しぶりに、沢山の人がその消費欲を解放している都会の風景をみた気がする。
1430 ドイツ最後の食事は、昨夜と同じギャラリアの最上階でセルフバッフェにした。
ビールをほとんど飲めない、ソーセージをほとんど食べられない南ドイツだった。これって南ドイツに来ている意味の半分くらいはないんじゃない?? 代わりに毎食後の痛風のクスリを飲んでる、それと昨夜からは風邪薬も、 あとはひたすら水・・・、トホホ。
最期のあがきじゃないがソーセージを1本だけ頂く。
美味しい、いいんじゃない、また来るさ!
2012年05月29日
東欧の旅 ~南ドイツ編④~
Minchen Hof 0828d
Treuchtlingen 1020a
1025d
Steinach 1131a
1135d
Rothenburg 1149a(やっふ~!ローテンブルグ!!)
2回の乗り換えがあって、所要時間は3時間21分だ。
駅前のスーパーで水を買ってから、歩いてローテンブルグ旧市街へ。
1220 AKZENTホテル、チェックイン。
旧市街のやや外れに位置するが、街自体が小さいのでアクセスは容易。部屋は今回の宿泊先でいちばん広い。中世建築物の面影をのこしつつ清潔感があるし、その上朝食もついている。
18年前は寒さの厳しい雪のローテンブルグだった。今日は抜けるような青空、とまではいかないがイイ天気。カフェで軽食をとってから、写真を撮ったり、オープンしている店を覗いたりしながら石畳と中世の至宝とよばれる町並みを散歩する。
どうやら辱めを受けさせる、というのが刑罰の基本にあるようだ。例えば、おしゃべりが過ぎる女性に、長い舌がだらんと垂れた異様な容姿の恥辱の面をかぶせて街角に2時間立たせたり、、、これで反省すればいいのだけど。
2012年05月28日
出張手記
昨日、出張から帰ってきました。
メインはメーカー主催の1泊2日の研修会でしたが、それだけで名古屋方面まで行くのはもったいないので、事前に下準備をして、蜂蜜店、養蜂場、厨房品店など愛知、岐阜、三重県にわたって結構ハードに動いていました。
研修会では新商品開発のヒントも頂けましたし、なによりり少なからず人脈もできました。
出席者のほとんどが2代3代とつづくような、弊社よりずっと経営規模の大きい会社の取締役だったりするのですが、ビービーズだって負けてはいられません。
経営戦略をじっくり練り直して、取り扱い商品に関しても、もっとお客様に受け入れてもらえるような商品をこれから増やしていきます。
それにしても、日本の養蜂の未来は寂しいかぎりです。
何軒かお伺いさせてもらったのですが、どこも販売するに十分な採蜜量がない。これって農業にたとえるなら危機的なことです、だって売るコメや野菜がないってことになるわけですから。
自然環境の変化、たとえば農薬の使用によるレンゲ畑の消滅などの蜜源の減少もありますが、なによりも一部の養蜂業者をのぜけば、その多くが規模が小さい零細養蜂場です。そんな養蜂業者は専業では食べていけないから後継者がいない、そうして養蜂従事者が減って、結果として国産蜂蜜の採蜜量も減る。もうそんな負のスパイラルに入っている印象です。
日本の蜂蜜自給率は7%程度だそうですから、やはりこれからの蜂蜜屋としては、品質の良い外国産に高い付加価値をつけられるような商品開発が求められることになります。
確かに国産の蜂蜜の中には美味しいものがある、しかし全部がそうだとは言い切れません。むしろ品質は採蜜量が少ないがゆえに安定していない。蜂蜜先進国のフランスやニュージーランドはもとより、これまで食の安全性が問題視されがちだった中国産でも、国産ものと遜色ないほどに美味しいし、場合によってはそれ以上です。
ともあれ、美味しい蜂蜜、買いたくなる蜂産品を消費者に提供するのが蜂蜜屋の務め。頑張ります。
岐阜市での研修会が終わった後、金華山(稲葉山)にある山城、岐阜城に行ってきました(もちろんロープウェイで)。
天守閣は意外にこじんまりとしていて、戦後再建された鉄筋コンクリートのそっけないものでした。
しかし眺めはサイコーで、市井の街並みは変わっても、そこから眺める山河の風景は信長の時代とそうは変わってないはず。1時間近く天守閣に居座り、下界を眺めながらじっくりと思索をめぐらさせていただきました。
このときまとめた「城中八策」は、いまはまだヒミツです。
2012年04月28日
東欧の旅 ~南ドイツ編③~
(朝、布団の中)
ん?ちょっとまてよ、アレッ、
まずい痛いゾ、再発や! でも今度は右足。なんで~(*_*)
ホテルのフロントに状況を説明し、近くの病院を教えてもらう。それからタクシーも呼んでもらう。
20分程待っただろうか、採血の結果があがってきた。
薬をもらって、その場で1錠飲む。 ふーっ、これで一安心。
まだ痛いが、痛みの進行が止まって、むしろいくぶん楽になってきた。それに左足の方はだいぶん治ってきているので、なんとか歩くことができる。
同時に両足でなかったのは、不幸中の幸いといへば幸いか?
アザム教会の豪華な教会装飾を見学したり、きになった雑貨店などに入りながら街歩きを楽しむ。ヘンケルスで爪切りを2つ買う。11ユーロ。
マヌファクトゥムという有名な雑貨店で見つけたリアルなベアの縫いぐるみ(けっこう高価な品)を見せるために、そこを集合場所にしたが、本人曰わく「もうちとカワイイのがいい」ってことで、プレゼントはローテンブルグのティディベアショップに持ち越すことに。(ぜったいこっちの方がイイとおもうんだけどな・・・)
いや~ホントすごい賑わい。いったい何人入ってるんだろうかというような大ホールのビアレストランだ。これでシーズンオフなんだからどんだけーっ!ビールの本場ドイツの聖地みたいなビヤホールだわ!
なんとか奥の隅の方に空いたテーブルを見つけ席につく。
バンド演奏がよく聞こえる席を確保するなら、6時半くらいまでには来ないとダメなんだろうな。 ビールは飲めないが、バイエルン地方の賑やかなビヤホールの雰囲気は十分に堪能できた。
注文は、2人でソーセージとベジタリアンのメインデュッシュに、スープとパン。食後にアイスクリームとコーヒーを頼む、しめて28ユーロ。痛風なんでこんなもんんだ。最大級のビアホールに来て、ビールを飲まないのはうちらくらいのもんだろうが、朝の夜だし今日ばっかりは仕方ない。でも満足。
2012年04月27日
東欧の旅 ~南ドイツ編②~
さぁ、今日は丸一日約10時間のノイシュバンシュタイン城ツアーの日程
0810 カルーシュタット デパート集合
0830 ツアー出発
う~ん、小さいが金ピカでゴージャス~。
スーベニアシュップのカラクリ時計がいい感じ。 1255 いよいよノイシュバンシュタイン城着、ここで約3時間半の滞在。日本人のツアーグループもいるようだ。
年間100万人の観光客が城を見学し、その多額の入場料がバイエルン州の財政を潤しているとか。
城のエントランスまでさほど遠くはないが、まだ徒歩で30分はちょっとキツイ。
ミュンヘン滞在中に、なんとか1,2杯はプリン体たっぷりのバイエルンヴァイツェンを飲みたい! っていうか飲まなけば街を出れないでしょう!
残念なのは外壁修復(掃除?)中で、かなりの部分が覆われていたこと。それと絵はがきなんかで見るあの城の美しい勇姿は、ツアーで直接城まで行ったんではそのビューポイントに行けなかったことだ。 1800 今は帰りのツアーバスのなか、もう真っ暗。今回のツアーには日本人も含め、ロシア人、ポルトガル人、スペイン人、中国人、英語圏人他、多国籍な顔ぶれだった。
痛風は気になるが目をつぶってヴァイツェンを一杯。なんだか足先がピリピリするのは気のせい? もう知るか!
2012年04月12日
東欧の旅 ~南ドイツ編①~
相変わらず左足先の腫れはヒドいが、ゆっくりなら歩けるほどに痛みが和らいできている気がする。
車窓からは牧歌的でちょっとメルヘンな景色がつづく。そこに住む人々の生活が見えてくるというか、まぁそんな感じだ。
今回の旅ではレンタカーで走るつもりはないが、こういう場所を絵になるとこで停まりながらじっくり時間をかけてドライブしたいものだ。
1250 すぐに駅近くのドロミットホテルにチェックイン。
1515 観覧。マネ、ルノアール、ドガ、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、クリムトなど巨匠の絵画もある。カメラOKなのは珍しい。1時間ほどで見終わる。 1700 ミュンヘン旧市街の中心マリエン広場へ。