March 07, 2011

裁判官の除斥と忌避

閻魔大王
■忌避

忌避(きひ)とは、除斥事由には該当しないが、裁判における手続の公正さを失わせる恐れのある者を、申立てに基づいてその手続に関する職務執行から排除すること。典型的なのが、裁判における裁判官の忌避であるが、裁判官以外にも、裁判所書記官、鑑定人、通訳人、仲裁人、審判官などについても忌避の規定がある。なお、手続の適正を図るために、一定の者を職務執行から排除する類似の制度として、除斥や回避がある。

■裁判官の忌避

【刑事訴訟における忌避】

第21条(忌避の原因、忌避申立権者) 
〆枷輯韻職務の執行から除斥されるべきとき、又は不公平な裁判をする虞(おそれ)があるときは、検察官又は被告人は、これを忌避することができる。
∧杆鄂佑蓮被告人のため忌避の申立をすることができる。但し、被告人の明示した意思に反することはできない。

第22条(忌避申立ての時期) 
事件について請求又は陳述をした後には、不公平な裁判をする虞があることを理由として裁判官を忌避することはできない。但し、忌避の原因があることを知らなかったとき、又は忌避の原因がその後に生じたときは、この限りでない。

第23条(忌避申立てに対する決定) 
々腟賃里旅柔員である裁判官が忌避されたときは、その裁判官所属の裁判所が、決定をしなければならない。この場合においてその裁判所が地方裁判所であるときは、合議体で決定をしなければならない。
◆|亙裁判所の1人の裁判官又は家庭裁判所の裁判官が忌避されたときはその裁判官所属の裁判所が、簡易裁判所の裁判官が忌避されたときは管轄地方裁判所が、合議体で決定をしなければならない。但し、忌避された裁判官が忌避の申立を理由があるものとするときは、その決定があったものとみなす。
 忌避された裁判官は、前2項の決定に関与することができない。
ぁ〆枷十蠅忌避された裁判官の退去により決定をすることができないときは、直近上級の裁判所が、決定をしなければならない。

第24条(忌避申立てに対する簡易却下手続) 
 〜幣戮鮹抉笋気擦詭榲のみでされたことの明らかな忌避の申立は、決定でこれを却下しなければならない。この場合には、前条第3項の規定を適用しない。第22条の規定に違反し、又は裁判所の規則で定める手続に違反してされた忌避の申立を却下する場合も、同様である。
◆〜姐爐両豺腓砲蓮忌避された受命裁判官、地方裁判所の1人の裁判官又は家庭裁判所若しくは簡易裁判所の裁判官は、忌避の申立を却下する裁判をすることができる。

第25条(即時抗告) 
忌避の申立を却下する決定に対しては、即時抗告をすることができる。

第26条(裁判所書記官の除斥・忌避)
 ,海両呂竜定は、第20条第7号の規定を除いて、裁判所書記にこれを準用する。
決定は、裁判所書記所属の裁判所がこれをしなければならない。但し、第24条第1項の場合には、裁判所書記の附属する受命裁判官が、忌避の申立を却下する裁判をすることができる。


【民事訴訟における忌避】

第2節 裁判所職員の除斥及び忌避

第23条(裁判官の除斥) 
裁判官は、次に掲げる場合には、その職務の執行から除斥される。ただし、第6号に掲げる場合にあっては、他の裁判所の嘱託により受託裁判官としてその職務を行うことを妨げない。
1.裁判官又はその配偶者若しくは配偶者であった者が、事件の当事者であるとき、又は事件について当事者と共同権利者、共同義務者若しくは償還義務者の関係にあるとき。
2.裁判官が当事者の4親等内の血族、3親等内の姻族若しくは同居の親族であるとき、又はあったとき。
3.裁判官が当事者の後見人、後見監督人、保佐人、保佐監督人、補助人又は補助監督人であるとき。
4.裁判官が事件について証人又は鑑定人となったとき。
5.裁判官が事件について当事者の代理人又は補佐人であるとき、又はあったとき。
6.裁判官が事件について仲裁判断に関与し、又は不服を申し立てられた前審の裁判に関与したとき。
【則】第10条 ・第12条
《改正》平11法151
2 前項に規定する除斥の原因があるときは、裁判所は、申立てにより又は職権で、除斥の裁判をする。

第24条(裁判官の忌避) 
裁判官について裁判の公正を妨げるべき事情があるときは、当事者は、その裁判官を忌避することができる。
【則】第12条
2 当事者は、裁判官の面前において弁論をし、又は弁論準備手続において申述をしたときは、その裁判官を忌避することができない。ただし、忌避の原因があることを知らなかったとき、又は忌避の原因がその後に生じたときは、この限りでない。
【則】第10条

第25条(除斤又は忌避の裁判) 
合議体の構成員である裁判官及び地方裁判所の1人の裁判官の除斥又は忌避についてはその裁判官の所属する裁判所が、簡易裁判所の裁判官の除斥又は忌避についてはその裁判所の所在地を管轄する地方裁判所が、決定で、裁判をする。
【則】第11条
2 地方裁判所における前項の裁判は、合議体でする。
3 裁判官は、その除斥又は忌避についての裁判に関与することができない。
4 除斥又は忌避を理由があるとする決定に対しては、不服を申し文てることができない。
5 除斥又は忌避を理由がないとする決定に対しては、即時抗告をすることができる。

第26条(訴訟手続の停止) 
除斥又は忌避の申立てがあったときは、その申立てについての決定が確定するまで訴訟手続を停止しなければならない。ただし、急速を要する行為については、この限りでない。

第27条(裁判所書記官への準用) 
この節の規定は、裁判所書記官について準用する。この場合においては、裁判は、裁判所書記官の所属する裁判所がする。


忌避申し立て事例
http://www.okidentt.com/kabusaiban/kihi1.html
http://www.geocities.jp/secondhandsmokeproblem/sub29.htm
http://lumokurago.exblog.jp/10856677/
http://defense.cocolog-nifty.com/Saiban_Shiryo/70919_Saibankan_Kihi_Moushitate.pdf
http://www5a.biglobe.ne.jp/~bee_gal/kekkan/contents/u_chisai/g_saibankan_kihi.html
http://plaza.rakuten.co.jp/saibankanki/
http://www.eda-jp.com/etc/kihi.html


【除斤又は忌避成立要件資料】
日本国憲法
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM
基本的人権の尊重
http://www.city.kanuma.tochigi.jp/Shimin/Jinken/sl092.htm
第3章 国民の権利及び義務
http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~kazyoshi/constitution/jobun/chap03.html
教育基本法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H18/H18HO120.html
児童福祉法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO164.html


法とは
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1667434751&owner_id=4090144
自戒
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1675731420&owner_id=4090144

bbpro at 06:12コメント(0)トラックバック(0) 

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