変化し揺らぐ私たち、それをまとめるカラダ

わたしが「舞」に出会ってから
ずっと
大切にしていること。。。

天麻那舞の大切にしていることのひとつとしても
この玄侑和尚の言葉を引用させていただいておりますm(__)m

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「個性病から立ち直って」

だいたい君たちは、小さいころから「個性」を求められすぎてきた。
アイデンティティがあると信じ込まされてきた。
少しばかりできる教科や技能を個性だと思いこみ、ひたすらそれを伸ばしてみたが、
就職しようにも募集がない。
もしかすると、改めて総合性を目指す君たちの様子が、
大人たちには病気に見えるのかもしれない。


どうかできるだけ早く「個性病」から立ち直り、
本来の揺らぎ続ける自己をそのまま肯定してほしい。
八百万の神という並列する価値観は、じつは君たちの中の無数の自己のことだ。
無理なアイデンティティを求めてかい離するのは国家だけに任せ、
君たちはもっと自由に変化を楽しんだらいい。


変化し、ゆらぐ君たちをまとめてくれるのは間違いなく君たちの体だろう。
体には君たちの理性では理解しきれない力が眠っている。
心の悩みや苦しみの多くは、身体のしこりや歪みから生まれるものだ。


ついでに云うと、「未来を生きる」なんていうけれど、
君たちが生きるのは常に「いま」だ。
「いま」は感じ味わうことで君のものになる。
思考を始めた君はすでに「いま」にいないのだ。


とにかく何も考えずに没頭でき、しかも身体を使うことを何か一つ、継続的にしてほしい。
継続は習慣になり、習慣が体に染み付くとやがて品格が生まれる。
君たちの未来を拓くのは、その品格なのである。


（「玄侑和尚と禅を暮らす」
　http://www.genyu-sokyu.com/ichiran/tan07_5.html　より引用）

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玄侑和尚さん　はっ！とするいい言葉たちが並んでいます
http://genyu-sokyu.com/


”本来の揺らぎ続ける自己”


舞をするようになって気づくようになりました。

いくら同じ型や振りの舞だとしても
その時　その場所

刻々と移り変わる状況にあわせて
カラダを空間にまかせてゆくことでしか本当の舞ができません。

自分の型にこだわって
「いま」という時間に乗り遅れると
カラダはすぐに中心を失ってしまって舞がくずれてしまいます。

いつも　瞬間瞬間　その確かな中心は揺らぎ続けているのです。

だから

揺らぎ続けていいんだと

それが自然なんだとカラダで知るようになりました。


そのもの　そのものの存在の美しさは
すべては　
いつも変化し　揺らぎ　流れていく中で
その中心に座しているときだけ
放たれるものなのかもしれません(*^_^*)


私たちはカラダがあるからこそ　
その”空間”を知るのです

そして”空間”は
”時間”とセットで切り離せないものです


「心」はころころ　感情という揺らぎを持ちますが
自分のカラダも一緒に静かに見つめていると
感情にどっぷり振り回されずにすみます(^^)

すべての出来事を
大きく「エネルギー」というひとくくりで見れば
カラダのどこか滞りもまた　
いろんな外側の出来事の滞りと繋がっています。

ぐるぐる悩む自分のエネルギーを発散・解放してくれるのも
案外
カラダの役割はとてもとても大きいのです。

そして「頭」
頭を使いすぎると　
誰もが呼吸機能関係が緊張してしまい
どうしても呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなると
よけい　
答えの見えない　答えに行きつかない考えだけが
ぐるぐるして
あなた自身を束縛していきます。 

緩む・・・大事です。

カラダで感じること

カラダから受け取ること

もっと思考から自由になりましょう

カラダを慈しみ
カラダを響かせ
カラダからの体験を大切に。。。

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（一社）日本燦々『天麻那舞』では
ともに舞をし、奉納くださる方　お待ちしております

天麻那舞（あまなまい）」は、東京以外に
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無限の無限のありがとうございます

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。(^^)。村上　舞那（むらかみ　まな）

Comments

[1. inoue shizuo]

確かに、西洋では個性を求められますが、本当に『個性化』への道を歩むのは大変なことですよね。ユングは、人生の前半は、社会への適応、後半は自己への適応、と言ってますが、踊り（インド舞踊バラタナティヤム）やボディーワーク（竹内レッスン等）をやっていると、本当に、個性的に生きるというのは、外からの養成ではなく、そのようにしか生きられない何者かが自分の中から生まれ、周囲との葛藤の中で少しずつ確立するものだと思います。個性化が求められるようになったのは、ここ２０，３０年ほどでしょうが、学校の先生自体が個性的に生きていないのに、生徒にそれを求めることはできません。昔、源了円しの『型』を読んだことがありますが、まず形から入る、しかる後にでも、その人の個性が出てしまうものであって、端から個性を求めるものではありませんよね。是非いつか舞をみたいですね。