中高年の就職!成功する転職活動【公式ブログ】

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2016年10月

ハローワークを軽く見ない

ハローワークに求人を出している企業の多くは規模が小さく、給与条件は安く、休暇が少なく、無名である事が多いです。

しかし、

全てがダメな企業というわけではなく、いずれは店頭公開や上場を視野に入れている企業も少なくはありません。現在の大手企業も最初はハローワークで社員を募集していたのです。

中高年の転職には、ハローワークを軽視することなく、フルに活用するようにしてください。
ハローワークの良い点は、通常の求人広告とは違い求人票に記載されている情報が豊富であることがあげられ、企業に関する数字やデータは全て記載されてます。

なかなか回復しない不況の中、求人を募集するというだけでも強い企業であると考えるべきです。

又、ハローワークの求人は、他の求人媒体に比べて、明らかに反応が悪いので、少々年齢が高い人でも門戸が開かれる求人も少ないという点も中高年の転職向きであると言えます。

ハローワークは雇用保険を受け取る場所。と、短絡的にとらえず、積極的に利用してください。

中にはそんな事はわかってる!十分利用しているがそれでも決まらないんだ。という方は、自分の売り込み方が下手なのかもしれません。

今一度、ご自身の能力を棚卸し、職務経歴書を改善していきましょう。

受かるための書類の書き方をプロが伝授

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中高年が狙うべき求人広告

なかなか面接につながらない中高年の転職にとって、狙うべき求人広告は、「小さい」求人広告です。

つい見落としてしまいそうになるくらい小さな求人広告です。

その中でも、給料が20万円程度なら申し分ありません。
こういう企業は、ほぼ無名ですので、応募者が非常に少ないのが常で、せいぜい絶対に採用したくないような人が5〜6人応募に来るくらいです。

こういった求人広告に、あえて応募するメリットは、応募者が極端に少ないので、他の応募者と比べて自分が目立つことです。

しかも、給料が20万円程度ということは、あきらかに若年層を狙った求人広告ですので、中高年層が応募してくる可能性は極めて低い為、ある意味とても穴場なのです。

よくあるケースとしては、このような求人広告で若手の営業を募集してみたが、当然応募者が少ない。応募があってもご遠慮願いたい人ばかり^^;

そんな中で、この給与で一人だけ48歳のベテランから応募あり。

面接してみたら、なかなかの好印象で給料は20万でOK!「ただし能力が証明されたら昇給を検討」で構わないと言う。そこまで言うなら余程、即戦力の自信があるのだろう。

で、

即採用!半年後は立派に実力を証明し、臨時手当をもらい、翌年から年収600万円で再契約。

実は、こういった成功例が少なくはないのです。

リスクはもちろんありますが、あえて、こういった求人広告に応募し、将来に希望を託して少しでも早く就職を決める事が、中高年の転職には必要になります。

誰も応募を考えないような企業にトライする方が、成功の確率は上がります。
面接になかなか呼ばれないことの要因には、あなたがリスクを取らない他人と同じ行動パターンになっているからかも知れません。

↓ こういう誰もが応募したくなる求人広告にはご注意ください。

参考記事⇒ 甘い求人詐欺にご注意

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こちらから開示してみましょう【家族の事】

欧米の履歴書には、写真を添付する欄もなく、性別や年齢を書く欄もありません。採用の決定に当たっては、プライベート情報は一切選考の材料にせず、あくまで本人の職務経歴と学歴だけを審査するという考えが徹底しているからです。

日本の履歴書は、そこまでいきませんがそれでも履歴書が欧米化してきています。

では、

採用側は、応募者のプライベート情報に関心がないのでしょうか?

答えは、NOです(笑)

応募者のプライベート情報は、関心事項のトップレベルと言ってしまっても過言ではないでしょう。

応募者のプライべート情報は聞かない。のではなく、タブーだから聞けないのです。
配偶者の職業や、子供の通っている学校、どういう家族に囲まれているのか?本当は聞きたいハズなのです。

そこであえて、応募者からプライベート情報を開示してみてはどうでしょう。
出来る人は、こういった事も抜け目ありません。
履歴書や職務経歴書とともに、「家族紹介」といった書面もしっかり同封しているのです。

なぜなら、

自分の家族情報をすすんで開示することで、採用側の興味を引くことが出来るからです。
面接で家族の話題に花が咲くことも考慮しているのです。

とにもかくにも、中高年の応募者は、面接に呼んでもらえる事が大切です。面接を前に家族に関する情報をあらかじめ伝えておくことが、書類選考に有利に働くことが十分あり得るのです。

なんだかんだ言っても、人間は感情に左右される動物です。

最終的には、気に入ったかどうか?そして、好きか嫌いか?で可否が決まる事も少なくありません。

家族情報を自己PRの一環と考え、採用側に好印象を与える材料として、積極的に活用してみましょう。

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意外な落とし穴【通勤時間】

採用の当落線上においては、通勤時間が命取りになることがあります。
『通勤時間が長い』ということは、中高年層を採用する側にとっては一つの不安材料に十分なり得ます。

一般的に、通勤時間が1時間30分を超えると、採用担当者は「通勤手当の増大」「通えるのか?」「残業はできるのか?」と考えてしまうものです。

もし、通勤時間(2時間以上)が長くなる場合は、履歴書に不安材料を払拭するためのコメントを必ず書いておきましょう。
書き込みスペースが少ない場合は、メモを添付しても構いません。この場合、メモの裏側には必ず氏名も記入してください。

例としては、

「2時間以上の通勤を10年以上続けた実績があります。」

「通勤時間が少々長いですが体力的にも全く問題ございません。」

「会社のそばに転居することも可能です。」

こういったコメントが後々、必ず活きてくるものなのです。
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転職回数の多さを強みに変える【2】

前回の記事では、職務内容が一貫して同じで転職回数ではなく「転社回数」が多い方の強みを述べましたが、今回は転職回数が多いうえ職種も変わってしまっている方の場合についてです。

この条件で、普通に攻めては確実にマイナスイメージになります。
会社を移るたびに職種も変わっているわけですから「ひとつの仕事に集中できない」「こらえ性がない」「あきやすい」「自分勝手」といったレッテルが貼られやすいからです。

では、

どのように攻めれば良いのでしょうか?


多くの職種経験がある事を『多種の専門能力や経験がある』と置き換えてアピールするのです。
私は「営業」もでき「経理」もできる等、複数の職種で能力を発揮できることを強調してください。

書類では自己PR書を別途作成し、異なった会社で異なった職種を経験した事が、相乗効果となり、例えば互いの部門での橋渡し役といった仕事もできます。かつ、いずれの職種でもかなり高いレベルの専門能力をもっていると自負しています。」といった文章に加え、ぜひ入社したい。という熱意も伝わるような内容を書き込んでください。

職種が多く変わっていることを短絡的にマイナス要因とせず、むしろ、複数の職種経験者としての「売り込み」をすることさえ出来れば、転職回数の多さを大きなプラス要因にすることも可能なのです。

転職回数が多い人ほど、

自分がどれほど「お買い得」であるかを大きく訴求すべきなのです。
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