くつろぎの部屋。
posted in 23:16 2006年07月01日 by beautypie0919
みなさんのココロには、
「くつろぎの部屋」、ありますか?
今日、7月1日に、行ってきました。
見つけました。
・・・くつろぎの部屋。 (クリックhere) @たばこと塩の博物館。
東京陶芸家 辻厚成氏の 企画展が、
5月20日から7月2日(明日!!)まで
開催中なのです。
開催場所が、たばこと塩の博物館ということもあり、
葉巻用のアッシュトレイや、パイプヘッドの陶器作品が多かったです。
YUK@は、ラッキーにもグッドタイミングで
チケットを知り合いの方に頂いたので、
お友達サンと行ってきました。
ところで、
YUK@パパは、大学時代に陶芸を始め、
今では時間に余裕ができたマミィまでも陶芸にハマッってるんですねー。
(YUK@の知らないうちに、工房を作るというマル秘な計画も進行中。)
そんなこんななので、YUK@も陶芸には興味あり、
辻氏のお名前は知っていました。
ということでー
7月1日まで6回にわたって、
くつろぎトーク《辻厚成と仲間たち》
辻厚成プロデュースによる多彩なゲストとくつろぎ談議
という とってもお得なトークショーまであったのです。
過去には、あのLEONやNIKITAの編集長で有名な岸田氏も参加していたり・・
多岐の分野で活躍されるアーティストらが勢ぞろいで、
とても豪華だったようです。。
しかも for free.(無料)
そして、第6回目のこの日は
陶芸二代 親子対談「今日まで、そして明日へ」
というテーマで、辻厚成氏と、そのご子息の辻厚志氏(造形陶芸家)の
対談でした。
ご存知の方も多いかとは思いますが、
辻厚成氏は、「厚成紅(こうせいあか)」という鮮やかな赤色(クリムゾン)の
作品で有名です。
(この赤色は、生で見ると もーっと、むちゃくちゃキレイでおいしそう。)
一方、息子さんの辻厚志氏は、
お父さんと同じアトリエで作品を創っていますが、
全く違う味のある彫刻っぽい陶芸を得意としていらっしゃいます。
お父さんが「赤」をキーカラーにするのに対抗するように、
息子さんは「黄」を
モチーフにした作品が多いのだとか。
対談中も、親子、中睦まじい様子が、うかがい知れました。
そして、YUK@がぐっとココロ惹かれたのは
お2人とも 陶芸を通して、
何らかの形で社会貢献をしようという目標を持っていらっしゃること。
厚成さんは、病院や学校などにARTを置くことで、
ひとりでも多くの人のココロを元気に、そして豊かにしたいと。
「日本の病院は、あまりにも無味乾燥状態だから・・・
ハワイの病院のように、ARTを置くことで明るい感じにしたい」
こう語ってらっしゃいました。
厚成さんの作品は、確かに癒し系な感じがします。
まーるっこい、温かい、愛おしいような
そんな印象を受けるものが多かったです。
厚志さんは、現代のエネルギーをうまく再利用して作品を創りたいのだとか。
「せっかく東京で陶芸家として生活しているのだから、
東京のごみから出る灰を使って作品も創ってみたい」
実際、葉巻の灰を釉薬に使用した陶芸作品はもう完成しており、
展示されていました。夢の実現も近そうですよね。素敵です。
「もし、陶器が地球の周りを一周してくることができたら、
太陽のエネルギーを利用して焼くこともできるかも」
とおっしゃってましたが、もう考え方がスペースワイドですょね。
YUK@は、てっきり「陶芸とは、何か」という
薀蓄をかるーく聞けるのかと思っていたら、
予想以上に、中身の濃い、深い、そして
奇想天外な発想を思い知ることができる
イロイロと「考えさせられる」時間が
ゆっくりと流れました。
心身ともに、くつろげる
まさに「くつろぎの部屋」が、そこには広がっていました。
・・・そういえば、「YUK@’s くつろぎの部屋」って?いっぱいあるかなー。
その中で、パッと思い浮かんだのが、
ロサンゼルスに住んでいた頃に、みんなで住んでたアパート。
いろんな人が毎日、たむろってた
あの場所。あの時間。あの空間。
よかったなー。
あの部屋があったから、今のYUK@があるのです。
アナタにとっての
「くつろぎの部屋」って
どこですか?
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この記事へのコメント
たばこと塩の博物館の前を通ったyo
「なんだここは!?」
と友達と話してそのまま通り過ぎましたyo
あらあら、
結構、あそこって
いつも面白い展示がしてあるみやいだyo.
今度、ふらりと行こうyo.笑。