現在、国民年金の保険料は平成29年度まで段階的に引き上げられていくことになっています。しかし、定額の保険料となっている国民年金の保険料において、被保険者の負担能力に応じた設定を行い、被保険者が納付しやすい環境整備を図る必要があるため、今年の7月(つまり明日)から国民年金保険料の免除制度が拡充されます。
具体的には、「全額免除」と「半額免除」の2段階となっていた保険料免除制度に、新たに「4分の1免除」と「4分の3免除」の2段階が追加されて、被保険者の所得水準に応じた多段階(4段階)の免除制度となるということです。
というのが、簡単な制度の説明なのですが、さて、これを知っている人はどれだけいるでしょう?
大体、法律を作る国会議員すら支払せず、生活保護よりも少なく、社会保険庁のあの不正行為ですでに何の信頼もない国民年金でいまさら免除?って感じです。
もちろん、免除であれば、障害年金や遺族年金にも絡む可能性はあるのですが、老後の保障ってことになると、「意味無し」と言われても反論できません。
結局、数年後には、消費税10〜15%でまかなうことは分かりきっている中で、どうして「100年安心年金」と言えるのでしょうか?
少子化の一番の問題は、将来設計の出来ない中で子供など産めないと言うことなのです。宝くじじゃないんだから「産んだら何ぼ出します。」という政策ではなく、年金も含め、将来の設計がきちんとできる社会保障を持った改革でなけれな、いくら「骨太」といっても役所と議員だけが「太る」だけのものなのです。
私たち国民が、この国に審判を下さなければならないのではないでしょうか?
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今日の一言「強い意志をもとう」