また新しい設備を導入するか悩んでいます。
価格は定価560万・・・(何の設備かはYouTubeで報告します)

今年の初めにもスポット溶接機【スーパープント】を導入したので
これを導入したら、2024年の前半でザックリ1000万円の設備投資になる
(リースやローンでは無く、いつも現金買取なので)

大手や資本力のある会社なら、何も考えずに導入するのだろうが
実際、中小零細の零細に当たる会社からすれば大きな金額だ

だからこそ導入のタイミングや導入の意味をスタッフ全員が考え
この設備を導入する意味や効果を理解する事が絶対条件になる


よくディーラーなんかだと、そういった大きな設備が何台もあったりする
資本があるので、新しい物をどんどん導入しているみたいだが
実際に使いこなせる人が現場に何人いるんだろう?

ディーラーの鈑金塗装スタッフは
工場は広くて綺麗だが鈑金のハンマーすら自前の物を持っていないと聞いた事がある


実は以前、大手ディーラーの鈑金スタッフと会話する機会があって
そのディーラー勤めの彼が僕に放った言葉に驚いた


彼『BICチャンネルはあんまり見て無いんですスミマセン』と言って来たので
僕『別にいいんだけど何で?参考にしたいから理由を教えてくれない?』と尋ねたら

彼『僕の仕事と関係無いからです』と言って来た

最初は、ブラックジョークかガッツリ、マウントでも取って来てるのか?と思ったが


予想と違った

彼が言うには、BICチャンネルでやってる様な凹みや事故の損傷は
下請けか外注に全て振っているそうだ

内製工場で受けているのは軽鈑金と言って【エクボ】や【傷のみ】の簡単な作業で
仕上げれる仕事しかしていない

なので、BICチャンネルで紹介している事故の修理や損害の修理は
もはや別業種で自分には関係無いので見ても意味が無い

こういう事だった・・・


でも彼の働く環境には・・・

数百万する溶接設備やフレーム修正機が沢山ある

『それはどうしてんの?』と聞くと
『電源の入れ方も知らないので分からない』と言う事だった


実はこれディーラー以外の工場なんかでも結構あるあるなんです
(さすがにディーラーは驚いたけど)

大きな設備を入れても人材が付いて来ない、古い職人は使わない、
それを見た若い子も先輩に気を遣って使わない
1回使っただけで『使い辛い』『使い難い』など理由を付けて使わない


経営者は『工場がカッコ良くなる』や『仕事が増える』『これで売り上げ上がる』などの
安易な考えで『導入すれば自然と現場は使うだろう』

みたいな何の根拠も無い、希望的観測でミスリードしてしまい


結果、導入後すぐに

その設備は物置になる


そんな会社は結構ありますし、散々見て来ました


なので僕は設備を入れる時はめちゃくちゃ慎重になります
そして滅多に無いチャンスだと捉ええています

例えばドラクエで言うメタルスライムが表れた様な感じです

何をするかと言うと

ここぞとばかりにスタッフと話し合います
この設備を導入するにあたり
お客さん側にはどういった効果があるかを説明した上で
現場側にとってはどんなメリットとデメリットがあるか

そして

今回はその設備が近畿圏で無いとの事だったので
関東まで交通費20万円かけて朝6時から
休日に現場全員と実物を見に行って来ました

実際に触って見て、実車で試させて頂き
その上で緊急会議です


当然、設備の事を話し合うのがメインテーマですが
仕事に対する熱量やどこを向いて仕事しているかを確認したり
どんな事を考えてるのか
実はそんな会議中の会話の中に本音がポロっと出たりします

そこを見逃さず拾い上げ、次に繋げる様にしています

この業界は定例会議やメンタルヘルスからほど遠い業界だけど
BICはそこにエネルギーを注ぐ様にしている

一見無駄な時間にも思えるが、実は一番大事なことだったりする

今回は現場からメリット・デメリットもいっぱい出て結論が出なかったので
最終、賛成・反対に〇をして投票する(匿名記入)方式を採用し
多数決で決める事にした

そして全員で投票した結果・・・

全員『賛成』

560万、購入決定。


設備紹介は来月放送予定。
YouTubeお楽しみに!!ではいってらっしゃい!



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