企業さん、個人のレストラン、自社で食品の検査を実施する店舗さんが増え、安全な食を求める消費者にはありがたい限りです。
ただし、検査器導入と言っても検査器ごとに様々な性能や限界があり、
全て鵜呑みで信じる・・・・と言うわけにはいかないようですね。
違いをちょっと見てみましょう。
各種検査装置の比較
ゲルマニウム半導体検出器 10Bq/㎏程度(測定対象、測定時間により異なる。)
NaI(Tl)シンチレーションスペクトロメータ 20Bq/㎏程度(測定対象、測定時間により異なる。)
NaI(Tl)シンチレーションサーベイメータ ---------------------------------------
●ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー
ゲルマニウム半導体検出器は、NaI(Tl)シンチレーション検出器と比較してエネルギー分解能が優れており、γ線を放出する多種類の核種を同時に測定できます。測定装置や測定法、スペクトルの解析方法などについて示されています。
試料は生のまま、または、乾燥・粉砕などを行い、マリネリ容器などの測定容器 に詰めます。この方法では、γ線を放出する数種類の核種を同時に測定できます。NaI(Tl)シンチレーション検出器は、ゲルマニウム半導体検出器と比較 してエネルギー分解能は劣りますが、計数効率が高く、また、検出器部分を液体窒素で冷却する必要がなく維持管理が容易です。
さて、こんなサイトも参考になるかもしれません。
ビジョンバイオ株式会社では下記の放射能検査を実施しています
※ベラルーシなどにおいて、チェルノブイリ事故後、
ロシア政府は各自治体に食品検査器を設置しました。
各地の学校医に検査の資格を取らせ、
誰でも簡単に近所の検査場で家庭の食品の汚染検査ができるしくみを地域につくりあげたのです。
日本政府が国民の安全を軽視する以上、企業、個人の事業主さんのご尽力に頼るしかないのです。
消費者の声をくみ上げて闘って下さっている食のプロの方を
これからも応援したい・・・・。
お互いが少しでも安全な生活が送れるように・・・・。
少しでも早い事故の収束を心から願い続けます。
※あくまでも素人の情報です。
問題提起と捉えていただき、各自で詳細はご確認いただける事をお勧めします。
専門家、機器をお使いのお詳しい方からのご意見はぜひお待ちしています。