【「天に唾する言動」をみずから嬉々と演じられる「世襲3代目の政治家」の猿芝居】

 【このまま,安倍晋三に総理大臣をやらせていたら,この日本国の縮小(萎縮と凋落)の歩調が加速される】


 ①「安倍,天皇を茶化す発言! 両陛下が被災者の方々に膝をつき寄り添うお姿をマネし『こんな格好してまでしてね』と! 人間性皆無…衆院選,必ず投票して安倍晋三を倒そう!生前退位で陛下の意向無視し一代限りの特別法!」(『みんなが知るべき情報 / 今日の物語』2017-10-13 12:01:52)

 a) このブログ記事は,昨年〔2017年〕秋〔10月〕の公表であった。ネット上にはもちろんのこと,新聞記事などにおいても「関連する画像資料」が出ている。けれどもここでは,このブログから以下の画像を借りておく。この天皇夫婦の写真を観て,テレビなどで放送された「その時の様子」を思いだせる人も多いはずである。
天皇明仁を茶化した安倍晋三画像2
出所)https://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/fee852c5eb0ed6cdfbcdfd5c5fb91972

 ところが,今年〔2018年〕6月28日から7月8日にかけての西日本を中心に発生していた豪雨の被害は,1カ月が経った現在でもゴミと化した家財などの後片づけが終わらない状況に置かれたままである。むろん,家屋を濁流に流されたり土砂に埋もれたりして,自宅を失った被災者も大勢いる。

 b) この豪雨災害発生が確実に予想されたころだった7月5日の夜,いわゆる「赤坂自民亭」に集って飲み会をやっていた「安倍晋三やそのとりまきの連中」の行動が世間にバレていた。とくに安倍に対しては,災害が発生してから「首相自身の所在や対応に関する空白の66時間」が指摘・批判されていて,この首相の立場が問題視されていた。

 今回における豪雨災害を気にしていたせいか,このたび(その後において),安倍晋三がこういう行動をしていた。アベ用 “腰巾着新聞紙” である『産経ニュース』(2018.7.11 18:29更新)は,「【西日本豪雨】安倍晋三首相『激甚災害指定へ作業進める』岡山県の被災地視察」という記事を報道していた。この記事のなかに出されていた写真を1葉紹介する。なにをいいたかは瞬時に理解してもらえるはずである。さきに紹介したが,天皇明仁が写っていたその画像と,こちらで安倍晋三が撮られた画像とを,みくらべてみればよいのである。
『産経ニュース』2018年7月11日安倍晋三画像
出所)https://www.sankei.com/politics/photos/180711/plt1807110019-p2.html

 安倍晋三も同じかっこうで演技することになっていた。① の見出し文句を真似ていえば,安倍晋三自身がこんどは「両陛下が被災者の方々に膝をつき寄り添うお姿」のマネしており,この首相なりに「こんな格好してまでしてね」といわれるような光景を,みずからすすんで演じていた。

 ついでに,同じ日に撮影されたらしい同類の写真も,つぎに添えておく。要は,安倍による前後する一連の行動は笑止千万,天に唾する言動であった。なお,この災害地訪問のなかでは安倍晋三が被災者の1人からこういわれていたという。

 2018年「7月11日に安倍晋三首相が豪雨の被災地を訪問したさいに,被災者から怒られる一幕がありました。安倍首相が避難所を訪問して被災者に話しかけた場面で,被災者の方から『世界ばかりに目を向けるのではなく,われわれ国内にも目を向けてください』と指摘を受けます」。「これに対して安倍首相は苦笑いをしながら,『国内も・・・やっています』などと発言していました」。
2018年7月西日本豪雨災害安倍晋三画像
出所・註記)http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/642.html 

 ふだんであれば,庶民の立場からこの首相に対して直接に,なにか発言をできる機会などめったにありえないが,今回のこの場面では,まわりに報道陣が大勢居たときでもあったため,安倍晋三自身は前段のように応えていた〔だけで終わっていて,ムキになって反論することはなかった〕という。

 安倍晋三は自分がガッチリ構えている「強権的・専制的な立場」であるゆえ,これが「忖度されない意見」を受けたり聞かされたりしときは,その「相手」に向けて,ただちに報復を繰り出す行動を習性としている。ところが,今回のごとき被災地で被災者の口から飛び出てきた,それも「予測不能」であった「突発的な反応」(安倍に対する批判)にかぎっては,さすがに応酬する間合いさえとれていなかった。

 ② 朝日新聞社の2018年7月「世論調査」


 「東京医大減点『問題』93%,『生産性ない』自民対応『問題』61% 朝日新聞社世論調査」(『朝日新聞』2018年8月7日朝刊3面「総合」)という記事。

 1) 朝日新聞社が〔7月〕4,5両日に実施した全国世論調査(電話)で,東京医科大学が女子受験生の点数を一律に減点していたことについて尋ねると,「大いに問題だ」が78%で,「ある程度問題だ」15%と合わせると93%に達した。(▼総合4面=質問と回答。これは次段で引用する)

 「どの程度問題だと思うか」を4択で聞いた。「あまり問題ではない」は4%,「まったく問題ではない」は1%。「大いに問題」は男性が77%,女性が79%と,性別を問わず高かった。

 自民党の杉田水脈(みお)議員が同性カップルを念頭に「『生産性』がない」などと主張した問題についても聞いた。当初は静観し,性的少数者への差別だとの批判が高まったあと,杉田氏を指導したと公表した自民党の対応に「問題がある」は61%。「問題はない」26%を大きく上回った。自民支持層でも「問題がある」が47%で,「問題はない」38%だった。

 安倍晋三首相が大きな力を握る「1強政治」について是非を問うと,「よくない」が69%で,「よい」は17%。自民支持層も55%が「よくない」とした。官僚による首相や首相官邸への忖度については64%が「行き過ぎていると思う」と答えた。

 森友学園や加計学園の問題で,安倍首相が国会で「説明責任を果たしていない」は77%にのぼり,「果たした」は14%。「果たしていない」は自民支持層でも63%,無党派層では82%に達した。

 一方,野党への世論の視線も厳しかった。自民への対抗勢力として野党に「期待できない」が80%。「期待できる」は11%にとどまった。立憲支持層に限っても67%が「期待できない」。立憲の政党支持率は6%だった。

務めという字 東京五輪・パラリンピック期間中の暑さ対策として,標準時を2時間早めるサマータイムを導入することには,賛成53%,反対32%だった。内閣支持率は38%(前回38%),不支持率は41%(同43%)だった。(引用終わり)

 せっかくの世論調査実施であり,その結果のとりまとめと公表であったが,今回のこの調査の内容は,いまさらのように,いわば事前に “常識的にも分かりきった” ,すなわち,むずかしい判断など要らない「多数派ないし過半数」の諸意見が調査・収集されていた。

 現状において,自民党が政権をとっている事実じたいはしかたがない面があれ,あの安倍晋三が首相をめているという現実そのものは,いまだに不可解であるとみなすより,不当で不釣りあいな事象であると説明されたほうが適当な理解である。

 ちなみに,右側の画像資料をみたい。安倍晋三も菅 義偉もこの看板に書かれた文字の画数に不足があるのをまったく気づいていない表情であったが,いまさら自民党議員集団のうちでもとくに極右反動路線の党員たちの無教養ぶりには,呆れる余地もないほどである。
 出所)『くろねこの短語』2018年8月6日,
   http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-b5f5.html


 2)「次の自民総裁にふさわしいのは… 安倍氏32%・石破氏26% 朝日新聞社世論調査」(『朝日新聞』2018年8月7日朝刊4面「総合」)

『朝日新聞』2018年8月7日朝刊4面世論調査画像

 9月の自民党総裁選を前に,朝日新聞社が4,5両日の世論調査で次期総裁に誰がふさわしいかを3氏の名前を挙げて聞くと,安倍晋三首相が32%(前回7月調査は28%),石破 茂・元幹事長26%(同23%),野田聖子総務相5%(同7%)の順だった。「この中にはいない」は34%(同33%)。(▼3面参照)(画面 クリックで 拡大・可 ↓  )
『朝日新聞』2018年8月7日朝刊4面世論調査
 立候補を見送った岸田文雄政調会長を含めた4氏で聞いた7月調査と比べ,安倍氏優勢の傾向に変化はなかった。自民支持層に限ると,安倍氏が59%と突出し,石破氏20%,野田氏3%だった。

 一方,「首相に求めるもの」を4択で尋ねると,「公正さ」32%がもっとも多く,続いて「安定感」の31%,「リーダーシップ」20%,「対話姿勢」13%の順だった。内閣不支持層では49%が「公正さ」と答えた。

 この「首相に求めるもの」で,ふさわしい総裁の傾向に違いが出た。「公正さ」を求める層では,ふさわしい総裁は,石破氏が34%で,安倍氏の14%を上回った。

 一方,「安定感」を求める層は安倍氏が41%で,石破氏は18%。「リーダーシップ」を求める層でも安倍氏50%,石破氏18%で,安倍氏が圧倒した。「対話姿勢」を求める層では石破氏31%,安倍氏29%と拮抗(きっこう)した。

 総裁選の争点と目される安倍首相の経済政策についても聞いた。「評価する」は40%で,「評価しない」の44%と割れた。「評価する」は男性が46%と高めで,女性は35%だった。

 一方,安倍政権のもとでの憲法改正には反対が52%で,賛成31%を上回った。反対は内閣支持層でも26%,不支持層では84%にのぼった。(引用終わり)

 今回,世論調査の性格に関するある基本的な特徴が端的に出ている。単刀直入にいうと「衆愚政治」にふさわしい『時の首相である安倍晋三』に対する理解のあり方が,正直に表出されている。

 そもそも,アベノミクスの効果などと喧伝されてきたものは,「99%近い庶民の立場」とは完全に無関係であって,むしろこの経済政策からこうむる不利・弊害のほうが多い。

 にもかかわらず,世論調査の被調査対象群は,ともかくなにかを答えるとしたら,このように専門的に過ぎてよくは判りえないアホノミクスのような〈ことがら〉に関してであっても,「評価する」と答えてしまう場合も大いにありうる。

 なお,以上に引用した記事の同じ4面右側には,別の記事「森友・加計,ゼロ回答続く 国有地値引き,政府は根拠示さず 参院予算委理事懇談会」という見出しのそれが配置されていた。

 この記事は,冒頭段落とこれ添えられた画像資料のみ引照しておく。この画像は右側に配置した。(画面 クリックで 拡大・可)
『朝日新聞』2018年8月7日朝刊4面森友・加計画像資料

 「参院予算委員会は〔7月〕6日,理事懇談会を開き,森友学園と財務省の国有地取引をめぐる通常国会の積み残し課題を協議した。ただ,政府側からは『ゼロ回答』ばかり。加計学園問題も含め,野党から投げられた『宿題』は未解決のまま山積している。

 ③ いまの日本,21世紀をたくましくサバイバルしていけるか? 安倍晋三政権によって寿命が削られ,縮められてきた「この国の哀れ」

 本日〔2018年8月7日〕のこの『朝日新聞』朝刊7面「経済」は,「〈波聞風問〉人口減少 若者たちの不安の正体」を原 真人(編集委員)が掲載されていた。

 安倍第2政権が発足したのは2012年12月26日であった。それから5年半以上が経過した現在である。けれども,安倍は軍事面での対米従属性(「日米の絆」!)を深めるための外交は熱心に推進してきたものの,内政において肝心である「経世済民」(「家族の絆」?)をめぐる多く仕事(任務)としての政治的な諸課題は,からっきし効果がないままに来た。

 貴重の時間が漫然と流れていくなかで,安倍晋三が内政面でなしとげたといえるような「めだった成果」といえば,自分のオトモダチに対して友情を発揮した件となった,「愛媛県と今治市から約186億4千万円もの」「補助金を支出させてあげる」ような,加計学園岡山理科大学「獣医学部の新設」を介添えしたことだけであった。

 21世紀のこれからこの国をどのように存続させていくのか,安倍晋三にとっての目先に利害以外,いままでのところなにも確たる目標が定まらないままにある。

 安倍晋三に対してはとりわけ,政治家として自分の後継者を育てていない(育てられない?)という観察がなされている。自分が「政権:総理大臣の座に長く居座りたい」という関心以外,この国の為政をどのように創造的に進展させるかという問題意識は,彼の立場では「空振りだった」というよりは「振るためのバット」すら用意できていなかった,実にふがいない「世襲3代目の無策政治家」である。
 
 ともかく,原 真人の批評を以下に引用する。

 --今日さえ良ければそれでいいといわんばかりの刹那的な経済政策がはびこっている。政府は財政健全化の目標をないがしろにしているし,国債市場・株式市場の支え役と化した日本銀行は異次元緩和をやめられず,恒久化の兆しさえある。そうやって景気てこ入れに走ることでかえって日本の将来を危うくし,若者の希望を奪ってはいないか。

 年に何回か大学の授業で話をすることがある。ここ1年で接した学生は約800人。そのつど彼ら彼女らにたずねてみる。「日本の未来に楽観的? それとも悲観的?」と。驚くのはどの大学でも学生の99%が悲観的なことだ。理由もたずねてみた。日本の競争力の後退,人工知能に仕事を奪われる……。今風の課題をあげる学生は思いのほか少数派だった。多数があげたのは「人口減少」「超高齢化」「社会保障の未来」。

 つまり学生の不安をなくすのに必要なのは,物価を上げることでも株価を維持することでもなかった。地に足の着いた課題の解決なのである。「人口減少と社会保障」の著書がある山崎史郎氏を訪ねた。厚生労働省の官僚時代,「ミスター介護保険」と呼ばれた社会保障のプロだ。

 若者は人口減少を悲観しています。どうしたら?

 山崎氏:「本格的な人口減少が始まれば,社会保障の支えあいの基盤が加速度的に弱まります。それに備えて,新しい支えあいの基盤を早く作りなおすべきです」。そこで心配になるのが団塊ジュニアだという。

 いま40代となったこの世代は,就職氷河期に社会に出て,非正規のまま働きつづけている人が少なくない。20年後に65歳以上となったとき,相当数が単身で低所得の高齢期を迎える恐れもある。一刻も早く本格的な職業訓練や仕事のあっせんで対応することが望まれる。
  日本人口統計予測
   出所)http://www.d3b.jp/politics/2296 本文とは別資料。
 2008年に1億2808万人でピークを打った日本の人口は下がりはじめたばかり。本格的な減少はこれからだ。「いわばジェットコースターの頂上からの急降下が待っています」と山崎氏。

 なにも手を打たなければ人口は2053年に1億人を割り,2110年に約5300万人まで減る。あまりに急激すぎてショックが大きい。ただ,有効な対策が打てれば,2060年以降,9千万人台で安定させることは可能だという。

 カギとなるのが職住接近。子育て世代が共稼ぎをしながら産み育てられるようにするのに欠かせない条件だ。東京のような巨大都市ではむずかしいが,全国の中核都市に人口が分散していけば可能だろう。

 人口減対策は社会保障,都市政策,雇用政策,地方行政などありとあらゆる政策がからむ連立方程式だ。総合的に数十年がかりで粘り強くとり組まないといけない。政府と国民の強い決意も必要だ。もし若者たちに「この国にそんなことは期待できない」と思われたら悲観の渦はどこまでも広がっていくだろう。(引用終わり)

 原 真人(朝日新聞・編集委員)によるこの種の指摘(批判)に対して,いままでの安倍晋三政権は,いったいなにをもって応えてきたか? 実にくだらないこの首相であった。私利我欲を成就させるための政治しかやっていない。多分,この人はそういった政治の手法しか採れない3流の世襲政治家であった。なんども反芻していっておく。

 「幼稚で傲慢」「欺瞞で粗暴」「暗愚で蒙昧」の為政。

 それでも9月に待ちかまえている自民党の総裁選で三度選ばれることを,必死になって画策しているのが,現在時点における安倍晋三君である。自分の小さなミエと名誉のためであれば,日本の国民たちの生命の安全・財産の保全など目もくれない点は,西日本豪雨災害時にさいしても,はからずに暴露していた。「赤坂自民亭」での “自民党内有志(?)の飲み会” は,その事実を象徴的に表現していた。

 さて,総裁3選の対立候補になりそうだと目されていた野田聖子が,みずからズッコケルような仕儀にあいなっていた。本日の『朝日新聞』朝刊1面の左上には,こういう見出しの記事,「野田氏,閣僚給与返納へ 情報公開請求漏出で」が掲載されていた。

 次回の総裁選では有力な対立候補になるのではないかと予想されていた岸田文雄が,おそらく安倍晋三に恫喝され(総裁選「敗退」のあとではオマエの派閥から閣僚を出さないなどと),簡単に縮みあがってしまったらしく,先日,総裁選には出馬しないと表明していた。

 ところで,野田聖子が前段のような状況に追いこまれた事情については,「野田氏,閣僚給与返納へ 情報公開請求漏出で」対応することにし,その後始末の手立てにしたい意向であった。だが,こうして,自民党総裁選から安倍晋三に対して有力とみられた対立候補がつぎつぎと降りた事情に関しては,つぎのように分析されてもいる。

 ④「朝日の野田聖子潰しは,実は安倍潰しだったのではないか」(『天木直人のブログ』2018-08-06,http://kenpo9.com/archives/4070)

 私〔天木直人〕は7月19日の朝日が一面で,野田聖子総務相のスキャンダルを報じたのをみて,「朝日のスクープが潰した野田聖子総裁候補の皮肉」と題してこう書いた。
 これで野田総務相の総裁選の目はなくなった。ただでさえ不毛な自民党総裁選がますます不毛になった。安倍・石破の一騎打ちでは勝負はみえている。

 安倍首相の仇敵であの朝日新聞が,安倍首相の総裁3選に手を貸すことになる野田聖子潰しのスクープ報道を流したのは皮肉だ。それほど野田聖子総務相の行為は悪質だということだ。

 いくら安倍首相に有利に働くとしても,朝日としては書かざるをえなかったほどアウトだったということだ,と。
 どうやら,それは大きな勘違いだったようだ。安倍首相は石破氏と一騎打ちの政策論争になれば不利になる。野田聖子候補がいたほうがよかったのだ。ひょっとして,野田聖子に推薦人を貸してまでダミーで立候補させるつもりだったのではないか。しかし,今度のスキャンダル発覚で,もはや野田聖子は推薦人を貸すまでもなく,総裁選に出られなくなった。

 そうなのだ。あのスキャンダル報道によって確かに野田聖子は潰された。しかし,朝日の本当の狙いは,野田聖子の総裁選出馬を阻止し,石破氏との一騎打ちの政策論争にもっていって,ひょっとして大逆転を狙ったのかもしれない。

 野田聖子を潰すことによって,同時にまた安倍首相を潰そうとしたのだ。そう思えてきた。そう考えると確かに合点がいく。朝日新聞はやはり安倍首相の前に立ちふさがる安倍首相の仇敵だということである。(引用終わり)

 この天木直人の分析・観察はけっして,うがちすぎた立場ではなさそうに思える。この点は,さきの「② 朝日新聞社の2018年7月『世論調査』」の内容をよく吟味してみると,天木の指示するごとき朝日新聞社の狙いは,裏側からではあっても,多少はすかして観えるかもしれない。

 いまのところ,この国の現状(⇒惨状を補修する任務)にとってみれば,そのために採られるべき「次善の策」としては,あの安倍晋三君よりは石破 茂君のほうが数段ましだとみなされていい。「子どもの政治家(憲法改正:おタク)」である首相よりはよりは,「大人である政治家(防衛問題:おタク)」(もっとも両人とも世襲だが)のほうが,とりあえず相対的な比較をしたら,まだひどくはない。

 それにしても,このように「より悪くないほうの人物」が自民党総裁選で当選してほしいなどと,われわれの側で考えるほかないようでは,「日本の政治の現状」(惨状:実質的には焼け野原状態)も,ずいぶん落ちたものだと慨嘆する。

 天皇明仁も心中では「安倍晋三君がなるべく早い時期に退陣すること」を,皇居内の某所で祈っているに違いあるまい。きっと「私の目の黒いうちにアベは失せればいい」という気分だと推察しておく。

 ⑤ 【 参考記事 】

 ※-1「補正予算審議から逃亡…安倍首相は豪雨被災地  “見殺し”  状態」『日刊ゲンダイ』2018年8月6日,https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234856

 ※-2「安倍首相のウソもここまで来ればほとんどビョーキだ」『天木直人のブログ』2018-08-07,http://kenpo9.com/archives/4078


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