COSPLAYED1〜TSD区民館編〜
COSPLAYED1〜TSD区民館編〜[ミントチョコレート]

清楚な女賢者の敗北エロ&うんちな前作RPG[SACRED INNOCENCE〜敗北クエスト〜]の感想を書かせて頂いたのですが、「今度のRPGは露出系ミニイベント多めかーいいなー、いいなー」とツィッターやこのブログでこぼしてた所、作者さんから製品版を頂けました…!(すみません…)

なのでさっそくプレイです…!

これが露出専門のRPGだ!


前々からエロRPGの露出要素にやや不満があったのです
全裸になるだけが露出じゃないだろうとか、裸で話し掛けても(そもそもこの行為自体がナンセンスですが)「ふえぇ~」でお咎め無しに済まされる物が多かったり。


▲初めは喪女なのでチェック柄なのだ(すでに可愛いけどね…)

本作はコスプレ露出として、オタクの喪女が「派手なコスプレに着替えて、更衣室を出る(初めて人の目に晒される)逃げ出したくなるような不安」や
「初めての撮影を経て、まだ胸が高鳴ってる興奮をクールダウンする…」といった心理描写がすごく丁寧。
メディアではイケイケなコスプレイヤーばかりが注目されますが、やはり初めは誰しも怖いんだなぁ、なんて頷かされます。

全てのCGは背景・衣装ともに丁寧に描かれ、現代・コスプレ露出ならではの雰囲気を底上げ。
だからこそ主人公がとても可愛く映えるし、注目を集める快感と全てをさらけ出したいMな揺らぎに、昂ぶるのですね…。

エロRPGのあくまで一要素、ボタン一つで着脱する露出とは凝り方が違い、”さすが専門作品は違うな…”と。

バレるかもというスリルと、ドキドキしつつの妄想と…。素晴らしい露出エロシーン


それは”犯されちゃうかも…”みたいな妄想に耽りつつ、パンツを見せて興奮する一周目を現実とし、
「脅され、泣きながら強制露出させられる」「潮を噴きながらお立ち台でダンスさせられる」過激な二周目をわざわざ”アナザーストーリー”と前置きしてる事からも窺えます。


▲選んだ衣装はラブライブ。「可愛いとか言われたの、幼稚園以来だよ…」と見られる快感に目覚めていく描写も抜かりなく…。

確かに二周目の方がシコには向くのですが、露出としてはバレるかも知れないリスクに踏み出す少女のM心理こそが垂涎であり、それらはまったく「別物」という扱い。そのこだわりがある訳です。
(実際、一周目の異様な可愛さと興奮に比べ、二周目は破滅的な目に遭わされつつも”そこまでされちゃうと、何か…”と冷める気持ちもありました。
しかしDLsiteのレビュー見ると、”二周目こそ本番”という方も居るので、難しいところ)

Hシーンには非常に満足でした。
このサークルさんは過去作も露出・羞恥を得意としていますが、まさに”伝家の宝刀”を抜いた感じ。



一番自分が好きなシーンを例に取ると(体験版で見れます)
男子トイレの個室に潜入、「どれだけ濡れてるか」指で確認するつもりが、気持ちよくなってしまい「全部絞り出しちゃった方が、今後の為かも」と完全にオナニーへ移行。
快楽に言い訳しつつ流される様と、しかもただの自慰じゃなく「バレちゃいけないオナニー」なんだ、と自分がいかに変態的なことをしているか客観視して、興奮を煽る確認描写。
そして「一度だけでいいから、おまんこ気持ちいいって叫んでみようかな…」とより快楽を求める姿勢。


▲初撮影のあとのドキドキを噛みしめる…。かわいい

以後、人が入ってきてドキドキ声を潜める、
なかなか出て行かないのでガマンできずに再開、ここも「少し間を開けてからのオナニーって何か余計に気持ち良い気がする…」という強調に、
過去一度だけ味わった事ある、本気イキが来ちゃう、本気イキだと絶対漏らしちゃうからガマンしなきゃ…という「がまん」+「でも気持ち良すぎて止められない」という盛り上がり。

これだけめまぐるしく動く状況を1シーンの中に入れて、しかも全てエロさに繋げるのは、大変心ゆくものがあり。
着衣・女性のオナニー好きとしてはギンギンにツボでした。

物陰で露出だ! ボタン押しっぱなしでLVをあげろ!


もう一つ、”行動が広がっていく”感じがエロゲとして面白かった。
ゲームの流れとしては、露出ボタン押しっぱでスカートをたくし上げ、人に見つからないようにしつつぐんぐん羞恥度アップ、LVが上がればあちこちに新しいエロイベントが出現…というもの。

 
▲周りを確認、えいっとスカートをめくっちゃう露出へ…(かわいい)操作に反応する部分が凝ってるのは、ゲーム的にも嬉しい。

そしてそのエロイベントが更なる行動に繋がる…、
例えば自分より大胆な露出をしている女性を見つけて、自分もノーパンを試せるようになり、そしてノーパン露出を条件にまたあちこちにイベントが…と”イベントと新行動がワンセット”になってるのが良かった。

これは毎回の敗北エロを見て回る、いわば直線構造だった前作とは大いに違う所だなと。


▲着せ替え

また露出ADVだとどうしても後に行くほど過激系にならざるを得ませんが、こちらはRPGという事で、自分の足でシチュを見つけて露出する感覚に割と整合性というか、別のシチュ同士が地続きな興奮があるなあ…とも思いましたね。

序盤~中盤くらいがピーク?


ただここも二周目に入ってからは、服装+羞恥度+場所の組み合わせという、よくある「イベント条件の答え探し」な感じになってしまったのは寂しかったかな…
(エロ箇所のヒントキャラも、もうちょっとぼやかして伝えても良かったような…。
ただスク水+プールならヒントの出しようもありますが、結局パンツの有無とかでは難しいのも分かる…。
場所にもう少し、特徴付けが足りなかったかも知れません…。
衣装が少し違うとメッセージ補助が出るとかの工夫も感じましたが。
羞恥度が足りないとフキダシアイコンも半透明とかあっても良かった気がしますね)

 

私的には、体験版+αくらいの範囲が至極だったため、少し残念でしたが(二周目は既存差分のエロシーンも多い)
そこが露出モノの難しさでしょうか…。

プレイ2時間弱で回想80%くらい。
この内容で1000円を切るというのは、良い物を見たなーと感じました。