解雇された事を『弱み』に感じ、採用試験では不利に働くと感じている人が少なくないようです。
「仕事ができない」「欠陥がある人間」などと思われやしないか。と心配するのです。

ですが、

採用側では「解雇」にの事実に固執しない。というのが一般的になっていて、仕事が出来ない人というよりも、リストラに遭った被害者と受け取られるようになっています。
これは、追い込まれてもギリギリまで人員削減には手を付けず、いよいよダメになった時には、一度に大量解雇するという日本企業独特の体質が認識されているからでしょう。

ですから、

絶対に、解雇されたという被害者意識を出してはいけません。

「会社をやめた理由は?」と問われたら、出来る限り簡潔に「リストラです。」「事業縮小の雇用調整の対象になりました。」「希望退職に応じました。」等と答えた方が好感が得られやすく、自分を解雇した会社や上司の痛みについての理解を示し、人柄がよく潔い態度を伝える事で、弱みが強みになります。

解雇された理由は、事実だけが反映されていればOKですので、そのことを延々と説明することは避けて下さい。

解雇されたことは弱みではありません。考え方一つで強みになります。
早期退職制度を実施すると、優秀な人や自信のある人から順番に辞めていくと言われています。
指名解雇された人も同じように考えて下さい。

「解雇」はむしろ「チャンス」と捉えられるようになりましょう。

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