赤っぽい部屋

 広島東洋カープの試合レポとデータコラムっぽいものによるBLOG。カープ戦は十何年連続全試合フルイニング観戦中。衣笠にはまだまだ遠い。  アーケードゲームのベースボールヒーローズ(BBH)日記もちょいちょいと。緒方入りのカープ使い。現在大監督らしい。

移動日のカープネタメモ

 18試合で7勝11敗、苦しいスタートとなっているカープ。ヒースの抑え降格で勝利の方程式は解体され、故障者もあり打線は原形をとどめていない。先発陣は好調だが、延長戦6戦全敗は一昨年までの勝負弱さを思い起こさせる。

 打線は昨日の5-0の試合でようやくスカッとした勝ち方ができ、これからを観察。シアーホルツが昇格し、触発されたのか野間と鈴木が一発を放った。少しいい材料が出てきたが、重要なのが打線の組み方だ。

 シアーホルツは極端な早打ち。同じく早打ちの菊池と組む2,3番コンビは並びが良くない。理想を言えば彼は5番だろう。52打数0四球の野間も下手に当てに行かないのは好感が持てるが、上位には置きづらい。昇格してきた小窪にしてもそうだ。ということでパッチワークではあるが、状態の上がってきた田中の打順繰り上げも検討の価値がありそうだ。ライナー性の打球が早くなってきている。

 新井と故障離脱したが松山が四球をここまでは選んでいるのは意外だったが、期待度的には會澤とロサリオにも当たりが欲しい。

 リリーフ陣で気になるのは四球の数。一岡が7回で7四球と、既に昨年と同数であり(31回)、中崎も10回2/3で8四球は要改善事項。ヒースは被打率が4割を超えている。3人とも奪三振率はいいのだが、登板も偏っており、もう少しいろんな形を試せる展開が望まれる。そのためには打線の奮起がいるのだが。

 戦力的にまだ焦る段階では無い。ただ打線にしてもリリーフにしても、シーズンを通した見通しが望まれる。

2015対ヤクルト4回戦 C 0-1 S マエケン1失点完投負け

 立ち上がりに1点こそ失ったが、そこからのマエケンは凄みのあるピッチングだった。圧巻は3回の山田、田中から奪った連続三振。いずれもツーシームで、山田の懐に148kmで食い込み、田中には150kmで手元で落ちた。スライダーは好調では無かったように思えるが、フォーシームが生き、126球で8回1失点、9三振を奪った。

 しかし打線が応えられない。三者凡退は二度だったが、7回中6回が二死からという巡りの悪さで、唯一の先頭出塁も松山が併殺打。4-6番がノーヒットと石山の前に沈黙した。

 完投した好投のエースを見殺しで連敗、借金5。マエケンは今季初黒星。菊丸コンビにヒットが出ており、幸運な内野安打とはいえ今日も一番の安部もヒット。ロサリオもバットは振れていた。復調してきた田中と1-4番は繋がりそうな気配はあるが、閉塞感を打開するには一発長打が欲しい。昨日の雨と明日の移動日でリリーフが休めるのがせめてもの救いか。

2015対阪神1回戦 C 7-2 T 13安打で黒田2勝目アシスト

黒田とスライド登板のメッセンジャーの両先発で始まった今日の試合。メッセンジャーは立ち上がりから直球が高めに抜け、2回で50球を超すなどテンポが悪かった。

 2回表、カープは2四球と田中のヒットで二死満塁とすると、今日も1番起用の安部のタイムリーで先制。直後の2回裏、黒田が福留に高い飛球を打たれ、これが風に乗ってポール際に入る3号ソロとなり同点。

 試合が再び動いたのは6回。カープはロサリオ、松山の連打で無死1,3塁のチャンスを作ると、6番新井が左中間へ勝ち越しタイムリーツーベース。更に會澤の死球で満塁となり、田中、黒田の連続タイムリーで追加点。メッセンジャーをノックアウトする。

 とにかくストライクを取るのに苦労したメッセンジャーは5回0/3で122球。難敵との今季初対戦だったが、いい形で攻略できた。

 この後走塁ミスはあったものの、高宮から安部の代打梵がタイムリーを放ってこの回4点目。黒田には十分すぎる援護。

 黒田は6回裏に福留にタイムリーを許したが、6回2失点でまとめた。ただし116球を要し、被安打7、3四球ともう一つの内容。福留のソロ以外はシングルヒットだったのが大けがをしなかった理由だが、強いて言えばファストボールの割合をもう少し落すべきだったかもしれない。

 カープは7回にも3番手金田を攻め、一死満塁から田中のセンターオーバーの2点タイムリーツーベースで決定的な追加点。このリードを永川、一岡、ザガースキーで守って3連勝、黒田は2勝目、チームの借金は3。

 13安打を放った打線の中で、目立ったのは4安打のロサリオと3安打の田中。ロサリオは積極打法で広角に打球を飛ばし、田中は追い込まれながら力負けしないスイングを見せた。3四死球の會澤をはじめ、下位打線が良く繋がった。ただし、肝心の菊池と丸は蚊帳の外だった。

 欲を言えば8日間登板の無い九里、昇格してきた今村も使いたい展開ではあったが、市岡の復調とザガースキーの登板間隔が優先された。明日の予告先発はジョンソンと藤浪。連勝を続けてまずは五割を目指したい。


2015対巨人3回戦 C 1-0 G マエケンエース対決制し今季初勝利

 マエケンと菅野、エース対決となった今日の試合。打てない両チームは今日もオーダーを組み替えたが、ポイントとなったのは1番打者。巨人は1番センターで金城、カープは菅野に好相性の安部を1番サードでスタメン起用し、この二人がともに結果を残した。

 初回、カープはその安部がいきなりヒットで出塁すると、続く菊池がバスターエンドラン。これが成功して無死1,3塁とすると、丸の併殺崩れの間に1点を先制する。安部は3安打猛打賞と期待以上の活躍だった。

 カープは4回にも安部のヒットと2つの四球で一死満塁のチャンスを作るが、5番松山がセカンドゴロ併殺打。このあと打線は沈黙し、マエケンのピッチングにすべてを託す展開。

 4四球を与えるなど球数が多く、調子自体はもう一つだったマエケン。初回以外は走者を背負う内容だったが、要所で踏ん張りを見せた。守備のミスも絡んでの2回無死1,2塁のピンチを切り抜けると、6回一死一塁で村田を併殺に取るなど要所を締めた。7回で117球、被安打6に4四球と内容はもう一つだったが、無失点に抑える。

 このバトンを8回中崎、9回ヒースが守りきり、マエケンは3試合目で今季初勝利。ヒースが3敗目。連勝で借金4。

 今日の試合で目立ったのは粘りを見せたマエケンと、いきなりのスタメンで3安打を放った安部。レギュラー不在のサードスタメン候補に名乗りをあげた。とは言えレギュラー取りには足りない部分も多く、スポット的な活躍で終わらないためには何よりも結果だ。

 とは言え今日の安部など、緒方監督はオーダー等を見ると相性をまずまず重視しているように思える。その意味ではカープ側の1勝7敗と相性の悪さは筆頭の菅野にいきなり黒星をつけられたインパクトは大きそうだ。

 また、今日は野村と今村が入れ替えられた。来週は5試合のため先発を一枚減らして中継ぎを7人に戻した格好だ。野村は登板間隔は空くが来週日曜に先発可能で、そうすれば福井を今週日曜先発後に一旦抹消し、一軍選手枠を一次的に2つ開ける事が出来る。登板間隔の懸念はあるが、なるほど妙手かもしれない。

2015対巨人2回戦 C 3-2 G 連敗止める菊池のビックプレー

 大型連敗を止めることは難しく、多大なエネルギーを要する。すんなりとは終わらない綱渡りのゲームの中、細い糸を手繰り寄せたのはセカンド菊池のビックプレーだった。

 野村とマイコラス両先発で始まった今日の試合。気温は低く審判のストライクゾーンが狭かった。


 野村は初回に片岡にソロを被弾。野間の強肩に助けられるシーンもあったが、5四球とピンチの連続。ただ5回に坂本にタイムリーを許したあとの二死満塁で亀井を抑えるなど、要所で踏ん張りを見せて6回2失点とまずまずのピッチング(110球)。


 今日も組み換わった打線だったが、試合を動かしたのは当たりの出てきた8番田中。2回二死1,2塁から左中間へ落す2点タイムリーツーベース。5回には先頭としてライト前ヒットで出塁してチャンスメイク。今日1番丸の四球などで二死1,3塁とすると、ワイルドピッチで勝ち越し点を奪う。

 ただ打線が目覚めるにはまだ遠く、今日も散発。マイコラスに対し何度かセーフティバントの構えを見せるなど揺さぶろうとはしたが、崩すとまでは至らなかった。

 暴投による勝ち越し点をはじめ、どちらかと言えば今日は巨人のミスに助けられた格好で試合は進んだ。7回を永川が抑えたが、8回は中崎が先頭井端にいきなり四球。続く村田がバントを試みるが、投前に強く転がって併殺打。リードを守る。

 1点リードの9回表、マウンドには4番手ヒース。しかしすんなりとは終わらない。片岡、阿部にヒットを許して二死1,2塁。続く亀井の打球は通常なら投手に当たりそうなコースだったが、一塁側に体が流れるヒースの投球フォーム。緩いゴロがセンター方向へ抜けていく。

 同点を覚悟した瞬間、菊池が飛び出してきた。滑り込んでバックハンドでの捕球。しかもそこから素早いサードへの送球だ。アウトにこそならなかったが、チームを危機から救ったうえ、球場の空気を一変させた。改めて過去に例のない守備力だ。

 二死満塁と放ったものの、ヒースが続く高橋をショートフライに打ち取ってゲームセット。長かった連敗は7で止まり、野村が今季初勝利。借金は5。ショートフライを捕球した田中をはじめ、ナインのほっとした表情が印象的だった。

 明日の予告先発はマエケンと菅野。逆襲へと反転できるか。打線はまだきっかけを掴めていない。

2015対巨人1回戦 C 1-2 G 大瀬良熱投報われず7連敗

 4回まで毎回の4四球と先発大瀬良は制球に苦しんだが、昨年と違うピッチングスタイルを見せた。目立ったのはシュートしながらやや落ちるツーシーム。これにカットボールとフォーク、時折混ぜたカーブも緩急が付いて効果的だった。「調子は良くなかったが會澤のリードに助けられた」というコメントは、色々な球種を使えた裏返しだろう。

 今日も大きく組み換わった打線は初回、1番菊池のヒットと盗塁からチャンスを作り、3番ロサリオのタイムリーで杉内から先制に成功する。しかし良かったのはここまでで、やはり決定打に欠けた。

 この1点のリードを大瀬良が力投で守り続ける。5回一死2,3塁の場面では、坂本をセンターライナー、阿部をショートゴロで退ける。序盤から球数がかさんで7回には100球を超えていたが、大瀬良はマウンドに上がり続けた。

 しかし9回裏、大瀬良を援護できない野手陣は守りでも足を引っ張ってしまう。この回からレフト守備固めに入った天谷が風を読みきれず、先頭亀井の飛球を捕球できない。レフトフライが一転ツーベースとなると、高橋の進塁打の後、大瀬良が井端に同点タイムリーを浴びてしまう。完封目前での降板。140球目のストレートだった。

 10回表のヒースが背負ったピンチは相手の重盗失敗で切り抜けたが、11回表は耐えられなかった。一岡が四球と盗塁でピンチを背負うと、鈴木のショート深い所への打球、田中が飛び込んで好捕したが、サードへ悪送球。タイムリーエラーとなり、決勝のホームを踏まれた。

 打線組み替えも薬とはならず、今日も打てなかった。8回の走塁の際にロサリオが左足を痛めたのも程度が非常に心配される点。

 また、一岡の状態も気がかりだ。10試合で5試合の登板、そのうち4試合で失点し、早くも3敗目。何より昨年31イニングで7だった四球が今季は早くも6。代役のいないクラスではあるが、経験は少なく、ケアは必要だ。

 大瀬良の好投は好材料だったが、それ以外に収穫の乏しい敗戦。10試合で早くも延長が5試合目となり、しかも全敗。リリーフ陣をはじめ疲労は溜まるばかりだ。なにより勝利が欲しい。

2015対中日3回戦 C 4-5x D 6連敗 4日で3度のサヨナラ負け

 相手が守備のミスを連発。中盤の逆転劇で今日こそ連敗脱出と思われたが、リリーフ陣が捕まり、4時間39分の総力戦の果てはサヨナラ負け。泥沼の6連敗、しかもそのうち3つがサヨナラ負けというなんともダメージの残る1週間となった。

 点の取れない打線は今日も大きく顔ぶれが変わった。それもグスマンが脇腹痛で抹消という緊急事態。小窪、今井も併せて抹消となり、福井、ロサリオ、堂林が昇格。入れ替わった3人は早速スタメンに名前を連ねた。

 まずは今季初先発福井の立ち上がり。いきなり大島にヒットを許すと、亀澤のバスターエンドランが内野安打となって無死1,2塁。福井動揺隠せず平田に四球を与え、いきなりの無死満塁と絶体絶命。

 しかし今日の試合がもつれたのは、4番ルナと5番福田が合っていなかったことだった。まずはルナがカウント3-0から打って内野ポップフライ、福田は三振。エルナンデスにライト前2点タイムリーを許したものの、なんとか2失点で凌ぐ。

 しかしその後も福井は制球不安定な内容で、6回を被安打7、4四死球とピンチの連続。なんとかまとめた点は評価できるが、内容的には5〜6失点していても不思議では無かった。

 打線はこちらも今季初先発伊藤に対し5回に反撃。元々相性のいい相手である。先頭會澤のヒット、堂林のツーベースで無死2,3塁とすると、田中が一塁線を破る同点タイムリースリーベース。更に一死三塁から三本間での狭殺プレーエラーで勝ち越すと、二死1,3塁からはサードルナのタイムリーエラー。4点を奪って逆転する。

 ただし、この4点は中日の3つの守備のミスによるものだった。まず堂林のツーベースは大島がグラブの土手に当てて落としたもの(背走した後のフェンス際で難しいプレーではあったが)。そして2つのタイムリーエラー。欲を言えばタイムリーで勝ち越し、あるいは7,8回のチャンスでの追加点となるタイムリーがあれば大きくムードは違っていたかもしれない。

 とは言え、2点のリードを持って7回から勝ちパターン投入。逃げ切らなければならない展開だった。しかし開幕から結果の出ていない一岡の投入を躊躇ったのか、7回のマウンドをザガ―スキーと永川、8回を中崎と投入。だが共に1点ずつを失い、リードを守れない。

 同点となり9回からはリリーフ勝負。早打ちの上走者の出せなかった攻撃は短く、守備の時間はあまりのも長かった。9、10回をヒース、11回、12回を一岡と共にロングリリーフで託したが、最後は一岡が力尽きた。2イニング目の12回裏は明らかに制球が乱れ、小笠原にサヨナラヒットを許す。一岡は今季2敗目で、チームは6連敗で借金5。

 中日の守備のミス連発も敗戦に繋がりそうな要素だったが、カープ投手陣の9四死球も見過ごせない。一方で攻撃陣が奪った四球は1。攻撃が短く、守備が長い一因はここにある。連打連打で快勝となればいいが、そうでない場合、今週のような辛い一週間を今後も過ごすことになりかねない。


 カープ側の見どころを挙げれば、今日は外野守備だった。

 初回二死満塁からエルナンデスの2点タイムリーを打たれた場面では、野間の強肩で一塁走者をサードでタッチアウト。

 8回一死1,2塁、代打高橋に左中間にタイムリーツーベースを打たれた場面では、途中出場のレフト天谷が早い打球をバックハンドで止め、素早く中継に返した。通常ならばフェンスまで到達するか、取れても捕球体勢が悪く一塁走者まで還っていそうな打球だった。

 10回裏二死二塁では、高橋のセンター前ヒットで丸がホームへ好返球。サヨナラ負けを阻止した。守備では粘りや執念を見せていた。これがいつ攻撃に繋がるか。来週は巨人阪神との6連戦である。
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