BCL日記

釣りのように、「遠距離放送局」という魚を「アンテナ」という釣り竿と「ラジオ」というリールで釣る趣味がBCLです。

カテゴリ: ★★+JST-135

NRD-535 ,JST-135等のリグで使えるBWCユニット(CFL-243)の取り付け方と
外し方です。

CFL-243はBand Width Control(BWC)Unit でフィルターの帯域幅を可変できる
混信除去に大変役立つオプションです。

イメージ 1

このオプションの取り付け方と取り外し方の
情報がネットに出ていないので公開します。

JP5 というジャンバーが CFH-38A 基板の上にあり、
それを切らないとBWCが認識されないようです。

そのジャンバーを切ってください。
(BWCユニットを外す際を考慮してジャンパー自体は取り除かないこと)

BWCユニットを装着して

くわえて

MEMO+FUNC ⇒ 23⇒ ENT ⇒ 1
        
の設定でBWCを認識させることが出来ます。



逆に外すには

BWCユニットを外し

CFH-38A 基板の上にあり、JP5というジャンパーを
半田で繋いで

くわえて

MEMO+FUNC ⇒ 23⇒ ENT ⇒ 0

これでBWCユニットを外しても良好な感度で
受信出来ます。
(これをしないと感度が全く出なくなります)

ご参考にされてください。

ここの隠れコマンド等は実験用です。人から聞いたもので実際の使い方や
意味が分からないコマンドがありますので質問はご容赦ください。
使用に伴うリスクは自己責任でお願いします。

ALL BAND TX
MEMO+FUNC →1→4→0→ENT→1→ENT

CPU RESET
MEMO+FUNC →1→6→9→ENT→1→ENT 、OFF→ON

EXCT ON 
MEMO+FUNC →6→ENT→1→ENT

POWER ADJUST
LPF UNIT CFJ-122-2 APC(RV191) ADJUST 10W↔150W






ネットをチェックしていたらCFK455Jというメタルケースの
セラミックフィルターの在庫を発見しました。

発見したのはZaikostore.comというサイトでした。

送料、代引手数料込みで1,691円で購入しました。
ネットで注文して翌々日には届き、素早い対応で、安い買い物でした。

このCFK455JはAORのAR7030Plusにデフォルトで装着されていたフィルター
ということで、DX能力も高いと思います。

このCFK455Jと現在使っているCFW455KJFA-B0
(以下CFW455KJと略) そして私のR-1000のAMナローで
使われているCFR455H、さらに参考までIC-R75に使われている
CFJ455K5の仕様と比較してみました。
(CFJ455K5はTotal表記を±表記にしています)

     減衰帯域 
CFK455J  ±1.5kHz(6dB)  ±4.5kHz(70dB)   2000Ω  11共振子
CFW455KJ ±2.0kHz(6dB)  ±7.5kHz(50dB以内) 2000Ω   6共振子
CFR455H ±3.0kHz(6dB)   ±7.5kHz(70dB)   2000Ω 11共振子 
CFJ455K5 ±1.2kHz(6dB)   ±2.25kHz(60dB)    2000Ω 11共振子 

上記で見るとCFK455Jは6dB減衰帯域でCFJ455K5に近いことが分かります。
本当はCFK455I位(±2kHz(6dB)) がAMモードで音質と混信のバランスを
考えると丁度良いと思っていたのですが、こちらの在庫は有りません
でしたので致し方ありません。

R-1000のAMナローで使われていたCFR455Hと比較すると帯域がかなり
狭いです。

サイドの混信の切れは格段に良くなると思いますが、音は相当
こもった音になるのではないかと思っていました。

そして本日部品が届きました。

【CFK455Jの画像】
イメージ 1

【実装の画像】
イメージ 2

【換装後の感想】
前回と同様にチェック用にはほぼ一日中一定の強さで入感する
日経ラジオ社短波放送第2放送(3945kHz)をSG替わりに使い
ました。
信号強度の比較にはSメーターを使うよりも耳Sを使ったほうが
分かりやすいので前回と同じように次の基準で確認しました。
(他機種との比較ではほぼ同時に聞き比べて同じ受信状況に
なるようにしてデータを取っていますので、かなり定量的だと
思います)

①音飛びが始まる中心周波数からの乖離(バタバタし始めるところ) 
②ほぼ聞こえなくなる周波数からの乖離(ほとんど音がしない)

結果は次の通りでした。

JST-135
 交換前のセラミックフィルター   ①±4kHz  ②±6.7kHz
 交換後のセラミックフィルター   ①±3.1kHz ②±5.1kHz
 メカニカルフィルター       ①±1.5kHz ②±4.3kHz

NRD-545 
 Wide (BWC 5.6kHz)         ①±3kHz  ②±6.2kHz
 Narrow(BWC 2.7kHz)         ①±1.3kHz ②±4kHz

R-1000
 Narrow (Murata  CFR455H)       ①±4~5kHz ②±6~7kHz             

結論としては①②共狭くなりました。②は丁度NRD-545のWideとNarrowの
中間です。

フィルターを付け替えて聞いてみたところ、意外にも音は良く、
CFW455KJよりまろやかでノイズも少なくなり、低音がしっかりしていて
非常に聞きやすい音調になりました。
AOR AR7030Plusの3kHz帯域のフィルターの音に似ています。

恐らくCFJ455K5よりフィルターのシェープファクター
(6dB帯域幅Bと60dB帯域幅Dとした時、D/B)が大きいので
高域質の音が比較的残存しているので音質がこもらないのだと思います。
その分だけCFJ455K5等と比べると混信除去能力は落ちていると思いますが、
隣接局の混信がかぶる時はAM Narrowモードのメカニカルフィルターで
聴けばいいので、Interモードのフィルターとしてはこれで良いと思います。

ようやく満足しました。
これまでJST135のAM Interフィルターを求めて3つのフィルターを
買ってきましたが、ようやく納得出来るフィルターと巡り合いました。
これまで買ったフィルターは記念に取っておこうと思います。

実装上のアイソレーションを増やすためにフィルター前後の配線の
にフェライトビーズを入れてみました。

フィルター前後の不要なフィードバックがあるとフィルターの通過帯域に
リップルが生じますので、その予防です。

IFフィルターを通過した信号は急激な位相回転を受けているので
それがフィードバックして入力側に回り込むと正回帰となって信号が
強くなったり、負回帰となって信号が弱くなったりとリップルが生じます。

フェライトビーズを入れて、このフィードバックを抑えるようにします。
イメージ 2

イメージ 1
付けた後の聞こえ方ですが、正直良くなったのか分かりません。
ただチューニングしていてリップルのようなものは感じずスムーズに
感じますので、まあ良かったと思います。

今日オークションで落札したMurata CFL455Hが届きました。
これはメタルケースのセラミックフィルターです。
これまでJST-135のAM inter フィルターにプラスチックケースの
フィルターを使っていましたが、早速交換しました。

実装は次のようにしました。

■実装写真■
イメージ 1

このフィルターの特性は次のようになっています。
参考までR-1000のAMナロー(デフォルト)に搭載されている
CFR455HとJST-135で交換前に使っていたMurata CFW455KJFA-B0
(以下CFW455KJと略)と比較してみます。

              減衰帯域               入出力インピーダンス
CFR455H ±3kHz(6dB) ±7.5kHz(70dB)   2000Ω 11共振子  
CFL455H ±3kHz(6dB) ±7.5kHz(70dB)   1500Ω   9共振子
CFW455KJ ±2kHz(6dB) ±7.5kHz(50dB以内) 2000Ω   6共振子 

上記を見ると今付けているCFW455KJよりもCFL455Hは±7.5kHz
での減衰量が20dB以上も大きく、スカート特性が良い
(サイドの混信の切れがいい)ことが分かります。
一方で6dB減衰幅の帯域がCFW455KJより±1kHz広いので
音が良くなると思われます。共振子の数はCFR455Hの11共振子には
及びませんがCFW455KJより多く性能が高いと思います。
特性的にはR-1000のAMナロー(デフォルト)に等しい(但し入出力
インピーダンスが異なる)ものです。

メーカーのCFL455HはCFR455Hの互換品とMurataのカタログに記載が
ありますが入出力インピーダンスが異なる点が気になります。
回路の入出力インピーダンスは2000Ωでインピーダンスマッチング
が取られていたので、入出力インピーダンスが500Ω(+30%)高い
状況です。
残念ながらこれに対する対応策が分からないのでミスマッチのまま
特に対策をしないで実装しました。

これについては村田製作所のホームページに次のような記載が
ありました。

「入出力インピーダンスを規格値より小さくすると中心周波数は
低い方にずれてリップルが増大します。また入出力インピーダンスを
規格値より大きくすると、中心周波数は高い方へとずれリップルが
増大します。しかしミスマッチングによる特性変化はそれほど大きい
ものではなく機種の性能や用途によって幾分異なりますが、
インピーダンスマッチングを 規格値の±50%の値に入れていただ
ければ実使用上は問題はありません。」
 (出所 CERAMIC FILTERS Application Manual 2013.8.20)
一応30%の乖離なので問題は無しとします。

早速聴いてみました。
前回と同様にチェック用にはほぼ一日中一定の強さで入感する
日経ラジオ社短波放送第2放送(3945kHz)をSG替わりに使い
ました。
信号強度の比較にはSメーターを使うよりも耳Sを使ったほうが
分かりやすいので前回と同じように次の基準で確認しました。
(他機種との比較ではほぼ同時に聞き比べて同じ受信状況に
なるようにしてデータを取っていますので、かなり定量的だと
思います)

①音飛びが始まる中心周波数からの乖離(バタバタし始めるところ) 
②ほぼ聞こえなくなる周波数からの乖離(ほとんど音がしない)

結果は次の通りでした。

JST-135
 交換前のセラミックフィルター   ①±4kHz  ②±6.7kHz
 交換後のセラミックフィルター   ①±5.2kHz ②±8.9kHz
 メカニカルフィルター       ①±1.5kHz ②±4.3kHz

NRD-545 
 WIDE (BWC 5.6kHz)         ①±3kHz  ②±6.2kHz
 Narrow(BWC 2.7kHz)         ①±1.3kHz ②±4kHz

R-1000
 Narrow (Murata  CFR455H)       ①±4~5kHz ②±6~7kHz             

結論としては①②とも増大しました。とりあえず前のフィルターで受信を楽しみ
たいと思います。

プラスチックケースのフィルターで6共振子でも帯域幅が±2kHz(6dB)という
こともあり性能は良いようです。

↑このページのトップヘ